なぜならば、相手のことを良く知っているからです。
急にマブダチになるのではなく、年月や時間を通して相手を知り、マブダチになっていきます。
その過程で相手のことを良く知り、自然と相手の嫌なことはしないという”礼儀”を学ぶことが出来るようになるのです。
相手を知っているからこそ礼儀がしっかりしている。
相手のことを知らなければ、相手が嫌がることをしてしまうかもしれないですよね。
しかし、マブダチになるからにはそれなりにお互いのことを知っているわけです。
そのため、相手の嫌がることなんて自然とやりません。
それを空気を吸うように当たり前に理解しているからです。
そのため、マブダチといえどもお互いの”個人”という立場や存在を尊重し、礼儀ある関係を保つことが出来ます。
もしも、お互いにマブダチだと認め合っていたとしてもどちらか一方が相手に対し、嫌なことをしてしまえばそのマブダチ関係には終止符が打たれてしまうことになるのです。
3.気付いたら横にいる。
マブダチは、いつでもどこでも一緒にいます。
あたかも恋人のような…幼い頃の兄弟のような…そんな関係です。
一緒にいるのが当たり前で、いつどこに行くにも一緒に行動するからでしょう。
また、お互いに意識しなくても気づいたら隣にいるなんてこともあります。
それは、お互いがお互いを引き寄せ、潜在レベルでマブダチだからでしょう。
常に一緒に居るイメージがある。
常に一緒にいるからこそ、相手のことをよく理解できるのかもしれません。
また、相手に気を遣わなくていいし、自分も気を遣われないという心地よさがマブダチを引き寄せているのかもしれません。
常に一緒にいると周囲からも「あの2人は本当に仲がいい」「うらやましいな」なんて思われることもあります。
お互いの両親や家族とも仲がよく、家族ぐるみの関係になることもあります。
それだけ常に一緒にいて、周りからも認められている関係なんです。
4.楽しいだけじゃない。
マブダチは常に一緒にいる、そしてお互いに気を遣わない存在だとお伝えしてきました。
そうもなると、いつでもワハハガハハ笑い合っている2人を思い浮かべるかもしれませんね。
実は、マブダチといえどもお互いに生身の人間ですから、いつでも楽しいというわけではありません。
あなただって生きていれば楽しいこともあれば、苦しいこともあるのではありませんか?
マブダチになることの出来る人も同じで、もちろんケンカをすることもあります。
それに相手を思うからこそ、キツイ言葉を言わなければならないこともあるのです。
しかし、その発言をするために気を遣うということは一切ありません。
楽しいことをしているだけ、では相手の幸せを何も祝えていないことを示すからです。
辛い時も一緒にいる。
どちらか一方がとても悲しい、辛いことを経験したとします。
マブダチであれば、その相手の気持ちを誰よりも深く理解することができます。
そして、一緒になって辛い思いを体験するのです。
相手のご両親や家族に不幸があったとき、相手に何かしらの病気が見つかった時、相手が大きな失恋をしたとき…。
誰よりもそばにいて、誰よりも相手のことを理解できるからこそ、一緒にいてあげたいと思うもの。
また、あなたが辛いことがあったときにも相手は必ずあなたのそばにいてくれるはずです。
そうやってマブダチが一緒にいるだけで、心は安らかになってくのです。
しかし、その段階まで行くまでには2人で辛さを共有しあう必要がありますよ。