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鈍感力を身につけるための10個の方法(続き5)

それは、人が消極的な反応をしたときにそうなります。

例えば、相手が自分に対して否定的な反応を示したり、相手が嫌な顔をしたり、辛く当たられた時に、それを全面的に受け止めてしまい、自分の感情に直接影響を与えてしまい落ち込んだり、悲しくなったり、イライラしたりすることがあるかもしれません。

それで、他の人の気持ちを感じ取ったり、相手の反応を無視するということではありませんが、そればかりが気になって臆病になったり、相手の反応次第で、自分の感情もコントロールされることがないように、ある意味相手の反応に鈍感になるといいかもしれません。

相手の反応で自分を評価しない

つまり、相手の反応だけで自分を評価しないということです。

人がどのように思ったり、反応しようが、自分は自分だからです。

相手の反応だけで自分のやっていることや、自分の価値は左右されるわけではありませんよね。

ある意味、他人がどう思うかは他人の自由なのです。

反応が悪くたって、良くたって、それで一喜一憂したり、それがつまり自分への評価だと感じることがなくなれば、もっと物事を冷静に見れたり物事の核心をついて考えることができるようになるかもしれません。

何より、落ち込まなくなりますね。

7.頭で考える時間を作らない

鈍感力を身に着けるために頭で考える時間を作らないでいる

ずーっと自分の失敗や間違いについて考え続けている人、いますよね。

すごく真面目なのかもしれません。

でも、頭でモンモンと考えていても答えなんて出ないこともあります。

むしろ、ずっと消極的なことを考えていると、そのマイナスな感情はどんどんと風船のように大きくなります。

それで、頭でそれほど考えすぎないことも鈍感力を身に着けるポイントの一つです。

過ぎてしまったことを考えて落ち込んでも無駄である

過ぎてしまった過去のことをずっと引きずって考えてしまうことってありますよね。

忘れられたと思ったら、また思い出してしまってすごく悲しくなったり、恥ずかしい気持ちがよみがえってきたりということを、きっと皆さんも経験したことがあるのではないでしょうか?

でも、その過去のことをまた考え出して、そのことで頭と心がマイナスのことでいっぱいになってもあまりいいことはありません。

運転しているときに、私たちはバックミラーを見ることはあっても、ずっとバックミラーを見ていては前進することはとっても危険になりますし、怖くてできませんね。

前に進みたいのであれば、前をまっすぐに見る必要があります。

それで、バックミラーは確認程度で見るくらいでちょうどいいのです。

過去から学んだら、あとは過ぎたことを考えて落ち込むのをやめましょう。

8.常に冷静でいる

鈍感力を身に着けるために常に冷静でいる

鈍感力の持ち主は、冷静さも持っています。

感情だけでいっぱいになって、物事の本質を見逃すことや、もっと大切なことを見失うことがないのです。

例えば、誰かから批判されたり、「お前はダメだ、使えない」というようなことを言われたとき、感情は乱されますよね。

でも、ちょっと冷静に考えてみると、その言葉をそのまま受け止める必要もないことに気づきます。

自分に落ち度はあったかもしれませんが、だからと言って価値のない人間ではありません。

できていることだってあるのではないでしょうか?
それに、その言葉はもしかしたら相手のイライラを単にぶつけられただけかもしれません。

冷静に考えれば、そんなに気にすることはなかったり、人の無責任な言葉や悪口などを聞いてもそれに振り回されることはありません。

感情的になっていいことはない

感情的になってしまうと、冷静な判断はできなくなります。

物事を極端にみてしまったり、感情をコントロールできなくなるとその乱れた心のまま行動してあとで失敗してしまうこともあります。

つまり、感情的になると失敗が逆に多くなるのです。

それで、周りの言動、自分の失敗などはどうしても気持ちを乱すのですが、その時こそまずは一息ついて、冷静になり物事を客観的に見たり、あまり気にしない意識を心がけて、鈍感になりましょう。