知らず知らずのうちに友人の事を傷つけていたかも知れませんからね。
「KY(ケーワイ)」とは。
その場の雰囲気、状況を読めない人の事を言います。
「くうき」と「読めない」のそれぞれの頭文字を抜いてアルファベッㇳで表現したものです。
確か2000年代に入ってから誕生した用語だと思います。
今や完全に若者用語というよりも世の中の多くの人に浸透した言葉だと思いますね。
KYな人というのは恐らくコミュニケーション能力に少々、自身がない方がやってしまうのではないでしょうか?場の雰囲気を察したり、場の空気感を読むためには、相手がどのような気持ちになっているかを掴み取らなければなりませんからね。
その為に口を使って質問を行い、耳で相手の答えを聞いて判断するのです。
では、KYを使った例文を見てみましょう。
「今日KYな発言をしてしまった。」
どうでしょうか?通常、KYという用語を発するのは、当事者というよりもそれを周りで聞いたり見ていた人が、「あの人、KYだね」という具合に使うのが一般的ではないでしょうか?
とにかく、場の空気を読めない人はビジネスシーンにおいては劣勢を否めないでしょう。
場の雰囲気をますます悪くしてしまうだけですからね。
ただ、意識的にKYを装って場の緊張感を解く、というテクニックもあります。
場の雰囲気を凍り付かせずに一瞬の笑いに変えられる能力ならば多くの人から支持を獲得できるでしょうね。
「ヤバい」とは。
「ヤバい」とは、自身の置かれている状況が危なくなったり、不都合になったり具合が悪くなる事が予想されるさまを言い表した若者用語です。
「ヤバい」も結構、世の中に浸透した言葉といえるでしょう。
事実、私もこれまでの就業経験中に何度も使った記憶があります。
「ヤバい」は、多くの場合は、自身の危機的状況を一言で言い表した意味合いの言葉なのですが、最近では「カッコいい」「凄い」といった褒め言葉的な意味合いでも使われだしてきています。
一つの言葉がいい意味と悪い意味の2つを兼ね備えるというのは珍しい事だと思いますが、これも世の中の時流なのでしょう。
日本語が乱れているのは事実でしょうが、あんまり簡単に物事を表現する手段として使いすぎるのも「どうかな?」と、思ってしまうわけなのです。
では、「ヤバい」の例文を紹介致しましょう。
「ヤバい忘れ物した。」
この場合の「ヤバい」は、「しまった」という意味合いが大きいでしょうね。
その忘れ物がどの程度、その人の評価に結びつくかは分かりませんがいずれにしても本人にとったら顔面蒼白ものに忘れ物なのでしょうね。
自分にとって、かなり重い痛手の場合だからこそ思わず「ヤバい」が出るのでしょう。
「りょ」とは。
またまた不可解な若者用語です。
「りょ」とは一体、どういう意味なのでしょうか?と、何度見てもそう思わずにはいられない、インパクトのある用語ですね。
答えは「了解」です。
「りょうかい」の頭の「りょ」のみを使用しているだけです。
何とも言えない、超簡単な略語です。
更に最近では「りょ」に飽き足らないのか「り」でも「了解」と言う意味にとってくれるそうです…。
いやはや、どこまで日本語を壊したら気が済むのか、それとも「了解」という漢字が書けないからなのか…。
何とも言えない空しい気持ちです。
スマホでLINE送るのなら漢字検索で一発で「了解」くらい出ますけどね。
「りょ」なんていう言い方、ビジネスの世界で後輩が上司や先輩に使ったら、一生ケチョンケチョンに言われますよ。
「お前、何考えとんじゃ!」っていう感じで。
この言葉は友達通しの間だけに限定して使いましょうね。