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指示通りに動けない人の7個の対処法


部下が上司であるあなたの指示通りに動かないなら、あなた自身の『懐の深さ』や部下との信頼関係が築かれているか、振り返る必要があります。

部下への指示は、信頼関係があってこそ有効に機能します。

ですから、日々の信頼関係づくりが大切です。

また、指示の内容が部下にとって分かり難いものであれば、部下は動くことが出来ません。

指示の内容に、目的や期日、利害関係者などが明確になっていなければ、誤った結果を出すことを懸念した部下は動けません。

あなたが部下を見下す心境で発する指示は、部下に拒否反応を抱かせる結果を招きますので、見下すことは慎むべきです。

職場の中で、部下との間で良好な人間関係を築くことで、部下が指示どおりに仕事を進めるようになります。

部下と良好な人間関係を築くためには、仕事上の“職位=人間性の差”と考えることは止めるべきです。

指示する立場にある人は、職位に伴う仕事上の権限を持ちます。

このため、権限を持つことは人間的に“上位”の立場を得たと勘違いする人が多々見られます。

部下の立場にある人は、権限を振りかざす上司には嫌悪感を抱きますので、指示通りに動くことをしません。

部下が、あなたの指示通りに動かないなら、あなた自身の人間性を振り返る必要があります。

部下に指示をするときには、大きく2通りあります。

1つは、対等な人間同士としての信頼関係を築いている中で指示するケースです。

もう1つは、部下との信頼関係が築かれていない中で、職位による権限を前面に出して指示するケースです。

部下との信頼関係が築かれている中での指示であれば、部下も快く動いて、良好な結果を出すことが出来ます。

しかし、部下との信頼関係が築かれていない中での指示は、部下にとっては『強制』として受け止めます。

このため、仕事の結果は期待に反して、思わしくないものとなります。

あなたが、指示通りに動かない部下を抱えているなら、原因はあなた自身にありますので、部下との間の信頼関係を築くことから始めましょう。

競争の激しい世界経済の中で、日本企業も激動の波の影響を受けています。

早いスピードで変化するビジネス社会で、予期しないキッカケにより、部下と上司の職位の立場が逆転することもあり得ます。

ですから、日々の仕事の中で、部下との間に良好な人間関係を築く心掛けが大切です。

この記事の目次

部下に指示しても全然動かない…どうして?


部下に指示してスムーズに動いてもらうためには、日常の部下との会話を快い雰囲気にするコミュニケーションを心掛けることが大切です。

部下に指示する際には、部下のスキルや仕事の経験知などを考慮する必要があります。

仕事のスキルの高い部下には、要点だけを指示するだけでスムーズに動いてくれることがあります。

一方、仕事の経験知の浅い部下には、詳しく説明をして指示するなど、社員の知識や技術力に応じた指示の方法を工夫する必要があります。

日頃から、部下の仕事ぶりを観察して、部下に経験知に合った指示の方法を考えることが大切です。

一方、指示しても全然動かない原因が指示の方法にあるのではなく、人間関係が影響を及ぼしていることもあります。

部下との間に信頼関係が築かれていなければ、部下はあなたの指示どおりに動かないことがあります。

このような状況に直面したなら、あなたが部下から信頼されているかを振り返ってみる必要があります。

あなた自身が部下との間の職位を過剰に意識して、権限を振りかざし、部下を見下して指示するなら、部下は、あなたの指示に嫌悪感を抱きます。

部下が嫌悪感を抱くと、全然動かない状態になります。

部下が動かない状態に陥ったときは、原因はあなた自身にありますので、日常の仕事に於ける部下への言動を省みることが必要です。

あなたが部下よりも社会経験が豊富なら、部下を責める前に自分自身の言動を振り返る『懐の深さ』を持つことが求められます。

部下が指示通りに動かない6個の理由

あなたが部下に指示する立場にあるなら、あなたは日頃の仕事ぶりを部下から『観察されている』ことを心に刻んでおくことです。

部下は、あなたの仕事ぶりを観て、あなたの人間性を見極めています。

部下にとって、あなたが尊敬に値するなら、部下は、あなたの指示通りに動きます。