日本人にとってパリジェンヌは憧れです。
パリジェンヌに憧れてフランスに旅行や留学したり移住したりする人も多いでしょう。
多くの人は「パリジェンヌ」という存在に漠然としたイメージしかないかもしれません。
実際はどんな人達なのでしょう。
パリジェンヌな人の特徴24個
パリジェンヌとはパリで暮らす女性のことです。
ファッション雑誌などでや恋愛指南書でもよく出てくる言葉のパリジェンヌを聞くと、素敵な女性をイメージしますよね。
ではどんな女性たちなのか詳しくお伝えしますね。
これを知ればきっと正しいパリジェンヌを目指すことができますよ。
1. おしゃれすぎない
ファッションの中心地とされているパリですが、市民は実際にはどのような格好をしているのでしょうか。
実は派手なファッションはほとんど見られません。
それはTPOに合わせたとしても派手ではないのです。
でもおしゃれなのです。
彼女たちのおしゃれの定義は日本のファッション誌にあるような「可愛い」とか「大人可愛い」、「愛されコーデ」などの概念は全くありません。
そんな言葉を聞いたらきっと、「どうして大人なのに可愛くしなければならないの?」、「どうして愛されるためのファッションをしなければならないの?」と疑問に思うでしょう。
なのでフリフリもしていなければ、セクシーな服もあまりないと言ってもいいでしょう。
何事も過度に飾らないのが彼女たちなのです。
2. 流行に左右されない
彼女たちは流行に左右される事はありません。
何故なら確固たる「自分」というものを持っているからです。
そして自分がどのような色、ヘアスタイル、ファッションが似合うかをよく知っているので流行に流されるなんてことはないのです。
確固たる自分を持ちながらも自己満足のファッションはしません。
必ず自己を周りに自己主張することを気をつけています。
でも自己主張はするけどけして派手ではないのです。
この絶妙なバランスを保てる着こなしをできるのは、自分が何者かという身の程を知っているから他なりません。
まとめて言うなら自分の「定番スタイル」があるのでそこからズレることはあまりありません。
なので流行には左右はされないのです。
比べるわけではありませんが、日本の若い女性のようにファッション雑誌に左右されて、次から次へと「タンスの肥やし」を買いあさることはほとんど無いのです。
3. シンプルなファッション
彼女たちのワードローブはシンプルなものばかり。
そして枚数が少ないのです。
それはなぜかと言うと「着まわし術」を知っているからです。
持っている服がどれもこれも派手な模様だと着合わせが難しくなってくるからなのです。
シンプルな服なのは間違いなのですが、だからといって女性らしさを忘れたようなファッションではけしてありません。
どこに出ても恥かしくないようなスタイルでいますし、シンプルと言っても「質素」という意味ではありません。
彼女たちは色んな物の「質」にこだわります。
見た目とてもあっさりとしたブラウスだとしても、上質なコットンだったり。
どこにでもあるようなキャメル色のセーターもカシミヤだったりと直ぐには他人の目にはわからなくても、彼女たちが身につけているものは確実に「上質」なのです。
ここで誤解しないでほしいのは、彼女たちは「上質」が好きという意味ではありません。
上質なもの、出来の良い物を持つということは長持ちするのです。
彼女たちは先のことも見据えて上質なものを選んでいるのです。
4. 知的でクール
パリジェンヌは見た目が知的でクール。
浮ついているようには見えません。
それもそのはず、彼女たちは本当に知的でクールなのです。
もちろん中にはそうじゃない人もいるでしょう。
でも彼女たちは知的でいようといつも心がけています。
バッグにはいつも本を入れて時間があれば読んでいます。
もちろんゴシックの類ではありません。
彼女たちにの頭の中の辞書にこんな言葉はないと思いますが「自分磨き」に余念がありません。
美術館へ行ったり、映画もハリウッドの娯楽要素がたくさんある派手な映画ではなくインディペンデント系の映画を好んでみたりします。
友人とのおしゃべりもくだらない内容のものは話そうとはしません。
今学んでいること、自国の政治経済について、将来のことなどを話します。
