これらすべては、母親が大好きで甘えているサインなのです。
面倒がらずに、少しの時間でもいいのでその都度対応してあげるのです。
子供が母親に甘える理由
いつも母親に甘えている子供や、自分で何とかできていたのに急に甘えてできなくなったりする子供など、甘える状況や理由も様々です。
その理由とは、
①スキンシップを求めるためです。
常に甘えている子供は、何事にも敏感で常に不安を抱えている子供でしょう。
すぐに抱っこを要求してしまい、スキンシップを求めてしまうのです。
スキンシップによって安心感を得たいためです。
大きくなっても膝の上に乗ってきたり、腕を掴んできたりするのです。
子供にとっては、安心できる最高の時間なのです。
②自分に愛情があるかを確かめるため。
いろいろと質問攻めをすることもあります。
信頼している母親は、ちゃんと質問を聞いてくれているかを確かめているのです。
聞いてくれていることで、自分に対する愛情を確認しているのです。
③我がままを言いたい時。
自分でもいけないことだと分かっていても、母親をこちらに振り向かせるために、あえて我がままを連発するのです。
兄弟ができた時などは、新しい赤ちゃんに愛情が注がれていることに不安を感じて、我がままを言うことが多いのです。
新しく幼稚園に入園するとか、小学校に入学する時など、ちょっとお兄ちゃんやお姉ちゃんになったので、母親も安心して手を抜くことがあるからです。
こんな状況で、ちょっと不安を感じると、すぐに甘えの行動に出るようなのです。
母親の愛情を確認するため
これが大事なポイントなのです。
子供にとっては、母親は一番信頼できて安心できる人間なのです。
ちゃんと自分の世話をしてくれて、言うことを聞いてくれる存在なのです。
自分への愛情は人一倍と信じているのです。
だから、この気持ちに自信が無くなってしまうと、自分に対する母親の愛情を確かめたいのです。
だからいろいろと甘えを言ってみて、確認しているのです。
心を育てる過程で大切
甘えは、全てが悪いことではありません。
時には甘えさせてあげることも大事なのです。
子供が母親に甘えるのは、母親を信頼していることと、母親の側にいることは安心できる場所だからなのです。
母親が側にいる時には、危ないことや悪い人から守ってくれているのです。
だから、甘えにもきちっと応えてあげることによって、自分を認めてくれていると感じ取って満足するのです。
自分の存在をしっかりと認識できるのです。
もしも、甘えさせないでいると、つまり甘えを認めないでいると、自分は受け入れてもらっていないと感じて、不安になって何かと攻撃的になってしまいます。
兄弟を叩いたり、押し倒したりと凶暴にもなってしまうのです。
甘えさせることは、心を育てる過程では大切なことなのです。
ただし、子供ができることを何でも助けてしまったり、欲しがるものを何でも買い与えることは、甘やかしになります。
そこのところは、しっかりと線引きをすべきなのです。
母親以外にも甘える子がいる
子供は、自分の母親からの愛情が足りないと感じると、様々な行動を引き起こします。