つまりフランス人は全く無駄遣いをするのではなくて、普段は質素に暮らしますが「出す時は出す!」といった考えなのです。
17. ブリッコをしない
多分パリジェンヌは「ブリッコ」という言葉や概念がよくわからないでしょう。
自分を良く見せるワザはありますがそこに「可愛く見せよう」とか「弱々しい守ってあげたくなるような女の子に見せよう」などとは思っていません。
何故ならフランス人男性は誰にでもというわけではありませんが、自分の好みのタイプの女性じゃなくても平等な態度で接しますし、基本女性には優しいです。
だからパリジェンヌは男性ウケを狙ったカッコをしようとはしません。
会話などもけしてクネクネした話し方はしません。
しっかりとした話し方をします。
フランス人は子供を育てる時も子供に対し「赤ちゃん言葉」は使いません。
なので、ブリッコが使うような甘い赤ちゃん言葉も知りません。
パリジェンヌは日本で言う所の「サバサバ系女子」と言った所でしょうか。
でも別に冷たいわけでなく彼女たちは基本スタイルがこうなのです。
18. 自分の意見をしっかり持っている
パリジェンヌの会話は自分の意見をしっかりもって会話をします。
受身で「うんうん」と頷いているだけの会話はありえません。
うんうんと聞いているだけだとしても、シッカリとジェスチャーをします。
前のめりになり「私はあなたの話を聞いていますよ」と態度で示すのです。
別に礼儀としてそうしているわけではありません。
フランス人は「おしゃべり」が好きなのです。
その大好きなおしゃべりを成り立たせるには「自分の意見」が必要なのです。
恋の話も、仕事の話も、政治経済もどの話も会話の中に自分の意見をしっかりいれます。
でも知らないことは知らないといいます。
これも自分の意見をしっかり持っていることになります。
好きな理由も嫌いな理由もどうしてなのかハッキリと伝えることができるのです。
19. プライドが高い
パリジェンヌ本人たちはどう思っているか分かりませんが、周りからはそう思われている節があるようです。
フランス人が総じてそう言われているようですが、特にパリの人達がそう言われているようです。
そこにはどのような理由があるかといいますと、今はちょっと違いますが昔からパリはヨーロッパの中心とされてきました。
宗教も経済もです。
そのような歴史があるからでしょうか。
自分たちが一番だと思っているのかもしれません。
「プライドが高い」と言ってしまえばツンツンしたイメージがありますが、「自分に誇りを持っている」そう言ったほうが合っているかもしれません。
自分を愛する為に努力をしている人達です。
見た目も中身も磨く努力を怠らない。
それに見合ったプライドを持ち合わせているのでこれはもう周りがどうこう言っても批判になるだけなので、私たちもパリジェンヌのように「自分は自分。
他人は他人」の精神で、パリジェンヌってこうなのねと認める方がいいでしょう。