しかし、いつの間にか自分の話に流れを持って行くことが多いです。
「そんな時にはこうすれば良いんだよ。自分の時にはこうだったから。でも自分の時は・・」
なんて、他人への干渉から自分への話題に繋げることが多いです。
8. 相手に認めてもらいたい
人には誰しも承認欲求があります。
何もしなくても自分の存在を認めて欲しいと本心では思っています。
しかし、現実は何もしなければ、周りの人に認められることは難しいです。
だからこそ、仕事で活躍したり、趣味で輝いたりと、人によって承認欲求を満たそうとする場所が違っています。
他人に対して過剰に干渉してくる人も、実はそうすることで、自分をその相手に認めてもらいたいと心の奥底では思っています。
自分の意見を取り入れて、自分の思う通りに相手を動かすことで、そこに自分という存在の意志がしっかりと反映されていることが分かるからです。
相手に対して優越感を持ちたがる人もまた同じです。
相手を下に見ることで、自分という存在を認めてもらおうとするのです。
9. 感謝されたい
ボランティアを行う人の多くは、無償の気持ちで誰かを助けています。
しかし中には、自分が手助けすることによって、誰かから「ありがとう」と感謝されることが嬉しくて、ボランティアを行っている人もいます。
それと同じように、他人に干渉する人は、自分のアドバイスによって誰かのためになり、結果的に相手から感謝されることを望んでいることがあります。
相手から感謝されることで自分も満足感を得られます。
また、自分のアドバイスが間違っていなかったと新たな自信にも繋がるからです。
他人から感謝されるために干渉することは、何も悪いことではありません。
しかし、それも行き過ぎてしまうと、感謝されるどころか相手からは嫌煙されてしまいます。
10. 支配欲が強い
干渉の意味は、「自分の意志のままに相手を従わせようとすること」です。
それは同時に、支配欲が強いとも言えます。
特に親子間や嫁姑間などの身内に関することでは、干渉の強さは支配欲の強さとも考えられます。
親が子どもを自分の言いなりに育てようとするのも、そこに愛情だけではなく支配欲も存在しているからです。
姑が息子夫婦の事情にやたらと口を出してくるのも、息子を自分の所有物だと考えているのです。
そのために、夫婦のことにまでやたらと干渉し、自分の思う通りに動かそうとしてくるのです。
一般的に考えれば、人が人を支配することなどあってはならないことです。
しかし、相手と自分との距離が近ければ、つい相手を支配しようとする感情が生まれてしまいます。
そしてその感情を抑えることが難しい人は、干渉気味になってしまうのです。
干渉してくる人への対処法
どんな人が干渉してくるのか、どんなことを干渉するのかが分かったところで、実際に干渉を受ける側の人は、どのような対処法を取っていけばいいのでしょうか。
干渉してくる相手によっては、邪険に出来ないこともあるでしょう。
上手に相手の干渉から逃れるためのポイントをいくつかご紹介します。
1. 自分の力で何とか出来るということを伝える
干渉してくる相手には、はっきりとそれが必要ないと伝えることが大切です。