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干渉とはどういう意味?どこからが干...(続き2)

では、具体的にはどのような場面でどのように干渉が行われるのでしょうか。

干渉における具体的な行動例をご紹介していきます。

1. 相手を尊重しない

干渉とは、辞書の意味にもあるように「相手を自分の意志のままに従わせようとする」ことです。

つまり、相手の意志や意見などはまったく無視をするという状態です。

当然ながら相手への尊重は一切ありません。

先に例を挙げた夫婦と姑の話でも分かると思います。

姑が夫婦のプライバシーや意志をまったく尊重せずに、自分の望みや意志ばかりを押し付けて、夫婦を従わせようとしています。

夫婦にとっては迷惑極まりない姑の言動や行動です。

残念ながらそういった家庭は少なくないようですね。

また、親が子どもの進路について「ここへ進学しなさい!」など、本人の希望を無視して強引に決めてしまうことも、子どもにとっては干渉に当たります。

干渉する側の人間はいつも、「本人のために良かれと思ってアドバイスしてあげた」と勘違いしていることが多いです。

しかし、それはあくまでも「自分が相手のために良いと思ったから言った」ことなのです。

そして、そこに相手の意志や意見はまったく尊重されてはいないのです。

もし本当に相手のことを思うのであれば、まずは相手の意見を尊重するでしょう。

それをせずにあれこれと口を出すということは、干渉以外の何物でもありません。

2. 自分の思い通りにさせようとする

干渉する側の人間は、いつでも干渉の対象となる相手を自分の思う通りにさせようとします。

しかしそれは、本当に相手のことを考えての行動ではありません。

あくまでも「自分がそうさせたいから」という自分勝手な感情からきています。

例えば、ある裕福な家庭があるとします。

夫は大手企業で活躍し、地位も名誉も手にしている立場にあります。

一方の妻は、そんな自分の家柄に恥じないような生活を送ろうとして、専業主婦として家庭を支えています。

そしてそんな家庭に生まれた子どもに対し、両親もしくは母親は、父親と同じような道を歩ませようとします。

幼い頃から子どもに英才教育を施し、将来は一流企業への就職をさせようとします。

もし、子どもがその状態を素直に受け入れていれば、何の問題もありません。

しかし、成長するに連れて、子どもがもし自分の将来を「動物園で働きたい」「介護の仕事で人の役に立ちたい」などと、親の希望とは違うところで考えていたとしたら・・・。

父親のように就職して欲しいと考えている母親もしくは両親と、子どもの意見が対立するでしょう。

この場合、本当に子どものことを考えているのなら、「あなたの行きたい進路へ進みなさい」と両親は快く応援してくれることでしょう。

しかしここで、「とんでもない、あなたは絶対に一流企業へ勤めなければダメ!」と子どもの意見を無視する。

そして、自分たちの希望とする就職先へ就かせようとするのであれば、それは親から子どもに対しての「干渉」なのです。

場合によっては例え本人の意志とは反しても、それが本当に本人のためを思っての助言であることもあります。

しかし、その場合にはきちんとした根拠や理論があるため、干渉とは言わないのです。

3. 余計なお節介をする

干渉する人は、「自分が相手を意のままに従わせたいから干渉している」という事実を、「相手のためを思って心配して行動している」と勘違いしていることが多いです。

また、その事実を自分ではまったく気づいていないこともあります。

そのため、無自覚で干渉する人は、良かれと思って相手のためにあれこれと世話を焼くことが多いです。

例えばお隣さんにたまたま夕食の残りを持って行った時に、「ありがとうございます、助かりました」とお礼をされた…。

誰でも「喜んでもらえて良かった」と思いますよね。

しかし、相手が本心からその言葉を口にしているかどうかということは、こちらには分かりません。

持って行った夕食の内容が、実は受け取った相手が食べられないものだったという可能性もあります。

しかし、それを「間違いなく喜んでもらえた!」と思い込んでしまったら…。

相手が頼んでもいないのに、それから毎日のように差し入れをしてしまう人がいます。

受け取る側も、たまの差し入れであれば喜べるかもしれません。

ですが、流石に毎日まいにち残り物の差し入れをされると、正直困ってしまいます。

夕食をどうするかは、その日の家庭の事情にもよります。

親切心でやっていることが、いつしか「余計なお節介」になってしまうこともあるのです。