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激昂しやすい人の12個の特徴と注意点(続き3)

誰も聞いていないのに、長々と話をするタイプが多いようです。

話の内容も冗長、散漫であることが普通で、KYで、話の出し入れがうまくいきません。

しかし話の腰を折ると、すぐに激昂されてしまうため、それもままなりません。

周囲の感性と自分のそれをシンクロさせることができないでいるのです。

面倒で困った人という評価で固まっているに違いありません。

7. 几帳面で細かい事が気になる

激昂しやすい人は、目先の出来事にこだわって、大局を見失っているイメージが強いものです。

木を見て森を見ずなどの言葉は、ビジネスではよく反省を込めて語られます。

几帳面で細かいのも長所には違いないが、度を超すとマイナスですよ、と戒めているのです。

筆者の経験では、例えば書類の修正カ所が2カ所以上になるともうがまんできず、最初からやり直さずにはいられない、というこまった人がいました。

このケースでは当の本人より、周囲の方が怒りっぽくなっていました。

うっとうしくて蹴とばしてやりたくなるのです。

彼がやり直している間、チームとしての仕事が途切れ、しばらくの間、停滞してしまうからです。

8. 実は小心者である


激昂しやすい人は、実は小心者であることが多いものです。

組織の中で威張り散らしている人たちは、みな例外なく小心者です。

これは地位が高くなればなるほどひどくなることも多いのです。

実際に責任を取らされたり、引きずり降ろされたりする可能性は増すからです。

小心さは社長になってさえ変わりません。

取締役で解任される恐れは常につきまといます。

そして部下が意に沿わない案件を持ち込むとすぐに激昂します。

能力ではなく、敵が少ないなどのバランスによって選ばれたトップに付きまとう病いです。

諫める人もなく、こうした会社の将来は危なくなります。

9. 一般常識や価値観を無視する

激昂しやすい人は、一般常識を持ち出され反論されるのをいやがります。

決してそれらに疎いわけでも、守る気がないわけでもありません。

それよりも自分を優先してくれ、と言外ににおわせているのです。

つまり正論をたたかわせる気はないのですから、ここでは一般常識や標準的な価値観は用を為しません。

それを意識的に無視しているからです。

意識を変えてそれらを重視することもできるはずです。

10. 自己顕示欲が非常に強い

激昂しやすい人は、人一倍強い自己顕示欲を持っています。

それを一定の期間発現できないでいると、ストレスがたまり始めます。

それがマグマとなってエネルギーを蓄積し、小爆発や大爆発を繰り返します。

活火山と同じです。

適当にガス抜きをしておけば、大爆発つまり激昂するまで至らずにすみます。