そう気づいてしまった人はどうしたら良いのでしょうか。
たぶん頭の中には「辞める」という文字が浮かんでくるとは思いますが、ちょっとだけその考えは置いておきましょう。
少しだけいろいろ考えてからにしてください。
そして焦らずにちょっとずつアクションを起こしていきましょう。
人生は長いです。
計画的に進めれば必ず良い方向へと向かいます。
向いてない原因を考える
もしかしてこの仕事向いていないかも?と思った時、何が向いていないか掘り下げて考えてみましょう。
人によっては毎回、転職するたびに「向いていないかも」と思っている人もいるかもしれませんが、いま一度考える必要があります。
頭でアレコレ考えるよりは、ノートに書き出してみましょう。
まずは何が向いていないかというよりは、今の仕事で何が嫌かを思い出してみてください。
そのノートは誰に見せるわけでもないので、思いついたことをバンバン書いても大丈夫です。
なんならちょっと嫌だなと思っている上司や同僚のことを書いても構いません。
細かい作業が出来ない、営業が向いていない、残業が多すぎる。
挙げたらいろいろとキリがないかもしれませんが、書いているうちに何が向いていないのかハッキリと分かってきます。
こうして書いていくと、本当は心の中にあった思いがあぶり出されます。
でもすぐにその職場を離れたりせず、もう少し落ち着いて考えてみましょう。
部署異動を願い出る
もし自分の勤めている会社が大きめの会社で部署がいくつかあるなら、部署移動を願い出てみましょう。
多少給料は変わるかもしれませんが、ゼロから転職をするよりはかなり有利で不安な要素も少ないです。
部署の変更を申請するのは特別な事ではありません。
でもいきなり上司に部署移動を申請しても、上司にしてみたら青天の霹靂になってしまうので慎重に行っていきましょう。
まずは過去にそのような事例はあったのかを調べてみてください。
事例がないと断られてしまう場合があります。
そして移動したい部署に願い出ても、その部署が定員オーバーなら入るのは難しいかもしれません。
まずはその部署のリサーチをおすすめします。
そして出来ることなら、その部署の部長と顔見知りになり少しずつ入っていくのがおすすめです。
部署移動は同じ会社にいながらも、意外と時間が掛かります。
なので普段から他の部署との交流ができる飲み会などに参加して、自分の顔を売っておきましょう。
同じ会社でも部署が違えば仕事内容も変わる
当然ですが部署が違えば仕事内容も違ってきます。
よく聞く話ですが、申請を出していた部署の仕事が思っていた以上に厳しかった、自分が思っていたのと違ったということも多々あります。
そうならないためにもしっかりとした下調べが必要です。
そして部署異動を願い出る時は理由を言わなければいけません。
この時あまりネガティブな思いを言わない方がいい場合があります。
人間関係が嫌だからなどと本当のことを言うと、協調性のない人だと評価が付けられてしまうことも。
それよりは、異動する部署のどのようなところに興味を持ったか、何を頑張りたいかを言いましょう。
また、同じ会社内の異動は一回限りと思っていた方がいいと思います。
何度も出来るものではありません。
もちろん会社側から「〇〇部署の異動を命ずる」という異動はあるかもしれませんが、自分から何度もするものではないと心得ておきましょう。