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人を許すために心がけたい9個の考え方(続き8)

しかし、口で言うのは簡単ですが当の本人にとったら、そんな生易しい問題ではありません。

人間の感情のもつれは一旦、もつれると修復するのに相当の時間がかかります。

酷い時はその人の人生が終わろうとしても許すことができない、という事もあり得ます。

それほど一旦失った信頼を取り戻すのは難しいのです。

あなたの勇気がどこまで本物なのか。

それはあなたにも結論が出せない問題でしょう。

許すことは自分も楽になること

ただ、自分の心を殺して、言いたいことも全てしまい込んで一切、この問題についてもう振り返らない、という強い信念を持つことが出来るのなら、相手の事を許せるかも分かりません。

やはり、相手の事を許さない、という気持ちは憎悪の気持ちを含んでいますから自身のこれからの人生にとって、全く邪魔な感情であるわけです。

出来ればそんな邪悪な感情は早く捨て去った方がよっぽど楽なはずです。

一旦、「許さない!」と決めた心を再び元に戻すことができるかどうか。

心の葛藤があなたを苦しめるでしょう。

しかし、葛藤はあなたの人生において非常に役立ってくれる事だけは確かですけれどもね。

まとめ

如何だったでしょうか?人を許すための心がけを中心に「許せない」という事について紹介して参りました。

何度も申し上げますように、人間は「信頼し合う」事によって健全な社会生活を営んでいます。

そこには他の生き物には存在しない「感情」という人間独特のものがあるからです。

「感情」は「理性」とも絡んできます。

もし理性がなかったら、裏切られたり侮辱されたりした人間は相手に対して怒りに任せた暴力をふるうかも分かりません。

それをこらえる代わりに「許さない」という気持ちになってしまうのでしょうね。

いずれにしても約束ごとを破らない、裏切らない生き方を目指したいものです。

もし、約束を破ってしまったら、すぐに「ごめんなさい」が言える人間でありたいものです。

「感謝の気持ち」さえ忘れていなかったら、どういうシーンであっても言えるはずだと信じたいものですね。