AさんはBさんの積極性に尊敬心を抱いているかもしれないですし、BさんはAさんの慎重さに尊敬心を抱いているかもしれないのです。
自分にないものを持っている人って魅力的ですよね。
また、そのようになりたいと思うがために尊敬する気持ちも強くなるもの。
その結果として、マブダチになれる人々はお互いのことを尊敬しあっているんです。
友達でも人として尊敬している。
マブダチ…それは、本当の友達という意味でしたね。
一人の人としても相手のことを尊敬することができていますし、もちろん”友達”の一人としても尊敬することが出来ているんです。
それって素晴らしい関係ですよね。
相手の全てを尊敬しているといっても、過言ではないからです。
相手のことをただの”友達”とみるか、はたまた一人の立派な人としてみるか…どちらかによって、かなり相手への態度って変わってきませんか?
マブダチは、一人の人としてもお互いに尊敬しあっているため、いつまでも長く続きやすい関係といえるのです。
8.家族と同じような思い入れがある。
これまでに何度か、マブダチはまるで家族のような存在…という説明をしてきましたね。
覚えていらっしゃいますか?ずばり、マブダチと一緒にいるとまるで家族と一緒にいるような感覚を味わうことが出来るということなのです。
家族って、多くの人にとってはとても大切な存在のはずです。
それに家族がいるからこそ、今のあなたがいますよね。
「いて当たり前」だけれども、とても”大きな存在”であるのが家族のはずです。
まぁこれらは家族に対する、一部の意見でしかありません。
あなたにとっての家族は、そのような存在ではないかもしれませんね。
しかし、一般的には家族はとても大切なもの。
そんな家族のような、同じ思いをマブダチにも感じることが出来るのです。
同じくらいの時間を過ごしている。
家族とは、生まれてから…または大きくなってからであったとしても、誰よりも一緒に過ごす時間が長い人々のはず。
家族といっても祖父母に育てられた方にとっては、産んでくれた親よりもその祖父母が”家族”としてイメージしやすいかもしれないですね。
様々な家族の形がありますが、すべてに共通するのは”長い時間を過ごす”ということ。
それって、マブダチも同じなんです。
いつでも一緒にいて、ヒマさえあれば気づけば隣にいる。
そんな家族と同じようなマブダチとは、家族と過ごすのと同じくらいの時間を過ごしているのです。
マブダチってなに?
マブダチ…その言葉を誰かに言われた時、その理解に苦しんだことがあるかもしれません。
はたまた、なんとなくその言葉の意味は知っているけれど、自分が自ら使うくらいに言葉の意味を理解しているとは限りませんよね。
「俺たち、マブダチだよな!」「私達ってマブダチだよね」そんな言葉をかけられて、「マブダチってどういうい意味なの?」なんて聞き返すことは出来ません。
だって、なんとなく大切なことを言っているように感じることが出来るからです。
誰かにマブダチと言われて、その意味が分からず苦労した方のために、ここではマブダチという言葉の意味を詳しくご紹介します。
はっきり言えば”親友”という言葉と同じくらいの意味をもつもの。
でも、なぜわざわざ”マブダチ”という言葉を使うのでしょうか?
その意味についても見ていきましょう。
「マブ」は形容詞
マブダチという言葉の”まぶ”は形容詞の一つです。
「まぶい」は、「本当の」や「本物の」といった意味を表します。