これから試験を控えていたり、大切な受験を控えているというのに「なぜだか勉強する気力が起きない…」なんてことありませんか?
早く取り掛からなければならないし、今すぐにでも勉強を開始しなければあとになって自分にツケが周って来ることも分かっているのに、なかなか勉強って始められないですよね。
人によっては、勉強にスグに取り掛かれるタイプと、ギリギリにまでならないとやらないタイプ、そして全く手につけないタイプに分かれます。
これって性格の問題だと多くの方が考えていると思うんです。
でもそれは大間違い!
実はコレ、あなたの性格だけが原因ではないのです。
あなたの勉強する環境だったり、心構えなど色々なことが重なってあなたを勉強させなくしているのです。
そのため、あなたがちょっとあることを気をつけたり、意識するようになれば簡単に勉強にやる気を起こすことが出来ます。
全てはあなた次第なのです。
重い足を上げて勉強するのももちろん大切ですが、できればすんなりとやる気を出して勉強を始めたいはずです。
この記事では、勉強にやる気が出ないという方にぜひ試してほしい方法を19個ご用意いたしました。
全てでなくても1つでもやることができれば、相乗効果であなたの勉強意欲に変化が現れるはずですよ。
また、勉強だけでなく仕事にも効果が出ることがあるので、全ての方に試していただきたい方法です!
勉強を始める前からやる気が出ない場合
資格試験や学校の定期試験、または大学受験などを控えているというのになぜだか勉強にやる気が出ないことってありますよね。
それは、あなたが心のどこかで「勉強をしたくない」と思っていることにも関係しています。
あなたの心は「勉強しなければならない」と思っているけれど、そのことに気持ちが追いつかないのです。
そこには何かしらの原因があると考えられますよね。
それは、あなたが本当はその試験や勉強に対して、望んでいると思っているものを望んでいなかったりするんです。
勉強したくなくても、勉強した後の素晴らしい結果を本当に望んでいなかったとしても、私たちは時として勉強しなければならない時があります。
そんな時に「やりたくない」「めんどくさい」「やる気が起きない」なんて言って、勉強しないのはなんだか恥ずかしいですよね。
もしかしたら、今すぐに取り掛かれば良い結果を残せるかもしれないのです。
その可能性を捨ててしまっているんですよね。
でも、多くの方が「やる気が出ない」と言いつつも「やらなきゃ」「やりたい」と思っているはずです。
では、そのように勉強に対してやる気が出ない時にはどのようなことをしたらいいのでしょうか?
がむしゃらに机向かうのももちろん良いでしょう。
しかし、もっと良い方法が19個ありますよ。
ぜひ、この19個の項目を参考にしてみてください!
1.部屋の掃除をしよう
勉強を始めようと思ったり、仕事を始めようすると、なんだか勉強とは関係のないものが目に付くことってありますよね。
そして掃除を始めてしまう方もいるでしょう。
そうすると、「勉強をしようとした自分」を裏切って掃除をすることになり、ストレスになってしまいます。
でも、汚い部屋が気になるときには思い切って勉強は「掃除をしてから!」と決めるといいでしょう。
そうすると心の負担が減りますよ。
「今は掃除する時間」と決めると少しでも心が楽になるのが分かるはずです。
目の前に物がたくさんあると気が散る
なぜ掃除を進めるのかというと、もちろん「掃除したい!」という欲求を我慢しない方がいいからです。
また、勉強を始めようとしている環境がグチャグチャで物がたくさんあると、勉強よりもそちらに意識が集中してしまい、気が散ってしまいます。
勉強をしようと思っても、そちらに自然と意識がいってしまうんでんですよね。
「勉強したくないなぁ」「面倒くさいなぁ」なんて思っている方は、勉強しなければならないと感じつつも、心のどこかで無意識的に勉強をしなくていい理由を探していることが多いんですよ。
興味をそそるものは見えない場所へ
そのような無意識的に考えてしまっている気持ちに打ち勝つためには、興味をそそるものを見えない場所に片付ける必要があります。
見えないようにするだけで気持ちも落ち着きますし、勉強に集中できるようになりますよ。
勉強が終われば、その興味を持っているものを、とことん心から楽しむことが出来るのです。
ですから、見えないところにしまいましょう!
