1. 目標のためなら我慢できる
何かを得るためには、何かを諦めなければならない時もあります。
ストイックな人にとって、今ストイックに取り組んでいる目標の達成こそが何よりも自分がやりたいことであり、天秤にかけるまでもなく、それ以外の関係の無いことは我慢する事ができます。
ただ、あまり我慢しすぎないように。
捨てるもの、あきらめるものの中にも、もしかすると目標達成へ肥やしとなるものがあったりします。
いわば、急がばまわれということもあるので、精神的に追い詰められるほど、何かを我慢する必要はないと思います。
2. 意志が強い
「意志が強い」とは思い立ったことを「やり通す」「思い続ける」ということです。
ですから、その気持ちをずっと持ち続けて、努力し続けられないのは「意志が強い」とは言いません。
また、上記のなんでも我慢するというのも意志が強くなければできません。
もちろん、我慢し続けることも。
ストイックになって達成しなければならないものとは、今日明日にでも簡単にできてしまうものではなく、得てして時間のかかるものです。
ですので、ストイックな人は意思が強く、我慢も努力も持続的に行えます。
3. 自分に厳しい
欲に流されない、意思が強い、我慢ができる、ということは、自分に厳しくできるということです。
特にスポーツなどの分野では誰よりも何よりも、常日頃から自分自身に勝っていなければなりません。
彼女や友達とカラオケに行きたいと思っている自分を律して、練習に励む姿はストイックです。
4. 他人にも厳しい
ストイックな人は同じ目標を掲げる仲間や後進に対して、厳しくなります。
自分自身にうち勝って、ストイックにならないと目標に手が届かないことを知っている為、その人のことを思って、厳しい訓練を課したり、険しい道を歩むことを半ば強要します。
しかし、これはとりわけ自分自身が目標を達成してからの話です。
自分がまだその道を究めてもなく、目標を成功させる方法論も持たないうちに、隣を同じスピードで走っている仲間や別の道を走る人に「こうすれば1番になれるぞ」とか「そっちの道は間違いだ」とは言えません。
5. 禁欲できる
ストイックになると、物欲から性欲まで、動物が普遍的に感じるであろう欲求を理性で抑えることができるようになります。
つまり、仕事や人生の大事な局面で、善悪の判断や物事の分別、空気を読むといった理性をはたらかせることができる人となれます。
6. 厳しい環境だと逆に燃える
目標達成がそう簡単にできるものではないと最初からわかっているからストイックになるわけでますから、逆に言えば、道が険しくなければストイックになろうと思いません。
ストイックな人は難しい課題であればあるほど、それをクリアした時の達成感や喜びは、厳しさに比例して大きくなるということを知っています。
逆境にくじけることなく、困難な事が身に起きても、プラス思考ができる人になります。
7. 目標がぶれない
ストイックに人生を歩んでいても、人智が及ばない大きな力によって目標達成できないこともあれば、やむなく目標を変更しなければならないことがあります。
しかし、それ以外の理由でしょっちゅう目標を見失ったり、変えてしまったりしているのは、不必要な欲求に流されたり、目先の利益に惑わされている証拠です。
そういう人はストイックとは呼べませんよね。