若ければ若いほどいいとも思っていません。
人は年齢を重ねるごとに美しいと思っているようです。
そしてパリジェンヌはいくつになっても女磨きを忘れません。
結婚してお母さんになってもセクシーでいることを心がけています。
パリジェンヌと聞くと恋多き女性のようなイメージを持つかもしれませんが、別れるまではひとつの恋に情熱を注ぎます。
その為に女性でいることセクシーでいることに努力をするのです。
生涯現役で恋をしようとするのがパリジェンヌなのです。
もういい年だから恋なんてしないわとは思わないのです。
年齢を気にしないのは恋だけではありません。
結婚も焦らないし、なにかにチャレンジしたいときも年齢はあまり気にしない人達なのです。
憧れのパリジェンヌに近付こう!
日本人の私たちには私たちの良い所がたくさんあるのですが、パリジェンヌを知れば知るほど憧れる部分がたくさんあるし、見習いたい所もたくさんあります。
嫌味にならない程度にパリジェンヌの良さを取り入れて素敵な女性になりましょう。
1. そもそもパリジェンヌとは?
パリジェンヌとはパリに暮らす女性のことです。
ファッションの中心地にいながらもファッションはけして派手ではなく、シンプルを心がけています。
暮らしもシンプルでインテリアはゴチャゴチャしておらず家具も食器もシンプル。
そしてクローゼットの中も10着分ぐらいしかない。
着まわしがとても上手なので多くの洋服を欲しがったりしません。
生活はいたって質素なのです。
そしていつでも自分磨きを忘れません。
時間があれば本を読んで知識を高め、芸術などにも積極的に触れていこうとします。
絵画に音楽、映画も大好きです。
自分磨きと言っても化粧などは厚化粧などはせずにいたって薄化粧。
意見をハッキリ言えて男性に依存しない自立した女性、それがパリジェンヌなのです。
この概念が生まれたのはいつ頃?
パリジェンヌという言葉に限らず、アメリカならニューヨーカー、東京なら江戸っ子みたいな感じで国によってその中心部の女性たちのことを言ったりもします。
特にパリジェンヌはパリが世界でファッションの中心地となっているために世界中に広まったと言えます。
パリジェンヌという概念が生まれたのは19世紀末くらいで、20世紀になり経済が豊かになり落ち着いてきたころに、パリから世界中にモードなファッションが発信されるようになりました。
世界中の女性たちはファッション=フランス・パリだとイメージづけられて、流行に敏感な日本人女性はパリの女性に憧れるようになったのです。
ファッションだけでなく、その当時日本人女性にはあまりなかった男女平等という考えや、女性の自立などがとても新鮮に映りました。
日本人女性が全く持っていない物を彼女たちが持っていてとても憧れの存在だったのです。
日本人だけでなく、世界中の女性がパリジェンヌに憧れを抱き始めたのです。
現代は男女平等が当たり前となり女性たちもファッションがかなり自由となりましたが、それでもいまだにパリジェンヌにあこがれているのは、ファッションだけでなく何が起きても崩れることのない彼女たちのパリジェンヌという誇りに元に生きている心意気なのかもしれません。
モードの中心
昔も今もパリはファッション、モードの中心にあります。
誰もが知っている有名ブランド、ココ・シャネル、クリスチャン・ディオール、ルイ・ヴィトン、エルメス、イヴ・サン=ローラン。
みなさんフランスの出身の有名デザイナーです。
日本人は有名ブランド=フランスと思っています。