それはスマホなどの通信機器やゲームかもしれませんね。
楽しかったときを思い出して思い出に浸ってしまう写真かもしれません。
図書館のような「勉強するだけの場所・空間」を作り出してみましょう。
ただし片付けに時間をかけすぎて勉強時間がなくならないよう注意
人によっては、掃除をし始めると色々なところが気になりだして時間をかけすぎてしまう方もいるはずです。
あなたがこれから掃除をするのは、勉強しやすい環境を作るためですから、とことん掃除するのは今回ではなく、時間に余裕のある時にしましょう。
勉強をする机周りや机に向かっているときに目に入りやすいところだけでもキレイにすれば、少しだけでも効果は現れてくるはずですよ。
掃除をとことんやりたい気持ちも分かります。
しかし、掃除に夢中になってしまって部屋はきれいになったけれど勉強する時間がなくなった、などという本末転倒にならないように気をつけてくださいね。
2.部屋の温度は少し低めの設定にする
冬場になると寒いからといって、必要以上に部屋の温度を上げがちです。
そりゃあ寒すぎてもシャーペンやボールペンを動かす指がかじかんでしまいますから、ある程度の暖かさは必要ですね。
でも、あったかくしすぎないようにして欲しいのです。
あったかいと頭がボーッとする
なぜ暖かくしすぎないで欲しいのかいうと、部屋の温度が高くなるにつれて頭がボーっとしてしまい勉強に集中できなくなってしまうからなんですね。
勉強しやすくするために部屋の温度を暖かくしたのに、頭がぼーっとして勉強に支障が出てしまうことも。
暖かいとなんだか眠くなったことがあるのではありませんか?
勉強の適温は冬が18℃、夏は25℃
部屋の適温は季節によって異なります。
冬場では、だいたい18度くらいに設定するといいでしょう。
暖房やストーブをつけていると知らぬ間に部屋の温度が上昇していることがあるので、こまめに空気の入れ替えも行なうといいですよ。
暖かくなった部屋にいた後に冷たい空気を吸うと頭がシャキッとします。
また、夏場であれば室温は25度くらいに設定するのが良いでしょう。
夏になると暑さに耐えられず、25度以下でクーラーを設定している人もいますね。
しかし、そうすると身体が冷えすぎてしまい風邪を引いたり、クーラー病になってしまうおそれがあります。
何事も適度な温度が良いのです。
冬場であっても夏場であっても、定期的な空気の入れ替えをするようにしましょうね。
その空気の入れ替えで更に勉強への集中力もアップするはずですよ。
頭寒足熱を心がける
私たち人間は、頭部を冷やし足元を暖めることで健康になれるといわれています。
たしかに熱が上がっている時は頭部が熱く、気持ちは落ち着きませんよね。
また冬場になると足は冷え込み、それだけで全身が寒いと思ってしまうものです。
ですから、夏場にどうしても熱い時でも靴下は履いて欲しいのです。
そしてもっと冷やしたい時には、冷えピタなどをおでこや首に貼り付けるだけでも体感温度は変わってきますよ。
足元を暖めるには、足全体を暖めるのももちろん良いのですが、できればかかと部分・足首部分を暖めると身体があたたまる効果があると言われていますよ。
3.ライバルを設定する
あなたには勉学におけるライバルがいますか?
それは、あなたの大親友かもしれませんし、クライメイトかもしれませんね。
勉強は一人でやるものですが、ライバルがいると勉強への意欲が変わるものです。
ライバルに設定する人は、もちろんあなたの友人でもかまいません。
学校でトップを陣とっているマジメな人でもいいのです。
しかし、注意していただきたいのがライバルに設定したからといって、その人への態度を変えないことです。
あなたが勝手にライバルに設定しているのですから、相手は何も知らないのです。
ライバルに負けたくないという気持ちからやる気が出る
ライバルを設定するとなにが変わるかというと、そのライバルへ負けたくないという気持ちから勉強をするぞ!という気持ちが芽生え始めます。
負けたくない誰かがいると、その人に負けないために人一倍勉強をしたくなるものです。
それにちょっと休憩を取ろうと遊びに出かけても、この瞬間にそのライバルが勉強をして差をつけられてしまっているかもしれないと思うようになります。
ですから、自然と遊んだり無駄な時間を過ごすことが無くなりますよ。
4.1日のする事の目標をたてる
あなたは勉強をやみくもに行なっていませんか?
