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身だしなみはなぜ整えなきゃいけない...(続き7)

仕事をする上で動きやすい服装や姿、働きやすい服装や姿というのはとても重要です。

それは服装だけでなく、髪型やカバンに至るまで、総合的に機能的な身だしなみを心がける事が大切なのです。

体型に合った服装にする

服装のサイズが違うだけで印象が変わってくるのはご存知でしょうか?

本当のサイズよりも大き目のサイズは着るときにはゆったりとしていて一見良いように感じてしまうかもしれませんが、実際はとてもだらしなく見える方が多いです。

逆に小さすぎる服装もピチピチで苦しそうで見栄えが良くありません。

ぽっちゃり体型の人は特に、体型を隠そうとしてゆったりした大き目のサイズを選びがちですが、それは逆効果。

サイズはちゃんと自分に合ったものを選ぶべきです。

サイズがあっていないのは動きやすさにも影響しますから、機能的にも良いとは言えませんね。

仕事がしやすい

胸ポケットや内ポケットがあるかどうか、手足を広げやすい程よい伸縮性があるかどうかなど、ポケットの数や位置、使用している素材は服を選ぶ際に働きやすさを決める重要なポイントになります。

胸ポケットや内ポケットがあればメモ帳やペンを入れておけるので、とっさの重要事項があった時にも直ぐにメモを残すことが出来ます。

また、内ポケットには名刺ケースを入れておく人も多いでしょう。

訪問先で名刺を交換する際にサッと取り出し、名刺を交換する姿は無駄がなくスマートですよね。

もし内ポケットがなければ、カバンから名刺ケースを取り出して…とモタついてしまいます。

あまり見栄えもよくありませんし、名前よりもその不恰好さの方が印象付けられてしまいそうです。

もしかするとこの第一印象がその後の仕事のやりやすさに影響する事もあるかもしれませんよ。

そして機能的な服装には素材も大切です。

特に営業職で歩き回る仕事をしていたり、作業系の仕事なら、身体を自在に動かすことの出来る伸縮性のある素材の服なら身体の疲れを溜めにくく、働きやすい服装と言えるでしょう。

カバンも軽い素材のものを選べばそれだけ重量が減り持ち歩きに苦がありません。

外側にポケットが充実しているものなら直ぐに取り出せると便利なものをしまっておく事もできますね。

髪型もそうです。

長い髪の女性は髪型をどうしていますか?

作業中に落ちてくる長い横髪をいちいち耳にかける動作は無駄が多くて見ている方は不快に感じることもあります。

長い髪はひとまとめにまとめておく方が無駄な動きがなく作業もはかどりますよね。

このように快適に仕事ができる様に考え、整えていく事が身だしなみなのです。

安全性が高い

作業系の仕事は特に会社指定の作業服がある場合が多いと思います。

その理由を考えたことはありますか?

作業系の仕事は身体を使うことが多く、作業によっては危険を伴うこともありますから、安全面でより注意を払うべき職業ですよね。

ですから制服には安全を配慮した機能が備えられているのです。

例えば道路工事の現場で働く作業員の制服に、反射板が付いているのを見たことはないでしょうか?

道路工事は車の少ない夜間に行われる場合が多いこともあり、視界の悪い夜間でも反射板によって作業員の存在を示し、事故を未然に防ぐ事が出来るように考えられているのです。

制服がなく、自分で服装を判断する場合もこの安全性を配慮した身だしなみを心がけましょう。

営業職で歩き回る女性がピンヒールを履いているのはどうでしょうか?

少しかかとの高いヒールは脚をキレイに見せますし、身体全体のシルエットもほっそりと見せてくれ素敵なものだと思います。

相手に好印象を与える場合もあるでしょう。

しかし、これが細く、あまりにかかとの高すぎるピンヒールだとどうでしょう?

ピンヒールは脚を支える面積が狭く、身体を支えるための力が分散されないのでとても脚が疲れますよね。

それに安定感も悪く、安全面でもあまりよくありません。