CoCoSiA(ココシア)

甘える子供の5個の心理と対処法(続き6)

人への依存心が高い

母親以外にも甘えるという子供は、母親の愛情以外の人の愛情も受けることができるようです。

もちろん、一番の愛情は母親の愛情なのですが、それが今得られないと直感すると、すぐに他の人に甘えることができるのです。

最終的には母親も自分を構ってくれると信じているので、一時的に他の人に甘えるのです。

愛情だけでなく、何かをしてほしいとか、何かが欲しいという願望であれば、他の人でも叶うことも分かっているのです。

自分の願望を叶えるためには、他の人も利用することを覚えているのです。

子供ながらに、人への依存度が高いのです。

自己中心的で自分に注目して欲しい

母親からの愛情が少ないのではと感じると、子供は母親の愛情が欠けているよと知らせるためにいろんなサインを出します。

まずは、自分の存在を母親に再認識させるためにやたらと甘えてきます。

それも無視されると、自分の大切なものを放り投げたりして壊したり、何かにつけて怒りっぽくなるのです。

常に反抗するようになって、わがままになります。

平気で嘘をついたり、兄弟喧嘩をしたりします。

「いい子さんだったのに、どうしたの?」と聞いても、ママを拒絶したりするのです。

何事も自己中心的になってしまいます。

つまり、自分に注目してほしい、忘れないでほしいという不安からおこる現象なのです。

甘える子供への対処法

どんな子供も、必ず甘えてくるものなのです。

子供は、甘えるものなのです。

つい忙しいと、「何をそんなに甘えているの?」とか、「いつまでも、甘えていてはいけませんよ!」などと叱ったりします。

甘えてくる子供を、邪険に扱ったり叱ったりしていませんか?こんな時には、必要以上にきつく叱ったり、逆に甘えさせて過保護にしてはいけないのです。

何回も言いますが、甘えは親の愛情を求める表現なのです。

上手く言葉では言い表すことができないので、足にまとわりついたり抱き付いてきたりするのです。

自分の存在価値や親の愛情を確認しているのです。

子供が甘えたい時期には、思い切り甘えさせることも重要なのです。

なぜなら、甘えていい時期に思いっきり甘えた経験がある子供は、自分にも自信を持つことができ、自立も早くなるようです。

甘やかすのではなく、必要な時だけは甘えさせることなのです。

それ以外は、しっかりと自立を促すことが重要です。

褒めることが大事

必要な時に十分に甘えさせておいて、それが終わると子供の良い行動に対して、しっかりと褒めることです。

これをすると、しっかりと褒めてもらえると覚えさせることです。

褒めるという行為の裏には、愛情も感じているのです。

すると、今度はしっかりと褒めてもらおうと思い、良い行動をしっかりとするようになるのです。

そして、褒めてもらって親の愛情を受けることになるのです。

その時には、スキンシップも欠かせない手段です。

甘えなかったことに対してたくさん褒める

甘えるのではなくて、良い行動をすればしっかりと褒めてくれる。

つまり、しっかりと愛情を感じることができるようになるのです。

甘えなかったことに対してたくさん褒めてもらえることも覚えるのです。

これは、甘え以外でも愛情を受けることができること、しかもいっぱい褒めてくれることで、自信もついてくるのです。