ケツカッチンとはどういう意味なんでしょうか?
ここ最近、平野ノラ効果で復活した言葉「ケツカッチン」。この記事では、その意味や使い方、そして同時代に流行ったバブル用語なんかを紹介していきます。
今で言う「オケマル~」と言う言葉、若者の間で「オッケ~マルだよ~」と了解する時に使うのですが、同じようにバブルのころも若者を中心に使われていた言葉があったのです。
ここで紹介するバブル時代用語をおさえておけば、バブル世代の人に使ってみたら、喜ばれること間違いなし!でしょう。
今回はそんなバブル世代の流行りの用語とドーンと紹介します。
️ケツカッチンとは?
ケツカッチンって言葉、周りで聞きますか?
普段であれば今はなかなか使う人はいませんが、バブルを引きずっている世代の人は今でもケツカッチンと言っているでしょう。
初めて聞く人は、お尻が硬いの?なんて思ってしまいそうな意味不明な用語ですが・・実際ケツカッチンには、どんな意味があるのでしょうか。
ケツカッチンの意味
ケツカッチンとは、「後ろの予定がある」という意味で使われる用語です。
また納期など動かせない最終期限のことをいいます。
ケツカッチンは元々は芸能界の業界用語で、終了時間は決まっている中で時間が迫っている状態などのことを表現するために使われていました。
それが一般の人も同じような状態の時に使うようになったのです。
ケツカッチンの由来
カチンコを知っていますか?
ドラマや映画で使用される道具のことです。
ショットなどの情報を記載するボード部分と音の鳴る拍子木の部分で構成されています。
白と黒の二色の物が多いです。
カチンコが鳴ると、それ以上続けたくてもやめなくてはいけません。
このカチンコが鳴る状況から由来して、終わり(ケツ)が時間がないのでという意味で使うようになりました。
ケツカッチンの使い方
ケツカッチンは実際そのように会話の中で使うのか。
例文も出しながら、その使い方をみていきましょう。
「〇〇さん、ケツカッチンなので次のカットでラストにします」
これは芸能界で使われる言い方です。
〇〇さんは売れっ子で、次の収録が入っています。
次の収録に間に合うためには、今の撮影をそろそろ切り上げなければいけないのです。
・・という時に、もう後があるから強制終了ですー!とカチンコを鳴らす意味で言われたのです。
では業界ではなく、一般的にはどう使われるのでしょうか。
「会議資料できた?もうケツカッチンだから、早く用意して配布しておいて!」
まもなく会議の時間。
その資料作りも会議の時間なので強制終了となります。
会議の時間はずらすことができないので、時間通りすぐに配布してー!とカチンコが鳴ったわけです。
バブル世代の上司がいたら、こんな使い方をされるかもしれませんね。
️平野ノラで話題のバブル世代用語
今やテレビで見ない日はないというくらいに大活躍している平野ノラ。
平野ノラの芸風と言えば、バブル世代の格好や持ち物でその時の用語を言うことです。
ひらがなの何をお題にしても、バブル用語で返せちゃう!なんていうのが面白くて火がつきました。