実は、そうすると本当はやらなくてもいい範囲を勉強していたり、無駄なことをしてしまっていることもあるのです。
まずは、絶対に手をつけなければならない範囲からやり始めましょう。
それが分かっていても、やることが多いと1つ終えたときには他のやらなければならないことを忘れてしまっているかもしれませんよね。
そのようなことになってしまっては大変です。
ですから、スマホもメモ帳でもいいですし、紙でもなんでもいいです。
あなたのやらなければならないことをリストアップしてみましょう。
そして優先順位が高いものから順に数字をふって、取り組むようにしましょう。
目標の立て方がわからない人は「目標設定を正しくするための5個のポイント」で正しい目標設定をしてみてください。
無理のない範囲で実行してみましょう。
やる事が多いと何からしたらいいのかわからなくなる
勉強をするとなるとやることがいっぱいで、いったいどこから手をつけたらいいのか分からないものです。
しかし、そんなこと言ってられませんよね。
ですから、1日のやることリストを初めに設定しておけば、やらなければならないことが明確になるので、時間配分もできるようになります。
そうすると、1日を無駄に過ごすことはありません。
常に課題や目標が見えている状態なのでやる気アップにもつながります。
1日のスケジュールを立てるときに「これくらいならいけるだろう!」と思い、自分のキャパシティに合わない数のリストを書き出してしまう人がいます。
そうすると結果的に全て終えることが出来ず、「今日も全て終わらなかった」なんてネガティブな気持ちになってしまいます。
そして、勉強への意欲が損なわれてしまうかもしれません。
そのようにならないように、少なめにリストを設定しましょう。
私たち人間は、どんなに小さなことでも達成することが出来ると更にやる気がみなぎってくるものなのです。
5.とりあえず動こう
「後で勉強を始めればいいや」「今はやるべきときではない」なんて思って、だらだら過ごしがちですよね。
でもそうやって言い訳をしている間に、あなたのライバル達はコツコツと勉強を進め、実力をアップさせているのです。
それに後になって「あの時やっておけばよかった!」なんてなったらイヤじゃないですか。
後悔の連続の人生にしないために、すぐに動く癖を身に付けておきましょう。
あなたは勉強しないために何かしら理由をつけて、勉強していないのですよね。
でもそんな理由なんて関係ないのです。
なんでもいいから、手をつけましょう。
英単語を覚えるだけでもいいですし、教科書を音読するだけでもいいです。
何かしら行動しましょう。
考えているだけではなにも進まない
「後でやればいい」なんて考えているとき、あなたの勉強は進んでいるとはいえません。
行動しなければ何事も進みません。
進まなければ、後になって後悔するのはあなたなのです。
勉強は誰かのためにするものではなく、アナタ自信がこれからの人生を生きやすくするためのものなのです。
時間は戻りません。
あれこれ考えている時間があるのであれば、手や脳みそを動かして勉強するようにしましょう。
少しずつ習慣化していけば、だらだらすることは減りますよ。
6.時間にメリハリをつけて取り組む
時間にメリハリをつけて取り組むことで、勉強を効率的に、そして集中して一気に取り組めるようになります。
どれだけ勉強をするのか決めないで取り組むと、ダラダラ勉強することでやる気がどんどんなくなってきてしまいます。
「いつまでも終わらないこと」をやっていては、誰でも途中で飽きてしまいますよね。
そんなことにならないためにも、勉強する時には時間にメリハリをつけて取り組みましょう。
例えば「1時間勉強する」と決めたなら、その1時間はしっかりと集中して勉強出来るはずです。
時間が気になってしまう人は、予めアラームを1時間後にセットしておくと、「あと何分かな」と気にすることなく勉強に取り組めるようになりますよ。
ダラダラやると集中できない
時間を決めずにダラダラ勉強していても、ゴールのないマラソンを延々と続けるようなものです。
終わりが見えなければ必ずどこかで挫折してしまいますし、集中力も途切れてしまうでしょう。
また、時間の縛りがない分、休憩も一度取るとズルズルと長時間取り続けてしまいます。
時間のメリハリがない勉強は、学校で授業を受ける以上にやる気が起こりにくく、また勉強しても内容が頭に入ってこないでしょう。
ダラダラやったところで、集中など出来るわけはないでしょう。
事前に1日の勉強計画表を作る
勉強する時には、事前に1日の勉強計画表を作りましょう。
計画表を作っておけば、最初からスケジュール通りに勉強に取り組めますので、時間のロスを防ぐことが出来ます。
いちいち「今日は何の勉強をしようかな?」と悩んでいると、ついつい自分の好きな教科ばかりをやろうとしてしまうことが多いですよね。
そして気付けば、勉強内容が偏ってしまっていて、苦手教科はほとんど勉強出来ていなかった、なんてことになってしまうかもしれません。
それを防ぐためにも、予め1日の勉強計画表を作っておきましょう。
そうすれば、好きな教科も苦手教科も、差を作ってしまうことなく勉強が出来るはずですよ。
7.好きな人に褒めてもらう
好きな人に褒めてもらえると、何でもやる気が出ますよね。
オシャレやダイエットでも頑張ろうと思えますし、勉強だって努力しようと思えるものです。
そんな好きな人のパワーを借りることで、苦手な勉強にもやる気を出すことが出来るでしょう。
しかしだからと言って、いきなり好きな人に「自分を褒めて!」と激しくアピールしてはいけません。
好きな人に褒めてもらいたければ、さり気なく会話の中で自分の頑張りをアピールしましょう。