とにかく「自分」はどうなのか、「あなた」はどう思っているのか。
自分の意見を持っていないと会話がなりたちません。
受身だけでいることがないのがパリジェンヌなのです。
5. アクセサリー類は殆ど付けない
日常的にアクセサリーはあまりつけないようです。
でもつけるとしたら彼女たちは普段がシンプルなデザインの服が多いので、身につけるアクセサリーはちょっぴり明るい色のアクセサリーにしたりします。
パリジェンヌはシンプルにこだわるけれど、同時に「個性」にもこだわります。
誰かと一緒のものはあまり好きではありません。
なので時間をかけて選びます。
またアクセサリーはあまりつけませんが、ジュエリーは意味合いが違ってきます。
パーティーやデート、シーンに合わせて自分を美しく見せるジュエリーは身につけることに遠慮はしないようです。
6. ひとりの時間を大切にする
一人の時間が訪れてしまうことは、人によっては寂しくて悲しい事かもしれません。
でもパリジェンヌは一人の時間を大切にし、楽しんでいます。
普段から思っていることや、やろうと思っていることを時間のあるときに実行しようとします。
一人の時間があればそうしますし、その時間をラッキーと思うのです。
誰かと一緒にいなければ一日を楽しく過ごせないという考えは彼女たちにはほとんどありません。
7. ファンデーションはあまり塗らない
パリジェンヌはナチュラルメイクを心がけます。
ナチュラルメイクのようなメイクではありません。
本当にナチュラルなのです。
完璧なメイクはあまりしませんが、ポイントメイクに気を使っているようです。
アイメイク、眉にポイントを置いたメイク、唇にポイントを置いたメイクなど全てばっちりとメイクすることはないようです。
なぜかと言うと彼女たちは毎日とても忙しくくらいしています。
言い換えればとても充実した人生を送っているので、メイクに時間かけていられないのです。
メイクに一時間も時間をかけるなんてとんでもない発想なのです。
そんな時間があるなら本を読んだり、行きたい所へ行ってしたいことをした方がいいと思っているのです。
それにメイクを薄くするのはありのままの自分を見せる事になります。
つまり「個性」を出せるのです。
そういう点でもファンデーションをあまり塗らずにいるのです。
8. 物を持ちすぎない
彼女たちに「物欲」がないわけではないのですが、過度に物を持とうとはしません。
パリジェンヌい関らず、フランス人というのはシンプルに、そしてシックな暮らしを送ろうとします。
そこにいろんなものをアレコレ買い暮らしに持ち込むということは、シンプルでシックな暮らしを壊してしまいます。
食器一つをとってもそうです。
お客様用の分を含めたとしても必要最小限の数しかありません。
でもシンプルで品の良い食器です。
必要最低限、別な言い方をすると「お気に入りの物しか持たない」のです。
人は普通買い物をするとき、「一目ぼれで買った」という事もあるでしょう。
なんとなく買ったという事もあるはずです。
でもその後はどうでしょうか。
あとでタンスの肥やしになったり、ガラクタになってしまったりするのが関の山ではないでしょうか。
使わなくなってしまってはただのゴミです。
ゴミに囲まれて暮らすなんてシックじゃないですからね。
彼女たちはそこらへんも考えて、物を買う時は考えに考えてから購入をするので、簡単に物が増えないのです。
9. 適度に運動して太らない
彼女たちはいつでも太らない努力をしています。
でも別にジムなどに通っているわけではありません。
実はフランスではジムやフィットネスクラブと言われている類のものは有るには有るのですが、あまり人が集まらないのです。
その訳は、そこにお金を払うくらいなら公園を一周歩いたり走ったり、一駅前で歩いたり、エレベーターを使わずに階段を使ったりととにかくお金の掛けないエクササイズをしています。
つまりそれぞれの生活にそった運動をしようとするのです。
そう考えると生活に沿ったエクササイズはたくさんあります。
要らない物をドンドン捨てたり、雑巾がけをしたり、窓をピカピカにしたり、トイレ掃除に風呂掃除、どれもこれも毎日してもいいようなエクササイズなのです。
