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復習することが大切な10個の理由。...(続き7)

覚えているかどうかを確かめることができます。

でもひっきりなしに復習をすることはありません。

記憶を定着させようとする作業は、普通の人なら10分程度が限界です。

あまりいっぺんに詰め込みすぎると、記憶が定着せずに漏れてしまうのです。

なので、最適な頻度で復習することをおすすめします。

勉強したらすぐに復習をして、少し休んでからまた復習をしましょう。

翌日、三日目、一週間後と間隔を空けて復習をしてください。

そして記憶を整理するために、必ず睡眠を取って一度心身共にリフレッシュしてから、また復習をしていきましょう。

7.忘れていたとしても落ち込まない

どんなに一生懸命勉強しても、何度も復習して覚えたとしても、忘れてしまうことは誰にでもあります。

年齢のせいもあるかもしれませんが、必ず起こることです。

忘れてしまったからといって、「自分はなんてダメな人間なんだ」と落ち込む必要は全くありません。

一度覚えたことをどうして忘れてしまうのか、脳科学ではこの事を2つの原因をあげています。

1つは、記憶が衰退していくからです。

記憶がどんどん色褪せてぼやけてくると言われています。

記憶の鮮度が下がると言ってもいいでしょう。

もう1つは、似た記憶同士が干渉するということです。

例えば似たような服で似たような顔の人がたくさんいれば、名前が違ったとしても覚えづらくなります。

つまり記憶がごちゃごちゃになってしまうからです。

ではどうすれば記憶しやすいか、次でお伝えします。

忘れてた部分は新しく覚えることで印象に残る

先ほど、どうして忘れてしまうのかをお伝えしました。

ではどうすれば良いのか、それには1つのことを覚えるのに、何かに関連づけて覚えると良いです。

例えば、大型スーパー店で自分の車を、どこに停めたか分らなくなる時はありませんか?その時は、車を停めたら、右から3列目の木の近く。

などそばにある物を一緒に覚えるのです。

大雑把でも大丈夫です。

「店の入り口付近・前側」これだけでもOKです。

脳は、似たような記憶を引っ張り出してきて、これが正しい記憶だと主張してきます。

なので、過去に何度もスーパーで車を停めていたら、以前停めた場所の記憶を脳が引っ張り出してくることもあるのです。

そしてあなたは、「あれ…確かここら辺に停めたのに」と車を探してしまうことになるのです。

何かを覚えて置きたいときは、最初に必ず関連づけて覚えるようにしましょう。

そして、今までの勉強などの記憶を定着しておきたい時は、記憶が色褪せないように、色んな情報とごちゃごちゃにならないように、復習して印象を残すようにしましょう。

忘れていた部分は新しく覚える事で印象に残ります。

常に記憶のアップデートを心がけましょう。

8.理解できていない項目を優先する

勉強をしていて、覚えられたところはしばらく置いておきましょう。

優先すべきは、理解出来ていないところ、記憶できていないところです。

でも、理解出来て覚えたところはそのまま放っておくと、記憶が色褪せてしまうのでやはりアップデートの為の復習が大事になってきます。

人は理解不能だったことが分ると、とても幸せな気持ちになります。

その気持ちと記憶が関連して、より一層記憶が定着しやすいです。