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「面子(メンツ)」とはどういう意味...(続き4)

いいねを欲しいと思うのは、その人のメンツのようなもので、いいねがそのまま自分の存在価値だと思い込む人もいます。

だから「映え」のために、おしゃれなカフェでの画像を載せたりするのです。

きっとSNSは手軽に自分への評価を上げ、自尊心を傷つけられることもあまりないので、みんな夢中になるのでしょう。

4.相手の立場に立って考えられない

子供の頃から「相手の立場になって物事を考えなさい」と学校や、親から教えられてきたと思いますが、それを守れない人もいます。

たまに自分のメンツを保つために、相手の立場になって考えられない人もいます。

自分さえ良ければいいと考えてしまいます。

自分のメンツを大事にするとき、相手にもメンツがあるということを忘れてしまう人が多いです。

メンツを守りたい全ての人がそうだとは言いませんが、何かを守ろうという気持ちが強くなったとき、他の大事な何かを忘れてしまったり、蔑ろにしてしまうのは良くあることでしょう。

メンツも大事ですが、相手の立場を考えられないようであれば、どんなに格好良くてもただのワガママな子供でしかないことを肝に銘じておいたほうがいいです。

5.自己中心的

メンツを保とうとする人は、いつも自分に注目してもらいたいと考えがちです。

その思いが、意識的か無意識かは分りませんが、いつの間にか自分の話ばかりしようとします。

メンツを保とうとする人は、ワガママに見えるタイプもいますが「世話焼き」な人もいます。

自分の評価を上げようと誰かの助けになろうとするのです。

でもそれはたいがい「お節介」な場合が多くて、周りはうんざりしていることもあります。

世の中の役に立つことなら良いのですが、自分のやりたいことでメンツを保とうとする傾向があります。

6.自信がない

自信満々で人生を楽しんでいる人はあまりいません。

でも自信がなければ、生きていくのが辛くなる時もあるでしょう。

それはどんな人なのでしょうか。

その人はメンツやプライドを最も大事にしている人です。

メンツもプライドも大事にしているので、見た目は強そうで取っ付きにくそうな感じの人なのですが、中身はそうでもないのです。

自分に自信がないために、何かで自分を支えようとしているのです。

それがメンツやプライドだったりします。

なので、ちょっとでもメンツが汚されたり、プライドが傷つけられると自分の存在価値に文句を付けられたと思ってしまいます。

あと、自信がない人は、自慢話ばかりする傾向があります。

それも自分自身の自慢ではなくて、自分の子供・夫・親・車・自分の身近にある人や物をまるで自分であるかのように自慢することもあります。

7.自分に厳しい

メンツを重んじている人は、周りからどう見られているかとても気にしています。

だから身なりにはとても気を遣っています。

髪型や化粧、体型は基本中の基本で、健康にもこだわり、自分を律するタイプが多いです。

暴飲暴食、友達とのブッフェなんてもってのほかで、仮に食べたとしても次の日からは太らないように、しゃかりきに運動をします。

メンツを保つ人、プライドが高い人は自分にも厳しいですが、自分以外の人にも厳しい場合があります。

特に家族に厳しいこともあります。

「家族は自分の一部」と思っているのです。

この思いは間違いではありませんが、パートナーや子供が自分の好みや理想に合わない服装や行動をしていると厳しく指摘してきます。

自分の意に沿わないことを家族がしていると自分の価値が下がったように思うのが理由です。

「厳しい」という言葉も使えますが、別な言い方をすれば「押しつけがましい」とも言えます。

もし心当たりがあるなら、今一度見直した方がいいでしょう。