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甘える子供の5個の心理と対処法(続き7)

徐々に、自立していくことができるようになるのです。

褒めることで、自立を助けているようです。

甘えさせる前にいろいろなことを子供に頼んでみる

子供が褒めてもらうことを覚えると、今度はそれ以外のことを子供に頼んでみるのです。

甘えさせる前に、いろんなことを子供に頼んで、その反応を観察するのです。

つまり、今度は親が子供に甘えるという行為をチャレンジするのです。

今まで、母親から頼まれたことがなかったのに、その母親から何かを頼まれたのです。

それは相手に甘えるという行為だと、なんとなく感じているのです。

自分も母親に同じように甘えていたことを知るのです。

子供は、一瞬驚きますが、その依頼をうまく成し遂げると、親から褒めてもらい愛情も感じることができるので、二重に嬉しいものです。

親に頼まれる、つまり甘えられることを喜ぶ子は多い

親から頼まれたことをきちっと処理できるようになれば、その都度親から褒めてもらえるのです。

「ママは今忙しくて大変なの。

お願いだから、これを畳んでおいてね」などと、パパの洗濯ものを渡してお願いすると、子供も子供なりに一生懸命に畳んでお手伝いをするようになるのです。

もちろん、完成した時には思い切り褒めてあげることが必要です。

すると、子供も親から甘えられていると感じて、つい頑張ってしまうようです。

こどもの中には、もっとお手伝いするよと喜んで申し出る子供もいるのです。

いっぱい甘えてきた子供にとっては、ママに甘えられることも知るのです。

甘えずに頑張っている身近な子の話をする

「隣の美恵ちゃんも、お母さんの言うことを聞いて、お手伝いを頑張っているんだって!」などと、身近な子供の話をすることも効果的です。

仲の良い子が、甘えずに頑張っていることや、そのことをお母さんがとても喜んでいることを教えることで、自分も同じようにお手伝いを頑張ろうと決心するようです。

そして、甘えずに頑張ったら、すかさず十分にそのことを褒めることも大事なのです。

人と比較されることで奮起させる

誰でもそうですが、誰かと比較することで奮起することがあります。

大人の世界では、いわゆるライバルの存在です。

比較される対象が現実に存在すると、その人には負けないようにしようと奮起するものです。

子供の世界でも、誰かと競うというよりは、知っている子も頑張っているから、同じように頑張ろうね、と励ましているのです。

それを受けて、子供もやる気を起こすのです。

動物の世話をさせる

動物にエサを与えたり、運動させたりすることは、生きるということを教えたり、生き物に愛情を注ぐことを教えるためには良いことです。

世の中には、自分達だけでなく小さな生き物も生きているということを覚えるのです。

好き放題に動き回る動物は、子供にとっては行動が読めないのです。

しかし、愛情を込めて世話をしていると、いつの間にか心が通じ合う瞬間があるのです。

その時に、世話をするという意味も理解できるのです。

自分より下の守るべきものの存在で子供は変わる

動物よりは、自分や親の方がなんとなく上だとは思っているはずです。

だから、自分よりは下だと思っている動物の世話をしてあげることで、自分でも守ってあげるものがあるという存在を知って、相手や親を思いやるという気持ちも芽生えるのです。

 

全く甘えさせないのはNG

甘えさせ過ぎても問題ですが、全く甘えさせないのも問題があります。