感情を表情に出さない
人づきあいが楽になるコツの6つ目は「感情を表情に出さない」です。
先程、人間には「喜怒哀楽」というものがあって、それを正直に表現できない人間とは付き合いを避けた方がいい、と紹介致しました。
しかしながら世の中の人間関係というものは実に機微に飛んでいます。
「喜怒哀楽」もケースバイケース。
例えば年がら年中、怒りまくっていたとしたらどうでしょう?誰も寄り付きたくないですよね。
このように自身の感情をあまりにもあけすけに出していたら、相手はあなたの人間性に疑いを持ち、離れていってしまうでしょう。
そう、人間同士の付き合いは「平静」さを保つ、というのが必要なのです。
よって感情というものはなるべく表に出さない方が得策といえるでしょうね。
特に誰かの批判とか会社の悪口といったマイナス思考の話題になったら口を黙っていた方がいいでしょうね。
しかし、皆が喜んでいる場面で一人ムッツリしているのも違和感があります。
いかにしてその場の空気感を大事にするか。
ここなんですよね。
基本的に聞き手に回る
人づきあいが楽になるコツの7つ目は「基本的に聞き手に回る」です。
人づきあいにおいていかに円滑な関係を構築するか。
この簡単そうなテーマが、実は人間にとって最も難しいテーマである、と判断できる方はなかなかの人たらしかも分かりませんね。
人は自分の意見を喋りたいのです。
誰かに自分の考えや意見を聞いてもらう事で至福の喜びに浸れるのです。
反対に人の意見を聞かされると非常に気持ちが憂鬱になります。
いかに人間が「喋りたがり」な生き物か、が分かる瞬間でしょうね。
上手く聞き流す
話し好きな人に「聞き役に徹しろ」と言われたら、恐らく地獄の苦しみにも匹敵するくらい、苦しい思いをすることでしょう。
しかしながらこの「聞き手に回る」という手法は「聞き上手」という事になりますよね。
「聞き上手」は世の中全般を通して、認められる人間になるための必須の方法なのです。
じっと我慢して相手の話を聞き、途中で何度か相槌を打ってさえおけばそれでいいのです。
これだけであなたは百戦錬磨の世渡り上手になり人づきあいにおいて他を圧倒できる存在になれるのです。
ところが、先にも触れました通り、人間というものは自分の得意話しや自慢話をしたくてうずうずしている生き物なのです。
とても人の話しを聞くだけで納得できるようには出来ていないのです。
だから「聞き上手」なる単語が生まれ、それが出来る人が何かにつけて頭角を表すようになったのです。
よって、聞き上手に徹するのが難しいと思うのなら、何とかして相手の話を聞き流しましょう。
それもいかにも聞いているふりを装って、です。
この芸当が上手に出来るようになったら、あなたもかなりの「人たらし」となれるでしょう。
距離感を保つ
人づきあいが楽になるコツの8つ目は「距離感を保つ」です。
人付きあいにおいて、相手の人が皆、好きな人ならば何の問題もありません。
そういった人達とならば気持ちよく会話もはずむでしょうし、気を遣うこともないでしょう。
問題は人付きあいの永遠のテーマである「嫌いな」あるいは「話したくない」相手とのつきあいです。
これさえマスターできれば今後は人づきあいで悩まされる事も起こらないでしょう。
しかし、それが出来ないから多くの人が悩んでいるのです。