あからさまに褒めて欲しいアピールをすると、相手は引いてしまいます。
楽しく会話をする中で、自然に褒めてほらえるように会話の流れを持っていきましょう。
勉強を頑張っていることを褒められると、モチベーションが上がる
勉強なんて、ただでさえやる気が出ないものですよね。
一生懸命に頑張ったところで、何の見返りもご褒美もなければ、途中で飽きてやる気を失くしてしまう人は多いはずです。
しかし好きな人に勉強を頑張っていることを褒めてもらえると、驚くほどにモチベーションが上がります。
褒められた嬉しさで、もっと今よりも頑張ろうと気持ちに火が付くことでしょう。
そのモチベーションを保つことが出来れば、きっと勉強を頑張り続けることも出来るはずですよ。
好きな人から勉学お守りをもらう
好きな人から勉学お守りをもらうことが出来れば、それは大きなやる気アップになるでしょう。
もしも一緒に好きな人と神社やお寺へ行けるなら、そこで勉学お守りを選んでもらうとより効果的です。
もしくは、自分から先に好きな人に勉学お守りを渡せば、お返しとして相手からも勉学お守りをもらえるかもしれません。
おねだり出来る人は好きな人にお守りをおねだりしてみましょう。
「好きな人からもらった」ものは、あなたにとってきっと大きな効果を生み出すはずですよ。
8.リラックスする環境を作る
気持ちがリラックスした環境でこそ、人は集中力を発揮しやすくなります。
人によっては多少緊張感があった方がいい場合もありますが、それは試験や発表などの本番の時に限ります。
普段から緊張していては、集中出来るものも出来なくなってしまいますよね?
そのため、試験のような本番ではなく、単に勉強をする時には、リラックスして取り組めるように自分で環境を作りましょう。
放課後の学校や図書館、静かな喫茶店や自宅の部屋など、自分が一番落ち着ける場所を見つけましょう。
そうすれば、リラックスした環境の中で気持ちも研ぎ澄まされて、勉強に集中出来るはずですよ。
BGMは自然音がお勧め
勉強のお供に音楽を聴く人は多いですよね。
人によっては音楽を聴きながらの方が、勉強に集中出来るのかもしれません。
けれど、音楽にノッて勉強どころではなくなってしまう人もいますし、普段音楽を聴き過ぎたせいで、試験のように静かな空間では反対に集中出来なくなってしまうという人もいます。
勉強する時には、できるだけ音楽ではなく、自然音をBGMにしましょう。
水の流れや鳥のさえずりなどを聞いていると気持ちがリラックスしやすいですし、集中力の邪魔になることもありません。
自然音で心を落ち着かせて、リラックスしながら勉強すれば効率もアップするでしょう。
音楽はかけないで
ロックやポップな音楽をかけると、楽しく勉強に取り組むどころか、余計に集中出来なくなってしまいますよね。
盛り上がった気分では、とても勉強しようなんて思えないものです。
バラードやクラシックのような静かな音楽でも、自分の心が音楽に引っ張られることで、勉強の邪魔になってしまいます。
ですから、勉強する時には音楽をかけるのは止めましょう。
自然のようなBGMで気持ちをリラックスさせるのはいいですが、メロディのあるものはかけないようにします。
するとそれだけ勉強にも集中出来るはずですよ。
9.勉強の出来る友達を作る
1人で勉強するよりも、誰かと一緒に勉強する方が集中出来ることってありますよね?
一緒に励まし合える勉強仲間がいると、自分の勉強にもやる気を出せるようになります。
いつも楽しく遊んでいる友達とでは、勉強していてもお互いに直ぐに飽きて、遊びたくなってしまうかもしれません。
ですから、いつも遊ぶ友達ではなく、そこまで頻繁に遊ぶことのない人を勉強友達にするといいでしょう。
自分よりもやる気があって、勉強も出来る人を友達にすることが出来れば、同じようにやる気を持って勉強に取り組めるようになります。
頻繁に教えてもらえる
一緒に勉強出来る友達がいれば、分からないことがあればその友達に頻繁に教えてもらうことが出来ます。
もちろん自分が分かることで、友達が分からないことがあれば、自分も友達に教えてあげます。
そうすることでお互いにイーブンな関係を築けるので、楽しく勉強に取り組むことが出来るはずです。
分からないものを分からないままにしておくと、せっかく勉強しても意味がありません。
自分だけだと分からないままで終わらせてしまうところを、友達がいればその場で聞くことが出来ます。
お互いに教え合いながら勉強に取り組んでいきましょう。
10.自分よりできない人に教える
人によって得意・不得意がありますよね。
自分は数学が得意でも、数学が苦手な友達がいたり、その逆もあったりするでしょう。
自分の勉強に一生懸命になることも大切ですが、もしも友達が自分よりも勉強ができないのなら、積極的に教えてあげるべきです。
自分よりできない人に教えることで、相手の助けになることが出来ます。
また、助けられた分も、自分が困った時には今度は相手が助けてくれるようになります。
勉強はお互いの足を引っ張り合うものではありません。
お互いに切磋琢磨して、上を目指していくものですよね?その気持ちを持って、できない人には教えてあげましょう。
人に教えると自分の理解もより深まる
人に教えることで、自分の理解がより深まります。
例えば年号と出来事を1つ覚えるだけでも、頭で覚えているだけでは、直ぐに忘れてしまいます。
しかしその年号と出来事を口に出して人に教えると、不思議なことにいつまでも頭にそのことが残ります。
人に教えていると、その時間が無駄に思えてしまう人もいるでしょう。
しかし、実際には声に出して人に教えることで、より自分もそのことに対しての理解が深まっているのです。
そう思えば、人に教える時間も無駄ではないと思えますよね?
