それはあくまでも可能性ですが、謝罪する側としてはそう願わずにはいられないでしょう。
どうしても話を聞いてくれない時は、土下座も有効です。
10.無理な要望も聞き入れてくれる可能性がある
土下座をするときは、許しがたい行為を許してもらうときの行為です。
ですが、土下座をしたからと言って許されるという保証はありません。
昔の歌謡曲に、男性が浮気して土下座をするシーンを歌詞にしたものがありますが、その中で女性は「両手をついて謝っても許さない」と歌っていました。
浮気は当然許されるものではありません。
でも土下座をすることで、許すというよりは、「しょうがないなぁ」と受け入れてもらえる可能性も出てくるでしょう。
相手が同情してくれる可能性がある
土下座は相手の同情を引き出してくれる力があります。
中には、女性にお付き合いを申し込みするとき、あるいはプロポーズをするときにする土下座もあります。
二枚目でもなく、特に取り柄もない男性が、高嶺の花である女性にお願いするときなどです。
到底叶いそうもない恋愛を成就させるためにする土下座もあるのです。
このような土下座は、一見ロマンチックにも見えますがされた側の女性はどう思うでしょうか。
「私のことをそこまで思ってくれるなんて」と思うのか、それとも「キモ…」と思うのか。
この場合は2人の関係性にもよります。
普段から知っている仲なら、情熱的に思えるでしょう。
女性の同情を引かせようとするなら、普段からの信頼性を築いておきましょう。
土下座をするデメリット
次は土下座をするときのデメリットについて考えてみましょう。
先ほどはメリットについてお伝えしましたが、当然デメリットもあります。
もしかするとデメリットの方が多いかもしれません。
土下座というものは、インパクトの強い行為です。
その為、周りに与える影響も強いです。
そして、その場だけでなく今後も何かしらの影響が出てくるかもしれません。
その点を踏まえて、これから土下座をしようと考えている人は、まずこれからお伝えするデメリットをよくよく考えてからにしましょう。
1.引かれる
土下座は人の心を動かす事もありますが、逆の場合だって当然あります。
土下座をしたとき、「うわ…怖い」と思う人もいます。
いわゆる「引いた」という感情です。
引かれてしまうということは、謝罪する側とする側での温度差があるからです。
もし土下座での謝罪を成功させたいのなら、この温度差を整える必要があります。
整える方法としては、相手の話をよく聞いて相手の感情をクールダウンさせることです。
怒りまくっているときに土下座をしても、逆効果な場合もあります。
土下座は意外とリスキーな行為なので、間合いとシチュエーションが大事になってきます。
やりすぎだと思われてしまうことも
土下座はやりすぎ!と思っている人は多いです。
土下座は誠意は伝わるものの、やはり土下座をパフォーマンスだと捉えている人の方が圧倒的に多いです。
本当に謝罪を受け止めてもらいたいなら、姿勢を正して、立ったまま深々と頭を下げた方が相手も驚きませんし、落ち着いて謝罪の言葉を聞いてくれる可能性があります。
以前、元アイドルが大麻取締法違反(所持)の罪で起訴されて、釈放されたときに報道陣の前で土下座をしていました。