体を動かすことが好きな人がいるうちは、怠け者でいることができますが、もし体の動かすことが好きな人がいなくなったらどうでしょうか?
その時に怠け者な人が率先して体を動かすことなど出来ません。
「やらなきゃいけない」と義務的に動くことは非常に苦痛を感じ、ストレスになります。
そうなる前に怠け者な人は少しずつでも動かないと自分自身を苦しめることになってしまいます。
運動音痴
突然、運動音痴になることは、あまりありえないことですよね。
運動音痴な人は、幼い頃から運動が苦手な人です。
幼い頃に外で走り回るような機会がないことはもちろん、育ってきた家庭環境でも運動音痴にもなりえます。
また運動が嫌いになるキッカケが原因で運動音痴になる人もいます。
どちらにしても運動が苦手、嫌いであることはたしかです。
人間は苦手なものをなくす!と強い意思で克服する人もいますが、ほとんどの人は苦手なものから目を背けてしまいます。
義務や絶対的にやらないといけない!と強い信念や束縛がないかぎり嫌いなものに身ずから取り組むことはありません。
運動が苦手、運動が嫌いという人にとって、無理に運動を克服しなきゃいけない理由が見つからないとすれば、運動は苦手なままです。
「運動音痴のままでいい」と思ってしまえば、それが結果的に怠けていることになるのです。
苦手なもの、嫌いなものでも克服して好きになることが努力しているとすれば、身ずからあきらめることは怠けている人になります。
怠け者の人からすれば、きっと「運動音痴で何が悪いの?」と思っているはず。
たしかに運動音痴でも、長い人生で大きな問題はありません。
ですが、運動音痴だからこそ避けて通ってきた道もあるはずです。
引きこもりがち
怠け者は身ずから行動することが苦手ですし、目立つことをしたくないと思っています。
人生の中で常に日陰の人もいれば、華やかな人もいます。
華のある人生の人は自信もつき、目立つことが好きになるでしょう。
しかし注目されない日陰の人からしてみれば、常に引き立て役で面白いことがありません。
面白いことがない人生なら自分の好きなことだけできる世界に行きたいと思う・・・それが引きこもりです。
引きこもりになり、自分の好きなことをしている方がずっと楽しいからです。
引きこもりになることで自分だけのテリトリーを作ることができます。
引きこもりになることで自分自身が主導権を握れるからです。
その世界には自分に逆らう人もいない、争うことがないので挫折もありません。
一歩外へ出れば、自分自身が主導権を握ることはできません。
自分より優れた人もいる、自分よりも楽しい人もいる、自分中心で物事を動かすことができません。
それが現実です。
引きこもることは、自分にとってイヤな感情を全て切捨て好きなことだけしか目を向けない怠け者の考えです。
日陰の人生がつまらないとすれば、華のある人生にする為に努力するしかありません。
イヤなことから目を背けて、自分の好きなことだけ目を向けることは怠け者と言われても仕方ないことです。
人生はイヤでも勝ち負けや挫折を感じることがあります。
勝負なんてしたくなくても結果的に勝負に加わってしまうこともある。
だからこそストレスがたまり、疲れてしまうのです。
でも、そこから目を背けることができない、それが人生というヤツです。
6.先延ばしにする
怠け者な人は、とにかく面倒なことが大嫌いです。