感謝され尊敬されることでモチベーションが上がる
人に勉強を教えると、教えた相手からは感謝されます。
相手と自分の実力に差が開いているのなら、感謝だけでなく、尊敬されることだってあるでしょう。
人に感謝をされたり、尊敬されたりすると誰でも嬉しくなりますよね?
その嬉しいという気持ちが、自身のモチベーションのアップにも繋がります。
人に教えて感謝されながら、同時に自分のモチベーションも上がるなんて、まさに一石二鳥でしょう。
11.達成一覧表を作る
達成一覧表を作ることで、自分のモチベーションのアップが出来ます。
達成出来た内容がたくさんあればあるほど、「こんなに出来たんだな」と嬉しくなりますし、達成感が次のやる気へと繋がっていくはずです。
予め勉強の計画表と一緒に、達成一覧表も作っておくと手間が省けます。
達成出来たものは赤丸などでチェックしていけば、一目で出来たことと出来ていないことを見比べることも出来ますよ。
12.自分の声で覚えたいことを録音して聞く
覚えたい内容があれば、それを音読して録音しましょう。
その音声を繰り返し聞くことで、覚えたい内容が頭に入りやすくなります。
もしも自分の声が気に入らなければ、何度も同じ内容を録音し直しても良いでしょう。
それだけ勉強内容を音読することにもなるため、必然的に覚えたい内容が頭に入ってくるはずですよ。
最近では携帯でも簡単に録音出来ますので、一度試してみてはどうでしょうか?
自分の声で読んだものを聞くととても記憶に残る
やってみたことがある人には理解しやすいと思いますが、自分の声で録音したものというのは、とても記憶に残りやすいです。
例え自分の声に違和感があったとしても、それはそれとして録音した内容は頭に残りやすいので、結果的に効果はあります。
国語や数式、英文など、覚えたい内容をどんどん音読して録音してしまいましょう。
一通り録音を終えたら、空き時間には自分で録音した内容を何度も繰り返し聞きます。
「読書百遍」という言葉がありますが、それと同じ要領で、何度も聞いていれば自然と覚えられるようになるかもしれませんよ。
暗記に自信のない人ほど、ダメ元でやってみましょう。
13.先輩の体験談を聞きに行く
どうしても勉強にやる気が出ないのなら、どうすればやる気が出るかを先輩に聞いてみるのも良いでしょう。
あなたよりも先輩ということは、あなたよりも多くの試験や勉強にも取り組んできているはずです。
その先輩の体験談を聞くことによって、何かやる気を出すヒントを得られるかもしれません。
体験談を聞く先輩は、自分と同じようなタイプの人を選んだ方がいいでしょう。
あなたが勉強嫌いなのに、勉強好きな先輩の体験談を聞いたところで、きっとまともなアドバイスにはならないですよね?
その一方で、あなたが勉強好きなら、勉強嫌いの先輩の体験談もまた、アドバイスにはならないでしょう。
あなたが勉強嫌いなら、同じくらいに勉強が苦手だと公言している先輩を尋ねましょう。
自分と似たタイプの先輩の体験談は参考になることが多いですし、またアドバイスの内容にも素直に納得出来ることが多いはずです。
自分でやる気を出すことが出来ないのなら、他の人からその方法を学びましょう。
自分の勉強の仕方の良し悪しに気付ける
先輩の体験談を聞くことで、自分の勉強の仕方の良し悪しに気付けることもあります。
例えば自分が何時間もダラダラと勉強をしていたのに対し、先輩が時間にメリハリをつけて取り組んでいたのなら、自分のやり方では集中力を損ねるだけだったということに気付けるでしょう。
また、先輩が週に3日しか勉強していなかったのに対し、自分は週に5日は勉強しているのなら、勉強に取り組むやる気は自分の方があるのだと気付けるでしょう。
そうすることで、勉強の頻度を変えることなく、時間にメリハリを付けて今以上に上手に勉強していくことも出来るはずです。
勉強やり始めたけど途中でやる気がなくなって進まない場合
周りの興味があるものからお誘惑を断ち切り、とりあえず行動して勉強をすることができたとしても途中で集中力が切れてしまうことがあります。
人間は50分単位で集中力が切れるといわれているので、50分ごとに休憩を入れるのも手段のひとつです。
しかし、休憩してやる気が元に戻れば良いのですが、そうもいかないときがありますよね。
なんだかもうやる気が出なくなってしまったなんてことは誰もが経験しているはずです。
しかし、そこでくじけていては前に進むことが出来ません。
勉強したことになりません。
そんな時に取り入れて欲しい方法もご紹介しますね!
