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マブダチと呼べる人の8個の共通点。...(続き5)

”ダチ”は説明もいらないかもしれませんね。

「友達」の略語です。

この言葉だけは現代でも普通に「俺たち、ダチだからさ」なんて使われているものです。

要するにマブダチとは、「本物の友達」という意味になります。

2人の友情はどんなものにも負けない、真実の友情だ、ということです。

うわべだけの関係ではなく、お互いのことを深く信頼し、そして信じあっている。

SNSが広がり、色々な人と関係を持つことが出来る現代人にとって少し遠い存在の言葉かもしれないですね。

あなたには、心から「本当の友達」とよべるマブダチっていますか?少し考えてみましょう。

1970年代に流行した言葉

この”マブダチ”という言葉は、現代の最新の流行の言葉ではありません。

そのため、聞きなれないと感じる方が大半かもしれませんね。

ずばり、マブダチという言葉は1970年代に流行した言葉です。

そのため、現代の若者のご両親がちょうど若者言葉を使っていた時代に流行していたんです。

そんな少し昔の言葉を、今になっても使う方がいるのも事実。

そんな昔の言葉を言われたって、意味わからないよ!と感じたかもしれませんえ。

しかし、この言葉はあらゆるマンガやアニメ、そして女性の間でブームにもなっているプリクラ機のスタンプにもなっていることがあります。

スタンプといえば、LINEのスタンプで使われていることもありますよ。

でも、なぜ1970年代にマブダチなんていうおかしな造語が使われるようになったのか疑問に思われる方もいるかもしれませんね。

実は、その時代ではいわゆる”不良”といわれる人たちが人気を集める時代でした。

今では清純派や爽やか系が好まれているために、全く想像しがたい状況でしょう。

しかし、そうやって不良に注目が集まる時代ですから、決まってそれらを題材にした映画やドラマ、アニメ、マンガなどが人気になっていきました。

そのいわゆる”不良文化”が大衆化し、1970年代に起きた”ツッパリ・ブーム”がきっかけとなり、多くの若者たちを中心に広まった言葉なんです。

余談ですが、ツッパリとは「つっぱっていて、自分をかっこよく見せようとしている様」を表します。

今の時代にそのようなことをしても、あまり人気を集めることは出来ません。

しかし、1970年代後半にはそのような不良文化が人気を博していたというのですから少し信じがたいですよね。

また、その当時は女子学生の間で”ルーズソックス”やギャルメイクなどが流行っていました。

全体的に自分を強く見せたい時代だったのかもしれません。

「親友」と言うよりカッコよく聞こえる!


マブダチの意味を思い出してください。

本物の友達…という意味がありましたね。

それって”親友”という言葉と同じ意味であるように感じませんか?

もしも、そのようにパッと頭に浮かぶことが出来ていたのなら、あなたは語彙力がかなりあるお方なのでしょう。

そうなんです。

マブダチと親友は同じ意味。

しかし、親友っていうよりも”マブダチ”と言ったほうがなんとなくかっこよく聞こえるもの。

それにその2人の友情は、本当に強いものだと証明できるような気持ちさえしませんか?

要するに、マブダチという言葉を使う人は、2人の友情をよりかっこよく見せたいから使うのです。

しかし、不良文化から生まれた言葉であるゆえに、少し強い印象や怖い印象を持つ方もいるので使う相手に気をつけたいものです。

マブダチを作るためには

マブダチっていいなぁ…そのように感じている方がいるかもしれませんね。