この段階を分けて覚えていく方法は、高校受験や大学受験などに使います。
そして歳を取ると、どうしても芸能人の名前が思い出せない、お店の名前が思い出せないなんてことがよくあります。
そんな時みなさんはどうするでしょうか。
今はインターネットですぐに調べられて、「あー○○ね!」と思い出すことが出来ますよね。
これも立派な復習です。
この「あー○○ね!」のインパクトのある感覚は、脳に刺激を与えられるよい復習方法なのでおすすめです。
2.理解できていない部分が明確になる
どんなに頑張って覚えようとしても、そして覚えたと思っていても、いざアウトプットしてみたら所々忘れているなんて事はよくあります。
そして忘れてしまった自分に落ち込むこともよくあることですよね。
しかしこれは覚える絶好のチャンスなのです!
忘れてしまった部分があるというのは、理解出来ていない部分が明確になったということなのです。
復習してみて、忘れた部分や理解していない部分があったら、ノートなどに書いておきましょう。
そしてもう一度覚えたかどうか復習してみてください。
これを繰り返していけば覚えていきます。
大事なのは声に出したり文字にしたりして、自分の覚えた箇所と忘れた箇所を明確にすることです。
何度も同じ箇所を忘れたりもしますが、落ち込まずに学習していきましょう。
記憶が長期化するまでやるということが大切です。
3.いざというときに思い出せる
いざというときに思い出せなくて、イライラするときがありますよね。
あれってなんだっけ?と思い出せないときはよくあると思います。
本当は頭の中ではもっとスムーズに話せたのに!と歯がゆくなることも多々あるでしょう。
しかし大事な局面で忘れてしまうのは、あなたの印象を悪くする場合もあるでしょう。
なので、大事なプレゼンや発表などある日の前日には、忘れそうなところだけでもいいので復習をしておきましょう。
4.記憶に定着させる
復習することで記憶に定着させることができますので、積極的に復習していくといいでしょう。
毎日ではなくても、何日かに一回忘れているところだけでもいいのです。
「レミニセンス効果」をご存じでしょうか。
レミニセンス効果とは、何かを記憶した直後より、少し時間が経ってからの方が記憶をよく思い出せるということをいいます。
脳はとても優れていて、脳自身が生き残るために有効な情報なのか判断して、不要なモノは排除して、必要なものは長期の記憶として残るとされています。
とても優れた働きをしてくれる脳ですが、この記憶の取捨選択には少し時間がかかります。
なので、覚えた直後よりも少し後の方が思い出しやすくなる。
つまり記憶が定着するのです。
そしてもっと効率的に定着する方法があります。
それは覚えようと頭の中にたたき込んだあと、すぐ寝ることです。
睡眠中は脳が記憶を整理してくれるので、記憶が定着しやすいといわれています。
記憶を定着させるのには、一にも二にも努力!ではなく、睡眠だなんて驚きですよね。
記憶を定着するだけでなく、やはり休息も大事ってことですね。
5.より知識を深められる
覚えようと勉強をすると、いろんな情報が頭の中に入ってきます。
覚えなきゃならないこと以外に、寄り道をして他の事に興味を持つこともあるでしょう。