もちろんジムに通う事も自分の身体に対して意識高くていいのですが、パリジェンヌたちはそのような考えでいるようです。
10, 服はたくさん持たない主義
彼女たちは着回しがとても上手です。
ワードロープには「お気に入りの服が」10着そこそこあるくらいです。
上下合わせて10着です。
(ただしコートやイブニングドレスは含まない)10着もあればたくさんの組み合わせでおしゃれを楽しめるからです。
彼女たちはいつでも自分の姿に「テーマ」を持っています。
それは「自分らしさ」というテーマで、自分に何が似合っているかよくよく知っているのです。
自分に似合わないものは持ちませんし、持っていたら誰かに譲るか捨てるかをしてます。
みなさんはこんな経験がないでしょうか。
洋服はたくさん持っている、クローゼットにもタンスにも押入れの中の衣装ケースにも。
下手すれば壁にもハンガーに掛かっている。
でも実際に毎日来ている服はその数の10分の1にも満たないのではないでしょうか。
パリジェンヌではなくとも実際はみんなそんない数多く服を着ていないのです。
なので、このさい「断捨離」をして捨てたり売ったりしてみるのもいいでしょう。
きっとスッキリしますよ。
11. 物を大切にする
パリジェンヌに限らずフランス人は物を大切にします。
彼らはとてもエコロジーだったりします。
何か買う時は考えに考えてから買います。
そしてその物を大事に大事に使うのです。
それは小さな物から大きな物までです。
小さなインテリアも一度買ったら滅多に変えません。
車だって「古くなったから」という理由では乗り換えません。
バッテリーを変えては乗り、エンジンを乗せ換えてはまた乗ったりもします。
彼らの考えとしてはこうです「古いものほど素晴らしい、美しい」と思っているのです。
そんな素晴らしい考えのフランス人でも生活をしていれば物は自然と増えていきます。
用事の無くなった物も増えていくでしょう。
そんな時フランス人はどうするかというと、リサイクルに出します。
例えば蚤の市や誰かに寄付したりと、どうにかして物を捨てない方法を考えるのです。
だからパリジェンヌも一度買った服は捨てずに何年もその服を着まわして大切に、そして活躍できるように着ているのです。
12. 自分に自信がある
パリジェンヌは自分が大好きです。
自分が大好きと言っても自己中心的という意味ではありません。
自分を愛することができ、大切にできるという意味です。
自分に自信をもたせる為に生き方も謙虚で努力を惜しみません。
勉学も怠らないしその他にも知識や教養を身につけることを嬉々として行います。
そんな彼女たちが自分に自信がないわけがありません。
知識や教養を身につけているので会話をしていてもハッキリと物を言うし、けしてケンカではないのですが相手の意見にもそれは違うんじゃない?という事もできます。
パリジェンヌは気が強いわけではないのですが言いたい事もはっきり言えるのは自分に自信があるからです。
13. 自分の強みやチャームポイントを理解している
彼女たちは自分がどの部分がチャームポイントなのかを知っています。
自分の得意分野も自信を持って言えます。
自分の似合う色もどんな形のスカートが似合うか、どんなスタイルが自分に似合わないかももちろん知っています。
自分が知っているのももちろんなのですが、彼女の友人達も友
人が似合わない服を着ていたら「あなたにそのそのスタイルは似合わないわ」とはっきり言う場合も多いです。
そんな意見をお互いに忌憚なく言えるので、日本ではちょっと考えられない部分がありますが、こうして彼女たちの強みが磨かれるといっても過言ではないと思います。
14. 男性に依存していない
フランスは男女平等、男女同権の国です。
仕事においても人生においても平等です。
そして個人主義。
女性たちは男性に依存する事は考えておりません。
パートナーとは「協力し合って生きていく」という考えです。
日本のように「専業主婦」はほとんどいません。
働かないで家にいると「どこか身体が悪いの?」とか「どうして働かないの?」と聞かれてしまうことでしょう。
フランスでモテる女性は自立心があって、意思が強い女性です。