14.簡単・得意なものから取り掛かる
やる気が出なくなった原因って分からない問題や難しい問題に出くわしたからではないでしょうか?
でも、自分が得意な問題や簡単な問題を取り組めば、すんなりと解くことも出来ますよね。
先ほど記載したように、私たちの脳はちょっとの達成を味あわせてあげるだけでやる気がアップするものなのです。
脳はとっても単純なものなのです。
ですから、難しい問題に行き詰ったら、その問題を取り組むのをやめましょう。
そんな時には、先に得意な問題や簡単な問題に取り組んで欲しいのです。
いきなり難問をすると余計にやる気が削がれる
難しい問題に取り組むと、答えまでなかなか行き着くことが出来ず、イライラしてしまうことがありませんか?
問題を解きたいのに解くことが出来ない気持ちになっていると、行き詰まりを感じてしまい、やる気が削がれてしまいます。
それはあなたも経験したことがあるのではないでしょうか?
時には粘ることも大切ですが、本当に分からない問題とずっと向合っていても無駄な時間になっていることがあります。
潔く解答方法を確認するのも大事なアクションということも忘れないでくださいね。
15.こまめに休憩をとる
あなたは勉強を始めると夢中になってしまい、時間を忘れてとばしてしまいがちではありませんか?
実はそれ、ちょっと危険です。
やる気のあるうちに勉強を進めておきたいという気持ちも良く分かります。
しかし、そのようにしてしまうとあなたが気づかないうちに脳に疲労がたまります。
そうすると、勉強へのやる気が次第になくなってきたり、モチベーションが下がってしまうことがあるのです。
せっかく勉強するのですから、それは避けたいですよね。
人間の集中力の持続時間は50分
私たち人間の集中力が続くといわれているのは、約50分間と言われています。
ですから、1科目50分以内で勉強を終わらせるようにしてみましょう。
私たちは思っているよりも脳の影響を受けています。
そりゃあ自分の脳みそなのですから、その通りですよね。
しかも、脳は私たちが思っているよりもとても単純で騙されやすいのです。
50分ごとに15分間の休憩
ですから、50分ごとに15分間の休憩を入れるようにしましょう。
そうすると、勉強したことを自然と脳みそが整理してくれますし、あなた自身の気持ちも穏やかになるはずです。
休憩をとるときは、「休憩を効率的にするための5個の工夫」も参考にしてみてください。
もしも、休憩するのも惜しいくらいに時間がない場合であれば、休憩の飲み物やお菓子をつまみながら、お遊び程度の問題を解くのも良いでしょう。
お遊び程度とは、英単語の意味確認や古文の用語確認などです。
16.気分転換をする
勉強しなければ!という気持ちに駆られていると、ずっと机や教科書に向かいがちです。
そうすると、なんだか身体が硬くなったような気がしたり、肩こりが原因の頭痛などを引き起こして勉強に支障が出てしまうことがあります。
また、勉強をしているけれど頭に入らない事態が起こってきます。
そんな時こそ、気分転換をはかってください。
「気分転換ができる19個の方法。自分にあったものを探そう!」の記事でも、気分転換の方法を紹介しています。
ここにもありますが、窓を開けて空気の入れ替えでもいいです。
ちょっと近くのコンビニまで甘い飲み物を買いに行くのでもいいでしょう。
そのようにメリハリある、リフレッシュある時間を過ごすことでその後の勉強のスピードは変わってきますよ。
軽い運動をする
気分転換の1つに軽い運動があります。
運動というと早朝マラソンだとか球技などを思い浮かべがちですが、勉強をしなければならない時ってそんなこといってられませんよね。
ですから、家でストレッチをするといいでしょう。
その時の呼吸は吐き出す時に身体から汚いものが出るイメージ、そしてすう時には綺麗な空気が身体に入っていくようなイメージをするといいでしょう。
また、ストレッチや軽い運動のリズムに合わせて単語などを口に出すと、びっくりするくらい体が単語を覚えてくれるのでオススメです。
17.甘い物を食べる
あなたは甘い食べ物は好きですか?
