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小説が好きな人にオススメの恋愛小説...(続き6)

主人公は鈴木と言う人で一人称は「僕」ですが、この「僕」が話を進めていくことになります。

合コンでマユと言う女の子と知り合い、だんだんと親しくなっていくと言うところは、普通の恋愛小説系と同じなのですが、2人の関係を周囲に隠しマユが友人の北原と親しげにするところを見て嫉妬し、色々な経緯を経てだんだんと男女の仲として親睦が深められるようになります。

ただ、この話はまだ1部で、その後社会人になってからと言うとまだ話がついてきます。

必ず二回読みたくなる!?

とてもうまくいっているときはほほえましく読める話ですが、だんだんとうまくいかなくなってくるところがあり、少々ドギマギするところがあります。

仕掛けが面白いという声もあるように、普通の小説とは少々違うところがあり、2度読みたくなると言うことで話題を呼んでいます。

なんと、最後から2つ目のセリフで、本編が全く違う物語に変貌するようで、そのような意味でもどんな話なのだろうかと興味が出てきます。

読者の口コミ

この作品の口コミを確認すると、残念ながら必ず2度読みたくなるかと言われるとそうでもないという口コミが寄せられる非常に残念な結果になっています。

やはり、大々的にそのようなことを言うと期待が先に来てしまうためでしょうか。

口コミは様々ですが、残念ながら星1つの方が目立つ結果になっています。

もちろん星5つが1番多いのですが、星1つも大体同じ位と言っていいかもしれません。

最終的に遠距離恋愛になっていき、だんだんとうまくいかなくなるといけないから、そこに到達するまでの男の心情と言うのは同性としてはよく分かるところもあるかもしれません。

おすすめ恋愛小説⑦:『ぼくらは夜にしか会わなかった』


『ぼくらは夜にしか会わなかった』は 2011年10月26日に、市川卓司さんによって出版された本です。

非常に切ない祈りに満ちた恋愛小説という事で人気を博しています。

とても文学的で、簡単なあらすじだけを読むと、正直一体どんなことだが話なのかというのがよくわからないところがあります。

ただ、これはきっと作品を読んでいくことで買っていくこと請け合いです。

幽霊からはじまる恋物語

なんと、話が幽霊から始まるので、なんだか非現実的な感じがしますね。

このような話ですので、どこかファンタジー的な話に感じるようです。

ですが、小説なので非現実的でも面白いのかもしれません。

現実世界を見すぎて疲れたと言う時は、こんな非現実の世界を楽しむ心の余裕があってもいいと思いませんか?

読者の口コミ

こちらは、まだ映画化された話がないからかそこまでたくさんの口コミ集まっていません。

ですが、圧倒的に星5つの方が多いのが特徴です。

悪い口コミを見ても星3つ位で、ちょっと共感ができないとかハッピーエンドが少なく読み終わった後が悲しいと言う話もあります。

気分が沈みたくない時にはあまりオススメでは無いのかもしれないけれど、ちょっと切ない気持ちに浸りたいって言う時にこの話はいいのではないでしょうか。

おすすめ恋愛小説⑧:『蜜蜂と遠雷』


『蜜蜂と遠雷』は、恩田陸さんが書いた2016年に販売された恋愛小説です。

この小説は、2017年の第156回直木三十五賞と第14回本屋大賞を受賞しており、このダブルz受賞は初めての快挙ということもあり、かなり注目されている小説でもあります。

この小説は、”音楽”と”恋愛”をテーマにした内容となっています。

とあるピアノコンクールで、審査員たちが飽きていた頃に登場した主人公・風間塵(かざまれん)の演奏でその会場の空気が一転します。

かなりの才能を持った少年だったんですね。

そして、舞台は芳ヶ江市へとうつり、風間塵たちが音楽の才能をどんどん高めていくという話です。

そのなかには、もちろん青春シーンも含まれており、キュンキュンさせてくれることも!

著書、文句なしの最高傑作

この小説の作者である恩田陸さんにとっても、この小説は最高傑作だったようです。

音楽関連の偽りや矛盾を防ぐために、下調べから徹底していました。