一方、猫の場合は家に懐くと言われています。
いつでもどこでも愛想良い犬に対して猫は気分屋でツンデレです。
どこか猫は一匹狼的な孤独感をもっているのです。
とくにノラ猫は縄張りがあり、争いをしてでも広げて行きます。
最近では人間に懐く猫が増えた中でも、一匹でいるときは野生を思い出して黄昏ているのかも知れません。
猫が遠い目をして、ボンヤリとしている時は黄昏時です。
そっとしておいてあげましょう。
黄昏の使い方
黄昏という言葉を日常的に使っていますか?
あまり意識をして使うことはないと思いますが、何かの描写を説明するときに黄昏は使うことがあります。
それは時間的なものであるかもしれませんし、比喩的な言葉かもしれません。
黄昏は、どんな時に使うとシックリとくるのでしょう。
大勢で会話をしている時にいきなり「黄昏時だね」なんてことを言う人はいない。
やはり、誰かとシットリと話している時にボソッという言葉なのです。
黄昏という言葉は、少しクールでカッコつけたナルシスト的な発言でもあります。
自分が黄昏という言葉をいうことにより、自分に酔うことができるのです。
1. 彼は黄昏れた人が
「彼は黄昏れた人が好きみたい」どのような意味なのでしょうか?
黄昏れた人とはハイテンションで元気な人のワケがありません。
その逆で大人しく落ち着いている、どこか影があるような相手のことを言います。
芸能人で言えば檀蜜さんのような感じで自分の世界を持っている人です。
黄昏れるということは自分の世界に入り込むことでもあるのです。
誰かに左右されるワケでもなく、流行を追うこともないく、独自のカラーがある人は自分からアピールをしなくても、魅力が溢れでるものです。
それが、黄昏れた人と言えるのかも知れません。
ですが、黄昏れた人と付き合うって行く相手も意外と大変です。
相手が何を考えているか?分からないのです。
勝手に黄昏れを起こされても心を読み取ることは難しいのです。
また、黄昏れた人も人付き合いは上手ではありません。
自分の胸のうちや心を見せることができないからこそ、黄昏れてしまうのです。
黄昏れる人がいると少し疲れるかもしれません。
2. もう黄昏時になった
「もう黄昏時になったね・・・」夕暮れや日が落ちる時間を言いますが、夕暮れになったからと言って「黄昏時だ」とは言いません。
やはり、黄昏時になったという言葉を自然とでる時は風景を見ている時です。
赤くほんのり空が染まり日が落ちた様を眺めているとロマンチストになるものです。
季節を感じる夕暮れの空を眺めながら思わず「黄昏時になった」とポツリ呟く。
黄昏時になったから早く帰ろうというよりは、季節の移り変わりを感じているのです。
ちょっと前までは暑くて日も長かったけれど、気づけば秋の香りを感じる。