疲れたときにはなんだか無性に甘いものが食べたくなるものです。
それに甘い物を食べると嫌なことを忘れられますよね。
甘いものには、私たちの脳へちょっとした催眠状態のようなものをかける作用があります。
実はそれ自体には、疲れを取る作用はないのですが、脳が麻痺してしまうのですね。
甘い麻薬なんていわれているんですよ。
甘いものは集中力や記憶力を高める
しかし、甘いものには砂糖が含まれていますね。
それは、私たちの集中力や記憶力を高めてくれます。
ですから、甘いものは疲れをとるだけでなく、勉強するにあたってとても良い効果を発揮してくれるのです。
休憩がてら、「甘いもので特に美味しい15個の食べ物!これはおすすめ!」の中から、食べたいものを探してみるのも楽しいですよ!
美味しいものを食べて疲れも取りながら、記憶力等を高めてくれるなんて、これは食べるしかないですね!
18.勉強をする場所を変える
あなたはいつも同じ場所で勉強をしていませんか?
私たちの脳はマンネリが嫌いです。
というか、マンネリがとても苦手です。
ですから、ちょっと勉強をする場所を変えるだけでも、さっきまで理解できなかった問題をサラリと解くことが出来てしまうことがあるのです。
「勉強できる場所おすすめ8選。カフェや貸し会議室、ホテルのラウンジや図書館など!」でも、おすすめの勉強場所を紹介しています。
いつも家の自分のデスクで勉強している方は、学校や公共の図書館で勉強するのもいいですよ。
ちょっとオシャレなカフェでおいしい飲み物を飲みながら勉強するのでもいいでしょう。
もしも、お金をかけることができないのであれば、布団やベッドの上で勉強するのもオススメですよ。
多くの方は、勉強というのは机のようなものに向かって、ペンと紙でするものだと感じていますね。
しかし、私たちはリラックスしている状況であればあるほど、勉強したものが頭に入ってきやすいのです。
ベッドに寝転ぶと絶対に眠ってしまうという人は避けた方が良いですが…。
リラックスしながら勉強するのもひとつの手段ということをお忘れなく。
毎回同じ机で勉強すると飽きてしまう
なぜ、同じところで勉強をし続けると集中力が切れてしまうのでしょうか?
それは、ずばり飽きてしまうからなのですね。
あなたが飽きっぽくない人であっても、それは起こり得ることです。
人間は変化する生き物ですから、勉強する場所も少しずつ工夫するといいんです。
先ほど記載しましたように、いつも同じ机で勉強するのをやめてみましょう。
いつも同じ景色を見ていると、飽きてしまいますよね。
どんなに美しい風景であっても、100回も見たら最初の感動のような気持ちは湧き上がってこないはずです。
ですから、その「飽き」へ対処する必要があるのです。
では、どうしたらよいのでしょうか?
静かな図書館などで場所を変えて勉強すると効果的
先ほども記載しましたが、1番のおすすめは場所を変えることです。
特におすすめするのが、学校や公共の図書館で勉強することですね。
図書館は、静かにするのが暗黙の了解になっていますから、自然と勉強がはかどるでしょう。
また、余計なものもないので興味を引かれて集中力が切れるということもありません。
それに学校によっては、図書館に自習スペースを設けているところもあるので上手く使いたいものです。
自習スペースでは、仕切りで区切られていて隣の人の勉強している姿を見なくて済むものもありますよ。
図書館で勉強をするメリットはもう一つあります。
勉強でもしも行き詰ったとしたら、すぐに本などで確認することができることでしょう。
高校生や中学生であれば、そのまま職員室に出向き担当の先生に質問をすることができます。
大学生や資格取得の勉強であっても、辞書などがそろっている図書館で勉強をすれば、その場で悩みを解決することが出来ますよね。
雑音が多い所では集中力が持続しないので注意
先ほどカフェなどで勉強することもオススメしました。
しかし、それは静かなところに限定されます。
たまに試験勉強をレストランで行なっている学生を見かけます。
そんな彼らが、騒音や雑音がすごい中で勉強できているのは相当なメンタルが強い証でしょう。
でも全ての人がそのような雑音などに邪魔されずに勉強できるとは限らないですよね。
できれば静かなところで勉強したいはずです。
ですから、うるさいレストランやカフェは避けましょう。
また、家族がうるさくて家出勉強が集中できない場合は、積極的に学校や公共の図書館を利用するようにしましょう。
レストランやファストフードは、深夜になると日中ほどざわめきはなくなります。
家では集中して勉強できないという方であれば、深夜の飲食店の利用もおすすめします。
お客さんが全て静かにしてくれているのであればいいのですが、たまにマナー違反なのではないかと思われるくらいの大声で話す集団がいるので注意です。
深夜の静かな店内にその人たちの会話が響き渡り、いやでも聞かなければならなくなるのです。
あなたが集中できると思う場所をいくつか候補にあげておくといいでしょう。
19.自分にご褒美
勉強をするにあたって、何かしらのご褒美を設定しているとやる気がアップしますよ。
アルバイトや仕事をしている人であれば実感したことがあるかもしれませんね。
「このバイトが終われば、大好きな俳優がでているドラマが見られる!」なんて思えば時間があっという間に過ぎるものです。
それに、私たち人間は未来に対してワクワクしたことをやる気というエネルギーに変えることが出来ます。
あなたもその経験があるのではありませんか?
