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差し入れに持参すると喜ばれる手土産...(続き6)

4. 知人のスポーツ大会

スポーツ大会では参加する皆のモチベーションやテンションが高いこともあり、どんな差し入れでも喜んで受け取ってくれることが多いです。

また、スポーツ時に差し入れをするという行為は、学校の部活動などでも昔から日常的に行われていたため、スポーツと差し入れとの関係性は今でもとても深いです。

昔は部活動でマネージャーがレモンの蜂蜜漬けを用意したり、試合の際の差し入れを用意したりすることがよくありましたが、現在でも学校や部活によっては行われているようです。

また、学生や社会人に関係なく、スポーツ大会では関係者や保護者から差し入れがあることがとても多いです。

スポーツ大会では、手早く食べられて栄養補給が出来る、おにぎりのような軽食が差し入れとして出されることが多く、またお菓子のようにさっさと食べられるものも多いです。

最近では差し入れとしてお弁当やお寿司など、通常の食事が用意されることも少なくはないようです。

差し入れのマナーとは

差し入れをする際には、何でも持って行っていいというわけではありません。

スポーツ大会の差し入れに、飲食物やタオル類ならともかく、とくに役に立つわけでもない観賞用の置物や写真などを持って行ったところで受け取る側は有難迷惑になってしまいます。

また、例えシチュエーションに合った差し入れでも、購入価格が非常に高いものを用意すると、受け取る側は困惑したり、遠慮してしまったりもします。

差し入れは持って行く場面に合わせて内容を選別し、その内容も受け取る人たちがなるべく喜んでくれるものが望ましいです。

普段差し入れをする機会がない人では、「どんなものが差し入れとして相応しいのか」を知らないことも多いため、相手が喜んでくれるだろうという自分の勝手な判断で差し入れるものを決めるよりは、他の人の意見を聞くなりして内容を決めるようにしましょう。

では、具体的にはどのような差し入れが喜ばれるのでしょうか。

以下にご紹介していきます。

1. 基本的に飲食物を持って行く

辞書にもあるように、差し入れには主に飲食物を用意します。

がっつり食べられるものというよりは、さっと軽く食べられるような軽食を差し入れする場合もありますし、休憩時間に食べてもらえるようなお菓子を用意する場合もあります。

ドリンクのみを渡す場合もありますが、ドリンクだと差し入れをする人数を把握しておく必要があります。

2リットルサイズのドリンクと、紙コップを用意して差し入れるのであれば細かな人数の把握は必要ありません。

差し入れをする先は大抵大人数であることが多いため、飲食物も多めに用意しておく必要があります。

おにぎりのように一人一つずつ渡すタイプでも良いですし、ピザやケーキのように数人で切り分けるタイプのものでも良いでしょう。

2. 食べやすく片付けやすいものを選ぶ

差し入れをする際には、出来るだけ食べやすく、また片付けやすいものを選ぶことをおすすめします。

仕事中であれ、スポーツ大会やコンサートなどであれ、バタバタとその場が慌しいと落ち着いて席に座るような余裕もありません。

そのため、しっかり席について食べるものよりも、一口で食べきれてしまうサイズの差し入れであれば、もらう側は手間も時間もかからずに素早く食べて、また動くことが出来ます。

少々行儀が悪いですが、立った状態でもさっと食べられるものが良いかもしれませんね。

また、食べやすいだけではなく、片付けやすいことも重要なポイントです。

例えば一口サイズで紙に包んである饅頭なら、食べ終わったらその紙だけを捨てればそれで片付きます。

一々洗って分別して捨てなければならないような容器に入ったものだと、差し入れする側は良いですが、もらった側の後片付けが大変になってしまいます。

差し入れでは見た目重視ではなく、手軽に食べられて、なおかつ後片付けが楽なものを基準にして選びましょう。

3. 大勢でも取り分けやすいもの

少人数で全員分の差し入れを用意できる時は問題ありませんが、具体的な人数が分からない場合には大勢で取り分けられるタイプのものを差し入れにすると良いでしょう。

例えばあられやチョコレートなど、小分けになったものが一袋にたくさん入っているタイプのものであれば、それを2、3袋差し入れすれば十分でしょう。

このタイプはお菓子類に非常に多いですが、中にはサンドイッチや一口サイズのおにぎりの詰め合わせなど、一つの箱の中でいくつも個包装になっているものもあります。

また、一袋の中でさまざまな種類のお菓子が食べられるようになっているものであれば、好き嫌いのある人でも自分で食べるものを選ぶことが出来ますのでおすすめです。