では、「りょ」の例文です。
「~しておいてね。」 「りょ。」
こんな感じです。
仲のいい友人同士とならば、まあ気兼ねなく使えるのでしょう。
何度も言いますが会社や組織内においては、とても怖くて使えません。
特に社内の空気が重い会社でこのようなメールを発見されてしまったら…。
一瞬にして辺りは凍ってしまうでしょう。
くれぐれも使用用途は間違えないようにしましょうね。
「わず」とは。
「わず」も全く意味不明な用語です。
意味は何かを行った行為の終了を表す表現のようです。
これは英単語の「was」が元の語になっています。
これはbeの1人称及び3人称の単数過去形を表すものです。
つまり終わった事、という意味になります。
この言葉、ハッキリ言って、高校生用語です。
社会人になったらbe動詞やらwasやらはさっぱり使いません。
現役バリバリの高校生のうちくらいしか使う機会はないでしょう。
どうりで昭和世代のおじさんには分からないはずでした。
でも、私が高校生の時、確かに勉強したはずなんですが…。
全然、覚えていませんでした。
では、余談はそのへんにして「わず」の例文を紹介致しましょう。
「ショッピングわず。」
「ショッピング、終わりました」といった意味合いになるのでしょう。
本当に何も知らない人がこの文章だけ見たら、全く分かりませんね。
意味不明です。
それにしても、よく英単語を日本語の中に組み入れて使えるものです。
頭の固くなったおじさん世代にとったら、ある意味羨ましい柔軟な発想力ですね。
でも、この「わず」も思いっきり日本語を破壊しています。
壊れ行く日本語。
日本語の運命はどうなるんでしょうか?
状況と場合によって使い分けよう。
ここまで若者用語の特徴と例文をご紹介して参りました。
聞いただけで分かる若者用語とさっぱり分からない若者用語。
この2つの差は想像以上に大きかったですね。
さて、この若者用語。
いついかなる場面、局面でも気にせずに使っても、いいものなのでしょうか?使う事によって相手の人に不快な気持ちを起こさせないものでしょうか?いえいえ、やはり時と場所によっては、若者用語の使用を控えた方がいい場面もあるでしょう。
では、どのような場面、相手の場合は控えたらいいのでしょうか?ざっと見ていくことにしましょう。