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人を許すために心がけたい9個の考え方(続き4)

それと同じ思いを違う人に対して思わせていたとしたら、あなたの許せないという気持ちは永遠に解消されないのかも知れませんよ。

まずは冷静になって相手の気持ちを汲んでみましょうね。

4.相手の良いところを見つける

人を許すための9個の考え方の4つ目は「相手の良いところを見つける」です。

要は自分の気持ちをポジティブ思考に変えるという事ですね。

ポジティブ思考にしてしまえば、人を許せない、という気持ちになる以前の段階で自己の心をコントロールすることが出来ます。

つまりマインドコントロール、相手の人の事を最初から肯定してかかれば、少々の嫌な事や気に入らない事があっても、何とか乗り切れるという事になるからです。

許せないという気持ちが減る

相手の良いところを積極的に見つけてそれをあなたの頭の中にインプットしてしまいましょう。

相手の人が何故、このような行動を取るのか、相手の心理状態を逆手にとって自分なりに分析・研究してみるのです。

すると、おかしいくらい今までの自分の狭量の狭さが分かってきますよ。

人は誰もがその人なりの価値観で存在しています。

あなたの会社に仮に100人の社員がいるとしたら、それだけで100通りの価値観があるという事です。

その100通りの価値観全てがあなたの価値観と丸々一致するでしょうか?ある一部分は一致するでしょうけどもそれ以外の大多数は一致しない事の方が多いはずです。

だから、自分の価値観を最優先にして生きていくと他者との衝突がこれでもか、というくらい起こり続けるのが当たり前なのです。

これでは疲れるばかりでいい事など何もありません。

許さない事案が増えるばかりであなたの心はパンクしてしまいます。

ポジティブ思考に立って、相手のいいところだけを見るように練習してみましょう。

きっとあなたの心の負担度が大幅に減るはずですよ。

5.許せないと考えている時間は勿体無いと考える

人を許すための9個の考え方の5つ目は「許せないと考えている時間は勿体ない」という事です。

これは前回のポジティブ思考の真逆を行く「ネガティブ発想」の危険性を考えれば納得いただけることだと思いますね。

人間には自律神経というものが備わっています。

脳で考えた事が現実に起こってしまう現象です。

しかし、ほんのちょっと考えたり思ったりした程度では自律神経は機能しないようです。

願いや思いが強ければ強いほど叶うようになっているのが自律神経なのです。

人を許さないという発想は強烈な思念の塊です。

諺に「念ずれば花開く」というものがありますが人を許さない、という思念は念ずる以上の強烈な思いを脳に送ってしまうようですね。

だから、その思いが恨み骨髄となっていつまでも強い思念に捉われるのです。

しかし、このように考えながら生きる事は、誠にあなたにとって、いい事のない人生となってしまうのですよ。

マイナスの感情を抱えて過ごす時間である

人を許さない、という発想は強烈なマイナス発想です。

マイナス発想は自律神経もそのように捉えますので許さない相手の事をとことん、嫌い、憎みます。

しかしながら、自律神経は強く願った事を現実化しようとする機能です。

それによって嫌われたり憎まれたりする対象があなたとなって具現化するのですよね。

これでは何にためにある人を許していないのか分かりませんよね。

よって、私からも言いたいのは、人を許す、許さないの発想で考えるのはやめましょう、という事です。

許さない発想は結局、ネガティブ思考となりあなたに対してろくな結果をもたらせてくれません。

本当に時間の無駄という事です。

人間、生きていくならいい運気をもらいたいですよね。