男性に頼らず凛とした姿がフランスの男性の目にはセクシーに見えるのかもしれませんね。
15. 自分は自分、他人は他人
この言葉がもっとも似合うのはフランスのパリジェンヌ達ではないでしょうか。
でもけして他人に興味がないわけではありません。
「こんな人もいるんだな」と認めたうえで自分は自分、他人は他人と言うことなのです。
友人と話しているときも誰かと話し合いしている時も、「そんな考えもあるのか」と納得できるのです。
そしてそれとは別に自分の意見もしっかりあってそれを伝える事もできます。
16. お金の無駄遣いをしない
パリジェンヌは無駄遣いをせず、スマートなお金の使い方をします。
ケチという意味ではありませんよ。
パリジェンヌに限らずフランス人は無駄遣いをしません。
みなさんはどうですか?お金があると心が油断ができてついつい「これくらいいいか」と思い特に必要もなさそうなものを買ってしまったりしませんか。
いわゆる衝動買いです。
しかしフランス人はなかなかそうはしません。
よくよく考えてから物を買います。
買ったあとは大事に使いますし、壊れても修理して使います。
それにフランス人には「バカンス」という大きな行事があります。
これは必要不可欠な行事です、バカンスのために仕事をしているといってもいいでしょう。
バカンスは貯蓄の目的のひとつとなります。
つまりフランス人は全く無駄遣いをするのではなくて、普段は質素に暮らしますが「出す時は出す!」といった考えなのです。
17. ブリッコをしない
多分パリジェンヌは「ブリッコ」という言葉や概念がよくわからないでしょう。
自分を良く見せるワザはありますがそこに「可愛く見せよう」とか「弱々しい守ってあげたくなるような女の子に見せよう」などとは思っていません。
何故ならフランス人男性は誰にでもというわけではありませんが、自分の好みのタイプの女性じゃなくても平等な態度で接しますし、基本女性には優しいです。
だからパリジェンヌは男性ウケを狙ったカッコをしようとはしません。
会話などもけしてクネクネした話し方はしません。
しっかりとした話し方をします。
フランス人は子供を育てる時も子供に対し「赤ちゃん言葉」は使いません。
なので、ブリッコが使うような甘い赤ちゃん言葉も知りません。
パリジェンヌは日本で言う所の「サバサバ系女子」と言った所でしょうか。
でも別に冷たいわけでなく彼女たちは基本スタイルがこうなのです。
18. 自分の意見をしっかり持っている
パリジェンヌの会話は自分の意見をしっかりもって会話をします。
受身で「うんうん」と頷いているだけの会話はありえません。
うんうんと聞いているだけだとしても、シッカリとジェスチャーをします。
前のめりになり「私はあなたの話を聞いていますよ」と態度で示すのです。
別に礼儀としてそうしているわけではありません。
フランス人は「おしゃべり」が好きなのです。
その大好きなおしゃべりを成り立たせるには「自分の意見」が必要なのです。
恋の話も、仕事の話も、政治経済もどの話も会話の中に自分の意見をしっかりいれます。
でも知らないことは知らないといいます。
これも自分の意見をしっかり持っていることになります。
好きな理由も嫌いな理由もどうしてなのかハッキリと伝えることができるのです。
19. プライドが高い
パリジェンヌ本人たちはどう思っているか分かりませんが、周りからはそう思われている節があるようです。
フランス人が総じてそう言われているようですが、特にパリの人達がそう言われているようです。
そこにはどのような理由があるかといいますと、今はちょっと違いますが昔からパリはヨーロッパの中心とされてきました。
宗教も経済もです。
そのような歴史があるからでしょうか。
自分たちが一番だと思っているのかもしれません。
「プライドが高い」と言ってしまえばツンツンしたイメージがありますが、「自分に誇りを持っている」そう言ったほうが合っているかもしれません。
自分を愛する為に努力をしている人達です。
見た目も中身も磨く努力を怠らない。
それに見合ったプライドを持ち合わせているのでこれはもう周りがどうこう言っても批判になるだけなので、私たちもパリジェンヌのように「自分は自分。
他人は他人」の精神で、パリジェンヌってこうなのねと認める方がいいでしょう。