あなたがもしもクラスのトップになりたいと考えているならば、それはなぜでしょうか?
「クラストップになった自分はきっと輝いているはずだ」と未来に期待しているはずです。
私たちは未来にワクワクしたとき、やる気はきつも以上にアップするものなのです。
勉強が終わったら楽しいことをするという計画を立てをたてる
しかし、そうやって自分の未来の姿を想像してみてなんていわれてもすぐに出来るものではありませんよね。
もしも未来のキラキラしている自分を想像することが出来るのであれば、ぜひそうしてもらいたいのです。
しかし、出来ない方はどうしたら良いのでしょうか?
ずばり「勉強が終わった後の楽しみ」を作ってください。
計画してください。
多くの方は試験が終わったら、その勉強している間にガマンしていた何かを思いっきり楽しむでしょう。
または、旅行やショッピングを楽しむことかもしれませんね。
そうやって、試験後の楽しい未来を計画しておくことで勉強で行き詰まりを感じたとしても、乗り切ることが出来るのです。
本来、勉強はつらいものではありませんが、修業のように捉えている方も少なくはありません。
そのような場合に、試験後に何も楽しみがないのであれば今の現状に満足することはできないでしょう。
なんのために頑張っているのか分からなくなったり、目的を見失ってしまうと私たちのやる気やモチベーションは途端に下がってしまうのです。
ですから、なんでもいいので「楽しい計画」を思いっきり立てちゃいましょう!
人生は勉強の連続!
今回は勉強にやる気が出ない人に向けた、やる気アップテクニックを11個ご紹介しました。
いかがでしたか?
もしかしたら既に実行している項目があったかもしれませんね。
私たちは時に、どんなにイヤでも勉強をしなければならない時があります。
それは学生の試験であったり、進学のための受験の勉強であるでしょう。
しかし、勉強というのは学生だけがするものではないのです。
社会人になっても、昇進や昇給の試験の為に勉強をするシーンもあるのです。
また、そのような仕事面のために勉強するのではなく、自分自身をもっと立派にしたいという気持ちから勉強をすることもあるのですよ。
それは自分磨きになりますね。
それに、どんなに年をとっても人というのは勉強の連続です。
完璧な人間など存在しないのです。
でも勉強をしろといわれてもなんだかやる気は起きないもの。
ですが、その時に踏ん張って勉強しておけば必ずこれからの人生で何かしら役に立つ日がやってくるのです。
「これ役に立つの?」なんていうものも、老後になってから役に立つこともあるのです。
ですから、諦めずに勉強をしてください。
最後にオマケ。丸秘暗記術!
勉強をしている方は、数学などの数式を解いている方ももちろんいらっしゃるでしょう。
しかし、文系の勉強をしているとどうしても暗記がつきものです。
そのような暗記に困っているあなたにちょっとした暗記方法をご紹介しますね。
まず、私たちの脳は繰り返されたものに対して「これって重要なのね!」と認識してくれます。
ですから、暗記したい言葉を脳に重要だと思わせればいいのです。
その方法として、何度も繰り返すという方法があります。
既に実行している方もいるかもしれませんね。
やみくもに繰り返せばいいというわけではありません。
英単語の暗記を例にあげてみましょう。
あなたは100コの英単語を覚えなければなりません。
まずは、1個ずつ英単語と日本語訳を音読してみましょう。
または目で確認しましょう。
10個ずつ覚えていきましょう。
覚えたら、いったん英単語とはお別れです。
その後は別の勉強をしてください。
例えば数学かもしれませんね。
そして50分勉強をしたら、15分の休憩を挟みましょう。
その時にさっき覚えた単語が覚えているかどうかを確認するのです。
たぶん5分もいらないはずです。
このようにちょっとしたスキマ時間を使って何度も何度も確認するのです。
そうするとアラ不思議、ちゃんと取り組めばあっという間に暗記できるはずですよ。
100コの中でどうしてもこれだけは覚えられない!というものだけを、最後は集中的に覚えればいいのです。
スキマ時間で暗記を繰り返しましょう。
暗記のコツをさらに知りたい人は、「暗記のコツ15選」もおすすめです。
暗記が苦手な人でもできる方法もあるので、試してみてくださいね!