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激昂しやすい人の12個の特徴と注意点(続き5)

まったく面倒くさい限りですが、アンガーマネージメントによれば、大切なのはわずか6秒ほどです。

我慢すべき場面はそれほど長く続きません。

周囲で危険なポイントの認識を共有できてしまえば、あとの対応は楽になりそうです。

2. 話す時は必要最小限の会話だけにする

激昂しやすい人との会話は、必要最小限にとどめておきましょう。

それが賢明なリスク管理というものです。

揚げ足をとられたり、言質をとられたりするようなリスクは、できるだけ遠ざけましょう。

激昂しやすい相手のペースにはまらないようにすることが大切です。

それには自分からべらべらしゃべって情報を与えないようにすることです。

また会話の主導権をとられないように、よく注意をしておきましょう。

3. 相手の感情に振り回される必要はない


激昂しやすい人は、もともと感情量を豊富に持っています。

長く周囲にいる人なら、本当に怒っているのか、単なるパフォーマンスなのかかなりの確立でわかるでしょう。

それに応じて対処すれば波風はたちません。

しかしあまりにも相手の感情を汲み取りすぎると、子どもの機嫌を取っているのと変わらなくなります。

そもそも相手の感情にいちいち振り回される必要はないわけです。

ときには毅然とした態度で臨みましょう。

4. 相手に強い口調で言い返すのはNG

激昂しやすい人に対して、突っかかっていくのは、愚の骨頂でしょう。

あまりにも結果が見えているからです。

アンガーマネージメントの最後の6秒に思い切り働きかけてしまいます。

これではダイナマイトの導火線に点火するようなものです。

たとえ我慢できないようなやり取りがあったとしても、強い口調で言い返すようなことは避けましょう。

相手のペースにはまってしまいます。

それでは激昂しやすい人と周囲との関係は、相変わらず改善しないでしょう。

5. 相手が興奮していても決して動じないこと

激昂しやすい人が激昂しても、周囲にとってはそれほどの事件にはなっていないと思われます。

慣れっこになっている人たちにとっては、特にそうでしょう。

いちいち動じることはありません。

動じてしまうと、かえって激昂している人と共鳴していることになってしまいます。

アンガーマネジメントの研究では、前かがみの姿勢でいると攻撃性は増していきますが、寝転んでいると攻撃性は弱まるそうです。

そうしてある程度聞き流せるようになり、怒りのレベルは明らかに下がるということです。

今まで以上に落ち着いて、じっくり構えましょう。

6. 相手が興奮したらひたすら相槌を打ってあげる

激昂しやすい人が興奮しているのを見ると、どうやら沸点の近いことがわかります。