それがパリジェンヌのいいところであり、それがパリジェンヌの持ち味なのだと思いましょう。
20. 自国愛が強い
フランスは歴史のある国です。
宗教、芸術、文学、あらゆる物の中心のでありました。
そのせいもあり自分の国に誇りを持っています。
自国愛をもつ国民はたくさんいますが特にフランス、特にパリはそうでしょう。
自国のことを語らせるとたくさんの時間をかけて話してくれます。
そのくらい自国が大好きなのです。
21. 親日家が多い
日本のアニメや漫画が世界で知られる中、パリにもその文化は広まっているようです。
もしかしたら芸術として見ていてくれているのかも知れません。
アニメや漫画の文化も受け入れてくれ親日家が多くなったパリですが、その他にももちろん日本の歴史や文化に惚れこんでくれている人達も多いです。
彼女たちは日本のどこが好きかと具体的に申しますと、礼儀多正しいところ、謙虚なところ、そしてミステリアスなところが挙げられています。
ミステリアスとは、日本人はあまりおしゃべりをしない。
そういうイメージも持っているようです。
これはあくまでもイメージですけどね。
その他にも親日家の多い理由として、歴史的に見て今までフランスと関わりが持ったことがないのもあげられます。
戦争などで日本とフランスは接触がなかったのもそうです。
お互いに嫌な過去の思いでを持っていない。
つまりイメージとメディアや学校の歴史の勉強で仕入れた情報しかないので良い部分しか見えていないせいもあるのでしょう。
22. 自己主張が激しい
パリジェンヌは自己主張が激しいと言われています。
「激しい」と言葉をつけると手に負えないようなイメージにも感じられますが、たぶん日本人には自己主張をしっかりする人がいないから、パリジェンヌたちが普通にしている自己主張が「激しく」見えるのでしょう。
でもまぁ実際に激しい部分はあります。
第三者から見て、「この人が悪いだろう」と思うようなことでも、その人は「自分は悪くない」と最後まで主張したりもします。
もしかしたら中には自己主張が少ないパリジェンヌがいるかもしれませんが、周りが自己主張ある人達ばかりだしみんな自分の意見をハッキリという中にいたら、自己主張をしっかりしないと損をしてしまうかもしれませんね。
23. スポーツや芸術が好き
何といっても芸術の都パリですからパリジェンヌは常に芸術に触れていますし、彼女たちも進んで芸術に触れようとします。
気になるコンサートがあれば積極的に行きますし、コンサートはは屋内だけでなく屋外でも頻繁に行われます。
特に秋は街のあちこちで開催していて街を歩く人は、立ち止まり聞き入る事もよくあります。
こちら日本で「芸術の秋」と呼ばれているのはもしかしたらパリから来たのかもしれませんね。
フランス人は意外と(?)スポーツが好きです。
どんなスポーツが好きかといいますと、一番人気はサッカーです。
スルのはもちろん、観戦するのも大好きです。
その他にも人気のスポーツはテニス、乗馬、バスケットボール、柔道なんかも人気です。
24. 年齢を気にしない
パリジェンヌは自分の年齢を気にしません。
若ければ若いほどいいとも思っていません。
人は年齢を重ねるごとに美しいと思っているようです。
そしてパリジェンヌはいくつになっても女磨きを忘れません。
結婚してお母さんになってもセクシーでいることを心がけています。
パリジェンヌと聞くと恋多き女性のようなイメージを持つかもしれませんが、別れるまではひとつの恋に情熱を注ぎます。
その為に女性でいることセクシーでいることに努力をするのです。
生涯現役で恋をしようとするのがパリジェンヌなのです。
もういい年だから恋なんてしないわとは思わないのです。
年齢を気にしないのは恋だけではありません。
結婚も焦らないし、なにかにチャレンジしたいときも年齢はあまり気にしない人達なのです。
憧れのパリジェンヌに近付こう!
日本人の私たちには私たちの良い所がたくさんあるのですが、パリジェンヌを知れば知るほど憧れる部分がたくさんあるし、見習いたい所もたくさんあります。
嫌味にならない程度にパリジェンヌの良さを取り入れて素敵な女性になりましょう。
1. そもそもパリジェンヌとは?
