一度溝ができてしまったときには修正するのにとても大きな労力が必要です。
もしかしたら険悪なままかもしれません。
できれば両家で仲良くしていきたいですよね。
細心の注意を払って話題もある程度決めておきましょう。
NGワードはないか?
例えば、大阪と東京の人が結婚する場合野球の話はNGかもしれません。
熱烈な阪神ファンと巨人ファンであるとすれば野球の話は恐らくうまくいきませんよね?他にもその家庭独自のNGワードがある場合も少なくなく、当事者間でその過程のNGワードを考え、各自両家に共有する必要があります。
顔合わせの場では病気などの話も避けた方が賢明です。
手土産の用意
当事者間は結婚するほどの仲ですが、両家の親同士が会うのは初めての場合が多いでしょう。
相手に喜んでもらえるものを渡すために、当事者間で両親の喜びそうなものをしっかり考える必要があります。
一般的には菓子折りや洋菓子などの食品、またはこんぶなどが縁起物として選ばれることが多いです。
両家の場所が離れている場合は地元の特産品などもよいですね。
相手の実家に行く場合はこの限りではないですが、基本的にはあまり日持ちしないもの(生ものなど)は避けましょう。
ちなみに金額は3000~5000円程度が目安です。
しかし、3000円と数万円と手土産の金額の差があっては困ります。
両家の手土産の具体的な金額もしっかり確認していきましょう。
渡すタイミングは女性側の自宅では、顔合わせをする部屋で挨拶が済んだタイミングで渡します。
外で手土産を渡す場合には、初めの挨拶が終わったとき、または、家族紹介が終わったタイミングがよいですね。
ちなみに顔合わせ手土産ではのしは付けない場合が多いようです。
手土産は個別包装のものであればよいですが、ようかんなどの切って食べるものはNGとされています。
手土産を包むための風呂敷は結び目があると「ほどける」を連想させてしまうのでこれもダメです。
「平包み」と呼ばれる方法などで包んで、お渡しする前に風呂敷から出してお渡ししてください。
風呂敷を使われない方は、紙袋のままお渡しするのは失礼にあたります。
紙袋はホコリよけの意味があるので必ず取り出してからお渡しして、その後に紙袋を折りたたんでお渡ししましょう。
当日の具体的な進行
顔合わせですから進行内容については凝り固まる必要はありません。
要は楽しんで仲良くなれればいいんです。
両親同士は初対面ですから、会話が途切れてしまわないようにある程度の会話の用意して楽しく会話していけるようにしましょう。
時間はどれくらい?
だいたい2~3時間くらいが目安です。