ではなぜギャンブル依存症になってしまうのでしょうか。
ギャンブルは元々スリルや刺激を楽しむためのものです。
また自分でも想定していなかったお金を手にできた時の興奮が忘れることができずに、再び足を運んでしまうようになります。
それがいつしか頭から離れられなくなり、ギャンブルのことしか考えられなくなり、気が付くと強迫的にギャンブルに没頭してやめることができなくなってしまうのです。
この状態になってしまうと、他人が何を忠告しても意味がありません。
冷静な判断をすることができず、多額の借金を背負うことになります。
そして借金を返すために、またギャンブルを行う・・という悪循環になっていってしまうのです。
「次は勝てるから大丈夫」なんて強気なことばかり言っていても、心理状態はもう闇の中です。
自分でも何も見えない闇に入ってしまっているのです。
10. 買い物依存症
買い物依存症は、常に「何を買うか」ということで頭がいっぱいになり、日々買い物をすることで心を満たしている状態のことをいいます。
買い物依存症はストレス発散のはけ口として、買い物をしてしまう傾向があります。
つまり心にストレスを多く抱えている状態であり、それを買い物でしか発散することのできない人なのです。
しかし本当に欲しい物ではないために、買っても袋を開けないまま部屋に放置しておくなんてこともよくあります。
またお金の限度を考えないため、気が付くと貯金は底をつき、カードの請求ばかりが届くようになってしまうのです。
いつも新しい洋服を着て、新しいバッグを持って、常に買い物ばかりしているような人。
このような人は羨ましいように思われますが、心身も金銭面でも多くの闇を抱えている場合があるのです。
11. 極度の人間不信
心に闇がある人は、極度の人間不信である人が多いです。
人間不信である人は、とにかく自分と人との間に壁を作ろうとします。
笑顔で接してはいるのだけれど、踏み込めない壁を感じるのです。
例えば「ゆっくり食事でもしようね」と笑顔で言ってくれるのに、いざ連絡先を聞こうとすると「また今度ね」と言って教えてくれません。
「どこに住んでいるの?」と深い質問をすると「たいした所じゃないよ」と言ってはぐらかそうとします。
このような人間不信は生い立ちや過去の経験からなり、それはなかなか消すことのできない心の闇となってしまうのです。
12. 恋愛依存症
恋愛依存症とは、すぐに恋に落ちるような恋愛体質の人とは違います。
これは相手に依存し、常に相手の行動や気持ちを把握しておかなければ不安になってしまい、その人がいないと生きていけなくなるような状態のことをいいます。
この恋愛依存症は、自分に自信のない人がなりやすい傾向があります。
自分自身には自信を持つことができないため、誰かに愛されて必要とされることでしか自分の存在価値を確かめることができないのです。
心に闇がある人は人に心を開きません。
人間不信であるとも紹介しました。
この人間不信と恋愛依存症は真逆のようにも思えますが、実は人間不信であるからこそ恋愛依存症になるのです。
恋人すらも信用することができず、自分を見せることも相手を受け入れることもできないのです。
だからこそ絆を感じることができずに、余計に多くの愛情を求めてしまう結果、恋愛依存となってしまうのです。
13. 二重人格
心に闇がある人は、その闇を隠そうと明るく振る舞います。