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指示通りに動けない人の7個の対処法(続き6)

あなたが、頼れる存在になっていくためには、気を緩めずに自己研鑽を続けていくことが求められます。

決断力がある

日々発生する様々な仕事を期待通りに進めるためには、大切な節目の場面で、上司の決断力が結果の良否を分けることがあります。

決断力は、歩んできた人生の中で起きる様々な出来事に直面したとき、逃げずに真摯に向き合うことを重ねることで身に付いてきます。

的確な決断力を身に付けることで、部下は上司に信頼を寄せるようになります。

ミスをカバーしてくれる

指示した仕事の難度によっては、部下のミスを招くことがあります。

部下のミスを責めることをせずに、上司がミスをカバーすることで、部下の育成と信頼関係づくりに繋がっていきます。

部下のミスを教訓として捉えて適切に指導し、ミスをカバーしてくれる存在になることで、再発を防ぐことが出来ます。

部下にとっては、ミスをカバーしてくれる上司が居ることで、失敗を恐れずに自らの技術力と知識を積極的に発揮して仕事に取り組むことが出来ます。

積極的に取り組むことで、部下の成長に繋がる効果が期待できます。

部下によって態度を変えたりしない

部下の中には、経験年数や知識の違いによりスキルのレベル差が生じます。

このため、部下の経験知を考慮しながら、指示の方法を使い分ける心配りが必要になります。

上司は、部下によって態度を変えたりしない一貫した振る舞いが求められます。

部下は上司の言動を敏感に観ていますので、部下によって態度を変える上司は信頼を失うことになります。

部下によって態度を変える上司は、部下の目から観ると信用できない人として映ります。

一方、部下によって態度を変えることをしない上司は、部下から信頼を寄せられます。

教え方が上手い

部下への指示は、社員を育成する面を含んでいます。

ですから、指示が分かり易くて適切なら、教え方が上手い上司として部下から受け止められます。

部下への“指示”は、“命令”ではありません。

“指示”は“育成”の一環として考え、部下のスキルに応じた指示方法の使い分けが必要になります。

適切で分かり易い指示をすることで、部下の目には、教え方が上手い上司として映ります。

嫌なことも率先してやる

嫌なことも率先してやる上司の居る職場は、快い人間関係を築き易い雰囲気があります。

しかし、職場によっては、上司が嫌なことを、“指示”として部下に“押し付ける”ことがあります。

嫌なことを部下に押し付ける上司は、責任逃れをする人として部下から観られ、信頼を失っていきます。

あなたが上司の立場にあるなら、嫌なことも率先してやる心掛けを持つことで、部下はあなたからの指示を快く受け入れてくれます。

快く受け入れてくれることで、時には、期待を上回る結果を出してくれます。

飲みに連れて行ってくれる

職場での仕事時間内は部下と上司の関係であっても、職位に拘らずに飲みに連れて行ってくれる上司は、部下から慕われる存在となります。

職位に強い拘りを持って部下を見る上司は、部下の目から観ると、心の狭い人として映ります。

しかし、部下との人間関係を大切にする上司は職位に固執することがありません。

ですから、部下を大切にする気持ちの表われとして、飲みに連れて行ってくれるのです。

飲みに連れて行ってくれる上司からの指示には、部下は快く受け入れて、良い結果を出すように自らの持つチカラを発揮します。

話を何でも聞いてくれる

部下の話を何でも聞いてあげることは、人間関係づくりにとって大切なことですが、ケジメを持った対応が必要です。

あなたが上司の立場なら、部下の話しに耳を傾ける心の広さを持つ必要があります。

部下が上司を全く信頼していなければ、部下は話し掛けることをしません。