しかし、共通の友達があなたのSNS投稿を見て、その喧嘩してしまった友達に伝えてくれる可能性があります。
相手が見るだけではなく、共通の友達がチェックしてくれるという点でもSNS投稿は使えます。
時間が経った後に、相手があなたのSNSを見て「あの時にはこんなに反省していたのか」とあなたを見直すきっかけにもなります。
ぜひ臆せずSNSにあなたの気持ちを述べましょう。
なかなか会えない時の奥の手として
SNSで投稿することは相手に謝罪の気持ちを伝える方法として、とても役立つものです。
しかし、常に顔を合わせる関係だとかお互いのスケジュールを合わせれば2人で会うことのできる状況であれば、相手にあなたの気持ちを伝える手段としてSNSを利用するのはおすすめしません。
2人のスケジュールが合わず…相手に会うことや電話さえも拒否されていて、連絡手段が全くない際に使う奥の手として利用することをおすすめします。
そうしなければ、「SNSで謝ればいいと思っている」とあなたの謝罪の気持ちを軽く見られてしまうことがあるので注意が必要です。
更なる怒りを買う場合もあるので注意
相手に直接謝罪の気持ちや喧嘩当時の気持ちを伝えるのですから、面と向かっては言えないようなことでも相手に言えてしまいますよね。
そこで注意してほしいのですが、SNSに投稿する内容は相手に更なる怒りを買われるような内容にしないことが重要です。
たとえば、謝罪の気持ちを伝えているけれども「あれはあなたが悪かった」などと相手を責めたり、相手の非を追及するような出来事は記載しないようにしてください。
あくまでもあなたが相手に仲直りしたい意志を伝えるツールであること、相手にはあなたの反省している気持を伝えて一刻も早く仲直りしたい気持ちを伝えていることを忘れないようにしてください。
時間を置いて少しずつ距離を戻す
話し合いもしたいし謝罪の気持ちを伝えたいけど、相手が聞く耳を持ってくれないなんていうこともあるでしょう。
その場合には、無理してすぐに謝罪したり、話し合いの場を設ける必要はありません。
時間を置いておいて少しずつ距離を戻していきましょう。
あなたが無理して動かなくても、時間のおかげで互いへの怒りが消沈し、自然と仲直りできることもあります。
長年の付き合いの友達向け
あなたが喧嘩してしまった相手が、長い付き合いの友達の場合には、特に無理して仲直りする必要はないでしょう。
過去にも今回のような喧嘩をしたことがあるのではないでしょうか。
長年友達として付き合うことができているということは、お互いについてよく知っている、理解しあっている関係であるということになります。
そのため、無理してあなたの気持ちを伝えなくても相手にあなたの気持ちは伝わっているでしょう。
また、あなただって相手の気持ちをよく理解できているのではないでしょうか。
これまでの喧嘩のこともふまえ、少し連絡をするのを控え、数か月経った後に「今度食事でも行きませんか」などといつも通りの連絡をするとよいでしょう。
会った際には、喧嘩したことに関して謝罪する必要はありますが、よっぽどのことがない限り絶交などになることはないと思います。
長年の付き合いの友達だからこそ、相手が何を考えているのかを考え行動しましょう。
時間を置いてから再アプローチをする
それ以外の友達―たとえば友達になって間もない人や友達なのかどうかわからないような中途半端な知り合いな人―である場合にも、時間が解決してくれることもあるため、時間を置いてから再アプローチしてみましょう。
喧嘩をしてから数週間後などに「あのときのことで謝りたいんだけど~ごめんなさい」など反省していること、その際に思っていたことを書き出しましょう。
時間を置いて再アプローチすることで、長年の付き合いのない友達であってもお互いに怒りの気持ちが落ち着いている可能性が高いからです。
怒りの気持ちが高いときに時間を置いて仲直りをするために行動したとしても、相手の心に逆に火をつけてしまいさらに喧嘩が長引いてしまうこともあります。
一緒に過ごした時間を思い出す
一緒に過ごした時間を思い出してみましょう。
あなたは、喧嘩してしまった友達とこれまでにどのようなことを一緒に経験し、行動してきたでしょうか。
喧嘩をするのですから、おそらくいろいろな行動を共にしてきたし、あらゆる感情を共に感じてきたのではないでしょうか。
友達って自分に似た人のように感じますが、実は自分とは全く別の生き物であり、まったく別々のことを考えているんですよね。
それでも”友達”として関係を持つことができたということは、あなたたちは少しの間であったとしてもお互いの気持ちを通い合わせることができたということになります。
喧嘩してしまった友達との過ごしてきた時間、行った場所、楽しかった思い出などを思い出してあなたの中の怒りの気持ちなどを落ち着かせましょう。