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小説が好きな人にオススメの恋愛小説...(続き7)

約5年をかけてこの小説を書き続ける傍らで、あらゆるピアノコンクールに足を運んでは最初から最後まで演奏に聞き入っていたそう。

そのおかげもあってか、”音”が恩田さんのかなり重要視している点となり、今回の小説のなかでも用いられています。

そして、直木賞や本屋大賞を受賞したことが、最高傑作であるということを裏付けていますね。

読者の口コミ

直木賞などを受賞している作品ですから、当然のように小説を手にしている人は多いです。

この作品を読んだ人の口コミをチェックしてみましょう!

文章力がすごい!

音楽の小説というと、文字だけできちんと伝わるのか・・・とあなたは疑問に感じていることでしょう。

しかし、読者のほとんどの方が「読んでいるだけなのに音を感じられた気がする」「壮大な音楽が身体にしみこんだ」なんていう口コミを残しているんです。

そのようなコメントをしている方は、きまって「文章力がすばらしい」としています。

文字だけで集中できる

小説のなかにはイラストがついているものもありますが、この小説には文字だけしかありません。

そのため、読書好きの方にとっては読みやすく、そして集中しながら読み進めることができたということです。

おすすめ恋愛小説⑨:『君の膵臓をたべたい』


略して「キミスイ」と呼ばれるこの小説は、住野よるさんの青春小説です。

タイトルだけ見ると恐怖を感じてしまうような気もしますが、内容はふわふわの恋愛小説になっています。

本屋大賞に選ばれるだけではなく、中高生に人気の小説にも選ばれているベストセラーです。

この小説は、「僕」が入院しているときに学校のクラスメートのある女の子の日記を発見し、彼女が膵臓の病気を患っていることを唯一知る存在になることから始まります。

そして、その女の子・山内桜良と成長していくお話です。

そのなかで恋愛感情が出てきたり、病気による生きることのすばらしさを感じさせてくれる作品になっています。

これだけのあらすじで、タイトルの意味がなんとなく分かるのではないでしょうか。

泣ける、そして恋がしたくなる

この小説は、2017年に実写で映画化されました。

そして、2018年にはアニメ化されることが決定されています。

そこまで映像化されることになったということは、多くの人の心を動かしたということなんですよね。

誰が読んでも、ところどころで涙があふれてくるようなシーンがあります。

病気になったしまった恋人がいた経験がいる方は、特に共感できる部分が多いかもしれないですね。

悲しいシーンがあったとしても、それでもやはり恋をしたいな、誰かを好きでいたいという温かい気持ちにさせてくれます。

読者の口コミ

『君の膵臓を食べたい』を実際に読んだ読者さんたちの口コミも見てみましょう。

中高生向け

かなり読みやすい文章なので中高生であれば、すんなりと内容を受け入れやすいのではないかという大人の読者のコメントが多いです。

病気と闘う姿勢に感動

自分がもしも大病を患ってしまったらこんなに活動的になれるのか、そんな桜良の姿に感動する方がとても多かったです。

「もしも自分が…」と読み進めることでさらに文章にのめりこめるはず。

おすすめ恋愛小説⑩:『また、同じ夢を見ていた』


この小説は、『君の膵臓を食べたい』の作者である住野よるさんさんの長編小説になります。

『また同じ夢を見ていた』の主人公は、小学生の自分に自信のない奈ノ花ちゃん。

奈ノ花は、小学生ながらも逸脱した考えを持ち、まるで大人のような発言や態度をとるために友達のいない生活を送っていました。

そんなある日、ひょんなことから南さん、アバズレさん、おばあちゃんという三人に出会います。