距離が近かったり、会話の話し方が違っていたり、見つめる“目”が違ったり。
後輩ともなると、ほかの後輩よりも甘く指導をしてしまったり。
それは、完全にばれます。
「あの二人って絶対に何かあるよね」という噂の原因になります。
ですから、必ずほかの人と同じように接するようにしてください。
そうすることであなたがその後輩に特別な感情を抱いているということは伝わりません。
まだ片思いの間は、なかなか相手に気持ちを伝えることができないので悔しいかもしれませんが、今後のことを考えて“平等”に接するようにしましょう。
それが社会人としての上司の役割になります。
告白は社内でしないこと
社内で二人っきりになることもあるでしょう。
特に教育係になっているとか、同じプロジェクトを進めているなんていうときには、そういうことが多いもの。
そのように二人っきりになることがあると、どうしても気持ちが早まってしまいがちです。
要するに「勢いで告白をしてしまうことが多い」ということになります。
たしかにすぐにでもあなたの高ぶっている相手への気持ちを伝えたいことでしょう。
大好きな気持ちを吐き出してすっきりとしたいことでしょう。
誰かにとられる前に自分のものにしたいことでしょう。
そのように愛の告白をするのは悪いことではありません。
しかし、絶対に社内では告白をしないでください。
社内ってあなたが知らないところに監視カメラが設置されていることもあります。
誰にも聞こえないと思っていてもあなたの声が大きくて誰かに聞かれているとか、誰かが盗み聞きしているなんてよくあることだからなんです。
絶対に気持ちが高ぶっても告白は、会社以外のところで行いましょう。
意識して顔に出てしまうようになる
社内で告白をしようとすでに決心していた方もおられるかもしれません。
誰かに盗み聞ぎされる可能性があるというリスクだけではなく、これにはもうひとつのリスクが潜んでいます。
どんなことかというと、「あなたの顔に出てしまう」ってことなんです。
告白をする前の仕事をしているとき、ほかの後輩に指導しているとき、同僚とちょっとした会話をしているとき。
意識していること(告白をしようとしていること)が顔に出てしまいます。
そうすると「この人はなにかあるぞ」とほかの人から逆に注目されてしまうんですよね。
それじゃあ本末転倒。