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干渉とはどういう意味?どこからが干...(続き5)

1. 相手を純粋に心配している

親から子どもへの関係や恋人同士の関係、または親友同士のように、強い絆で結ばれている相手同士の場合には、何もただの干渉とは言えないこともあります。

例えば親が自分の見栄のために子どもに干渉する場合もあれば、純粋に子どものことを心配して、ついあれこれと口を出してしまう場合もあります。

また、自分の彼氏や彼女のことが心配で、つい束縛じみた行動や言動を取ってしまうこともあります。

他にも、親友が心配で、つい突っ込んだところまで指摘してしまったり…。

干渉の原因が純粋に心配している気持ちから起こることも大いにあります。

ただ、相手も人間です。

その干渉が時には自分を心配してのものではなく、「自分に嫉妬してそんなことを言うんだ」や「自分の言いなりにさせたいだけなんだ」などと誤解してしまうことがあります。

そうなるとすれ違いや喧嘩、トラブルとなってしまうケースも少なくありません。

もし純粋に相手を心配しての干渉になってしまった時には、相手が実際に痛い目を見たり、反省をしたりする出来事が起こらなければ、互いの誤解を解くのはなかなか難しいでしょう。

2. 自分の意見に非常に自信がある

人は皆、自分が実際に経験したことに対しては自信が持てます。

「経験からくる自信」ほど、それがよほど間違っていない限りは、自分の中では絶対的な物の判断基準になるのです。

しかしそれはあくまでも、「自分が体験した範囲内での自信」です。

それを他人の場合に当てはめると別の結果になることもあります。

しかし、経験からくる自信の欠点は、それが自分の場合だけでなく、他のすべての場合にも当てはまるものと勘違いしてしまいやすいことです。

例えば、ある宝くじを何年にも渡って購入し続けて、ついに一度も当たることがなかった人がいるとします。

その人の持論では、「この宝くじは当たりがまったく出ないから、買うべきではない」となり、それを他の人にも吹聴します。

「自分は当たらなかったよ~」と言うのではなく、「ここの宝くじは絶対に当たらない!」と自信満々に断言するのです。

しかし実際には、それを聞いていながらも宝くじを購入した人がなんと1等に当選します。

実際にそんな結果が出ると、それまでのその人の自信はガラガラと崩れ去ります。

そして、今度は「なぜ自分には一度も当たらなかったのか!」と逆切れするのです。

このように、自分の意見に非常に自信がある人は、「この場合にはこうだった」とは言いません。

いつも「絶対にこう!」と言い切る傾向が強いです。

また、自分の自信が間違っていたことを認められない人もいます。

そうなると、実際に間違っていた際にあれこれと理由をつけて逆切れをすることが多いのです。

3. 優越感を感じたい

何かにつけて人のプライベートや仕事に関して首を突っ込む人もいます。

「もっとこうした方がいいよ」「そんなやり方よりもこっちのやり方にした方がいいよ」

などと口うるさく干渉してくる人の場合は、本心ではまったく相手の心配をしていないことがほとんどです。

この手のタイプの人は、他人に干渉することで、相手よりも常に自分が優位に立ちたい、優越感を感じたいと思っていることが多いです。

例えば、相手の収入や暮らしぶりを細かく質問してきます。

そして、少しでも自分の方がそれよりも上だと感じれば、さも心配しているかのような口ぶりで相手にダメ出しをし、自分なりのアドバイスをします。

しかし、もしそのアドバイスを本当に相手が実践して、結果的に自分よりも収入も立場も上になったとしたら…。

口では「ほらね自分が言った通りにしたからよかったんだ」などと言いながらも、追い越されたことに対し本心では面白くないはずです。

優越感を感じたい人は、他人にアドバイスをすることで、同時に他人を見下し小馬鹿にもしています。

それが思い切り表面上に出てしまっている人は誰からも嫌がられてしまいます。