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甘えられる関係の9個の特徴とメリット(続き4)

常に周りの空気を読んで「ここぞ」という場面で甘える事ができる人こそが雨上手という訳です。

人の事をよく見ている

甘え上手な人は、周りの人の事をよく見ている傾向にあります。

この人は何が得意で何が苦手なのか?この人は何が好きで何が嫌いなのか?

など、人の趣向もよく把握しています。

そして頼みたい事の内容によって頼む相手を変える事もあります。

自分の得意な事なら力になってあげたいけれども、自分の苦手な事はしたくないという人の心理をよく分かっているのでしょう。

末っ子

兄妹の一番最後に生まれてきた末っ子は甘え上手な人が総じて多いと言えます。

それは、年齢というどうしても越えられない壁を前にして、他の兄妹や親たちに「一番小さいから」という理由で無条件に可愛がられてきました。

そのため「可愛がられ慣れている」のが最も大きな要因と言えますね。

可愛がられてきた

多くの人によって自分より弱い存在というのは加護対象です。

それ故、末っ子は年齢が一番小さく、自分よりも弱い人間であるという判断をされて親や兄妹から可愛がられて育てられてきた人が多いですね。

甘えるというのは、習慣で身につくスキルとも言えます。

人に優しくされた時に素直にその好意に甘えられるのは、普段から甘え慣れているからです。

そういう意味では末っ子以上に甘え上手な人はいないかもしれませんね。

甘えるのが当たり前

末っ子は他の家族に比べると何でも一番最後で、ある程度のノウハウを全てわかった上で成長していく事が殆どです。

つまり当たり前に甘えられる環境であると言えるでしょう。

一番上の兄妹となると手探りで様々な事をしていくのに対して、末っ子は「これはどうすれば良いの?」と聞くだけで当たり前に兄妹の経験を知る事ができます。

当たり前に甘える環境で育ってきたからこそ、自然に甘えられる甘え上手に育つのでしょうね。

人懐っこい

人懐っこい人も甘え上手な人が多いですね。

他人と交わる事が大好きな性格から、他人の好意を素直に受け取る事のできる柔軟性を持っている人が多いです。

誰とでも仲良くなれるというのは、誰でも受け入れる事のできる懐の広さであると言えます。

そんな懐の広い人だからこそ「この人に何かあったら自分が助けてあげるから、今は自分が助けて貰おう」と躊躇なく甘える事ができるのかもしれません。

周りが甘やかしたくなる

人懐っこい人というのは他人から好かれる人であるとも言えます。

だからこそ、人懐っこい本人が甘えようと意識しなくとも周りが自然に「この人を甘やかしてあげたい」と思う面も多いにあります。

そして人懐っこい人がその好意を素直に受け入れる事ができるので、甘えられる関係が成立しやすいのですね。

ただのわがままな人ではない

甘える事とわがままは紙一重の差であると言えます。

ほんの少しでも受け取る側の許容量を超えてしまえば、甘えが一気にわがままに変わってしまうのです。

しかし甘え上手な人は、単に自分を満たすだけのわがままばかりを言うのではなく、自己成長を見込める甘えや他人にとっても良い結果のでる甘えを上手に選んで相手に甘えます。

甘える事とわがままを言う事を本能的にかぎ分けていると言っても良いでしょう。

許容範囲内のわがまましか言わない

時には自分中心のわがままを言いたくなる時もあるかもしれません。

しかし甘え上手な人は相手の許容量をしっかりと見極めているため、甘やかす側が受け止めきれないようなわがままは言いません。

一度の許容範囲外のわがままで自分への信頼が大きく損なわれてしまう事をよく分かっているのです。