パリジェンヌとはパリに暮らす女性のことです。
ファッションの中心地にいながらもファッションはけして派手ではなく、シンプルを心がけています。
暮らしもシンプルでインテリアはゴチャゴチャしておらず家具も食器もシンプル。
そしてクローゼットの中も10着分ぐらいしかない。
着まわしがとても上手なので多くの洋服を欲しがったりしません。
生活はいたって質素なのです。
そしていつでも自分磨きを忘れません。
時間があれば本を読んで知識を高め、芸術などにも積極的に触れていこうとします。
絵画に音楽、映画も大好きです。
自分磨きと言っても化粧などは厚化粧などはせずにいたって薄化粧。
意見をハッキリ言えて男性に依存しない自立した女性、それがパリジェンヌなのです。
この概念が生まれたのはいつ頃?
パリジェンヌという言葉に限らず、アメリカならニューヨーカー、東京なら江戸っ子みたいな感じで国によってその中心部の女性たちのことを言ったりもします。
特にパリジェンヌはパリが世界でファッションの中心地となっているために世界中に広まったと言えます。
パリジェンヌという概念が生まれたのは19世紀末くらいで、20世紀になり経済が豊かになり落ち着いてきたころに、パリから世界中にモードなファッションが発信されるようになりました。
世界中の女性たちはファッション=フランス・パリだとイメージづけられて、流行に敏感な日本人女性はパリの女性に憧れるようになったのです。
ファッションだけでなく、その当時日本人女性にはあまりなかった男女平等という考えや、女性の自立などがとても新鮮に映りました。
日本人女性が全く持っていない物を彼女たちが持っていてとても憧れの存在だったのです。
日本人だけでなく、世界中の女性がパリジェンヌに憧れを抱き始めたのです。
現代は男女平等が当たり前となり女性たちもファッションがかなり自由となりましたが、それでもいまだにパリジェンヌにあこがれているのは、ファッションだけでなく何が起きても崩れることのない彼女たちのパリジェンヌという誇りに元に生きている心意気なのかもしれません。
モードの中心
昔も今もパリはファッション、モードの中心にあります。
誰もが知っている有名ブランド、ココ・シャネル、クリスチャン・ディオール、ルイ・ヴィトン、エルメス、イヴ・サン=ローラン。
みなさんフランスの出身の有名デザイナーです。
日本人は有名ブランド=フランスと思っています。
たぶん世界中の人たちもそう思っています。
フランスのファッションの歴史はとても深くて長いものです。
それは17世紀のルイ14世の頃に遡ります。
ルイ14世は絶対的な王権を築いていましたが、さらに自分の権威を誇示するためにファッションで表現をしており、ルイ14世だけでなく女王もファッションに拘っていました。
これがモードの始まりだと言われています。
世界にはいろんな歴史がありますが現代に至るまでファッションの深い歴史はなくて、ましては世界中に影響を与えているのはフランスだけでしょう。
モードとは?
モードとはなんでしょうか。
日本でもよく聞く言葉ですよね。
語源はラテン語の「モドゥス」が由来となっています。
そしてフランス語のモードになりました。
意味としては英語で言う所の「ファッション」なのですが、モードと聞くと私たちは「ファッション」よりも最先端で洗練された形を思い浮かべるはずです。
そしてそのファッションは派手なものではなくてシンプルなデザインと色で統一されたものなのです。
まさに先ほど説明したパリジェンヌが好む「シンプル」なデザインなのです。
モードの意味はハッキリ言って曖昧です。
定義もそんなにありません。
だからと言って、自分がイメージする「モード」を身にまとうとチグハグは物になったりします。
いくらモードな服装が最先端で誰もがうらやむものであっても、自分に合っていなかったら意味がありません。
それはいくら私たちがパリジェンヌに憧れてもフランス人になれないのと似ています。
もし、モードを身にまといたちと思うなら、全身をモデルさんの真似をするのではなくて一部分を取り入れるだけにしておきましょう。
モデルさんはあくまで参考です。
モードに憧れるならまずは自分に何色が似合うのかそれから学びましょう。