著者は1年間の職業訓練に通ったことがありますが、そこに通っていた先生が「忙しい」というのが口癖でした。
ただ見てみると、ただ単に自分で忙しくしているというようなところもありましたね。
ですので、意外にもこの忙しいのが、本当にやるべきことなのかということも考えていく必要があります。
案外、「そんなにやらないといけない事ではなかった」ということもあります。
そしてその事柄の「質」においても、そこまで時間をかけてやる必要がないものもあります。
ですので、一度やるべきことの棚卸しをする必要があります。
もちろん完璧主義ということであれば、なかなかこれを削ることは難しいかもしれません。
ですが、他のうまくやってる人が、どのような状況なのかということを観察をし、自分はどうしたらよいのかということを考えていくことも大切です。
同時にできることは同時にする
もし同時にできることがあるとしたら、なるべく同時にしたほうが時間がうまく活用することができます。
例えば身近なことを例に挙げると、洗濯機を回している時間は、特に洗濯機の周りに張り付いている必要はありません。
基本的にほとんどの家庭で全自動の洗濯機が導入されていることでしょう。
一度衣類などを入れて洗剤を入れたら、後は脱水が終わるまで待つのみです。
その間にお皿を洗ったり、掃除をすると、二つの事が同時にすみます。
もちろん仕事においても、そのようなことは多くあります。
もし上司や先輩の立場であれば、部下や後輩に任せられるところは任せるということが大切です。
基本的に仕事人として有能な方であっても、上の立場になると任せることが心配でついつい自分でやってしまうというところがあります。
ただそうなると、時間がどれだけあっても足りません。
ですので、任せられるところは任せ、自分は自分にしかできないことをやるということも大切です。
やるべきことはすぐにやる
やるべきことは棚卸しをしても、やはりどうしてもやらないといけないということはあるでしょう。
もしそうだとしたら、それを後回しにすると後々になって大変になってきます。
例えば皆さんも、夏休みの宿題を前に済ませるタイプか後に済ませるタイプかの2種類に分かれるのではないしょうか?
前に済ませた方が余裕があるとわかっていても、ついつい後回しにしてしまうのが人間です。
終わりの方になって泣きながら済ませたというような経験がある人もいるのではないのでしょうか。
やはり、そうなると精神的な余裕が持てませんので、後々に辛くなっていきます。
ですので、なるべくそのようなやるべきことを前にやるタイプになるということが大切です。
どうしてもやる気が出ないということであれば、15分だけと決めて後は休憩を入れましょう。
たった15分取り組むというような小さなことをコツコツと積み立てるというだけでも良いでしょう。
全くやらないよりかは、やった方が絶対に良いのです。
規則正しい生活を送る
先ほども触れたように、やはり人間は夜に眠って朝に起きるという方が体に合っています。
夜勤勤務が辛く感じるのは、このような人間のそもそものプログラミングに逆らっているからです。
ですので、規則正しい生活を送ることでより、パフォーマンスは良い仕事をすることができます。
ですので、なるべく規則正しく生活をするようにしましょう。
なかなか寝付けないということもあるのかもしれませんが、極力寝る時間は一定にしましょう。
ただ寝れないからといって焦る必要はありません。
布団に入り横になって、体を休めるだけで大分違います。
ですので心がけるだけでも大きく違います。
いつもより1時間早く起きる
そして何かやるべきことがあるとしたら、いつもより1時間早く起きるということを心がけるとよいでしょう。