高校生の甘酸っぱい恋愛
高校生という多感な時期だからこそ、相手に忘れられてしまったらとても悲しく立ち直れなくなってしまうもの。
しかし、相手のことを心から愛しているからこそ、何度忘れてしまっても必ず初恋でそのセイのことを好きになると宣言できたんですよね。
相手が自分を忘れてしまったと知ったときの悲しい気持ち、また二人で思いを通わせるときの幸せな気持ちなど・・・甘酸っぱい恋愛をのぞきみれます。
読者の口コミ
記憶喪失になってしまうことは、遠い問題ではないほど身近なものですよね。
そんな題材を扱っている作品を読者さんたちはどのように見ているのか確認していきましょう。
言葉が沁みる
二人のひとつひとつの言葉に重みがあり、それが心に沁みたという方がいました。
それくらいに”二人の記憶が合致していること”がすばらしいということでもあります。
二人の空気感がすき
恋愛小説では、結ばれる二人の性格や雰囲気も注目しますね。
この小説のセイとハナは、どちらもやわらかい性格をしているため、読者さんたちにとってはなじみやすかったようです。
おすすめ恋愛小説⑭:『あの夏を生きた君へ』
水野ユーリさんのケータイ小説です。
第6回日本ケータイ小説大賞を受賞しており、書籍化されています。
現在でもケータイ小説として閲覧できるので、今すぐにでもネットで読むことができるかも!
この話は、中2の千鶴がいじめられていることから始まります。
いじめられている側にしか分からない苦しみ、それによって命を自ら絶とうとする気持ち…。
そんな複雑な生活のなかでも、千鶴には唯一”祖母”の存在が心の支えでした。
しかし、その祖母が危篤状態に陥ってしまい、千鶴は悲しみにくれてしまいます。
そこで登場するのが謎の少年。
その少年との間で千鶴は変わっていきます。
舞台はいじめ
現代の病気とも言われている”いじめ”は、どんなに大人たちが動いても全くなくなることはありませんよね。
そんなイジメを舞台にして描いている作品でもあり、現代のいじめを受けている人の心情までも理解できるかも。
また、そんないじめを乗り越えさせてくれた少年とのラブストーリーにも注目です!
読者の口コミ
いじめという難しい問題を扱っている作品について、読者さんたちはどのような感想を持っているのでしょうか。
生きることについて考えさせられた
なかには主人公のように自殺願望があった方もいました。
そのような気持ちを抱いてしまったことを恥ずかしく思ってしまうほど、生きることについて考えさせられる作品でした。
ファンタジー作品
恋愛小説ではありますが、一部ファンタジックな表現が多いのも特徴のひとつ。
そのため、現実ではありえないけれど受け入れやすいという意見が多かったです。
恋愛小説で男も胸キュン!
恋愛小説と言うとなんだか女性だけが読むものだと勝手に決めてしまいますが、ときには男も恋愛小説で胸キュンしても良いのではないでしょうか。
また、「恋愛小説なんて読んでいられねぇ!」と言う人だって、女性の心をつかむのにとても役立ちます。
特に女性が書いた作品だと、女心がよく描かれていることがあります。
その女心は男にはよくわからないものです。