一度思い込んだが最後、なかなかその考えを覆(くつがえ)すことができないようです。
たとえ周りがどんなに否定しても、それを受け入れることも容易ではないでしょう。
まさに、「自分の目で見て、自分の耳で聞いて、自分の肌で感じたことが全て!」ですね。
良く言えば「自分を持っている」、悪く言えば「強情」でしょうか?良いことも悪いことも、その考えの対にあるものも考えられるスペースを空けておくことが大切です。
そんな風に周囲の声に耳を傾ける余裕を持ったら、思い込みの激しさを軽減することができるでしょう。
12.テリトリーに入られることを嫌う
12個目は、「テリトリーに入られることを嫌う」です。
テリトリーとは、縄張りのことを意味します。
自分以外の人が自分のテリトリーに入る、それは土足で縄張りに入られることと同義と言えるでしょう。
テリトリー=自分の大切な場所を汚されるような気がして不快に感じる、それも無理はないのかもしれません。
テリトリーの居心地が良いほど、殻に閉じこもることにも居心地の良さを感じることにつながるでしょう。
相手の人は、あなたの大切な場所を壊したいわけではありません。
あなたと関わりを持ちたいからこそ、あなたのテリトリーに足を運ぶのです。
頭から完全に拒否してしまっては、相手があなたと関わるきっかけをあなたが握りつぶしてしまうことになってしまいます。
相手から入ってくるのが嫌であれば、あなたの方からテリトリーのドアを開けてみてはいかがでしょうか?
13.臆病
13個目は、「臆病」です。
臆病とは、「気が弱いこと」「些細なことにも怖がってビクビクすること」などの意味があります。
やらなくても良いことなら、やらない方を選ぶこともあるようです。
だからと言って、全てのことに対してやる気がないと言うわけではありません。
「やらなければならない」と言うことは十分にわかってはいるのですが、それを実行するにあたっての一歩が踏み出せないだけなのです。
それだけ物事に対して慎重であり、失敗によって生じる余波を恐れていると言えるでしょう。
人付き合いにしても、物事に取り組むにしても、臆病なところがある方がちょうど良いのかもしれません。
その方が、無鉄砲になることもないでしょう。
14.トラブルに巻き込まれるのを嫌う
14個目は、「トラブルに巻き込まれるのを嫌う」です。
つまり、事なかれ主義です。
確かに、トラブルに巻き込まれることを良しとする人はまずいないでしょう。
自分の意志で関わったこと、自分にも非があるからなど、トラブルに何かしらの関りがあるのであれば、致し方ないことかもしれません。
しかし、自分には直接関係のないこと、自分は何もしていないのであれば、トラブルに巻き込まれることは理不尽とさえ思うでしょう。