でも、了解の頭の「りょ」をそのまま抜いているだけですから暗号というには安直すぎますね。
天邪鬼な私にとってはとても「りょ」は使いたいと思いません。
やはり私の頭の中は「昭和のおじさん臭」でプンプンのようです。
でもスマホで「了解」と打つのも「りょ」と打つのもさして作業の手間は変わらないと思うのですが…。
そう考えてしまうから「昭和」なのでしょう。
「わず」
私が全く分からない若者用語です。
どこからどう分析してみても答えのヒントがありませんでしたから。
正解は「何かをし終わった事を表す表現」という事になります。
由来は英単語の「was」から来ています。
~が終了する、という意味の英単語をそのまま日本語読みにしただけの用語でした。
同じ意味の用語として「だん」もあります。
これも英単語の終わりを意味する「dan」から来ています。
「わず」も「だん」もいきなり昭和世代のおじさんに見せられたらギブアップですね。
頭から煙が湧いてきそうになります。
もはや昭和の思考回路から遠く何万光年も離れています。
お手上げですね。
大体、「わず」は別にして「だん」は私が子供の頃に大熱中した特撮ヒーロードラマ「ウルトラセブン」に登場する主人公の「ダン隊員」としてインプットされています。
まあ、しかし平成生まれの若者が「ダン隊員」の事を知っているわけありませんからね。
約50年の歳月の差は大きいという事です。
他の若者用語の意味と例文をご紹介
それでは次に「とりま」以外の若者用語について、その意味を例文を添えて改めて紹介していきたいと思います。
「ディスる」とは。
「ディする」とは、批判されたりとか悪く言われるなど、自分自身の事を第三者から批判、悪口、悪意に満ちた論調で罵られる、などといった意味合いを持つ若者用語です。
概ね、相手に対して論戦を展開したり真っ向から相手の意見に服従せずに戦おう、という攻撃的な思惑が垣間見えますね。
元々の語源は英単語の「disrespect」から来ています。
リスペクト(尊敬)の反対を意味する「dis」をそのまま日本語読みで「ディス」と簡略化したつもりで使っているのでしょう。
それでは「ディスる」の例文を見てみましょう。
「友達にディスられた。」
普段から仲良くしている友人と話をしていたら、時には意見の食い違いや主張の違いが起こったりもするでしょう。
そんな時に、相手の友人が自信たっぷりにあなたの意見を真っ向から否定し、あそこが悪い、ここも悪いと、徹底的にあなたの方に非があるかの如く理論武装でやっつけてくる様相を表します。
要するに相手に対する尊敬の念(リスペクト)が全く存在していない状況ですね。
だから、あなたの友人はそこまで言う必要もないのに自分の主張を押し付けて勝ち誇っているわけです。
「ディする」は赤の他人からやられた場合は、まだそんなに気に留めるほどもないのですが、親しい友人からやられたらこたえます。
心にグサッときます。
それくらい、人間関係を壊しかねない破壊力を持っているのです。
「ディする」なんて言い方だと、かなりスマートな感じで聞こえはいいですが、中身は相手への攻撃です。
ちっとも後味のいいものではありません。
もし、あなたの友人がこんなことを度々するようになってきたならば、あなた自身の振る舞いもよく考えてみる必要があるでしょうね。