男性なら、坊主にしても恰好よかったり、女性なら、江戸時代の結髪でも綺麗だったり、Tシャツとジーンズ姿でも様になるなど、何でも似合いそうな人が基本的に多いでしょう。
上記の有名人も当てはまるのではないかと思います。
そしてこの人選には、「顔の流行」がありません。
しょうゆ顔、ソース顔、というような部類です。
時代が変わろうと、イケメンと呼べる人、美女と呼べる人、それが正当派ではないでしょうか。
本当の美男美女とは
特徴はあるけれど実は特徴がない、のがイケメン、美人の特徴と考えます。
よくカップルやファミリーが集まる場所において、絵描きを見かけます。
そこで有名人の絵を展示しているところを見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。
そこでの似顔絵はみな、その人の特徴(目立つ部分)を過剰に表現する描き方をしています。
長所・短所(人によっては感じ方が違う部分)、そこを印象づける画法を主に用いています。
だからこそ分かりやすく、見た人が「似てる!」と感じます。
ですがそれがない場合、すなわち全てにおいてバランスが非常にいい場合、良い意味で特徴がない場合や完璧な人の場合は、
「何か似ているような似ていないような」
「単なるイケメンになっているような」
といった結果になる可能性もあります。
ある画家が、「第一印象でパッと目がいった場所、気になった場所を強調して描きます。
そんな特徴がある人は描きやすいです。
逆に、『お、色男』『いい女』という感情が先に来てしまう人は描くのが難しいです」
とおっしゃっていたのですが、まさにその通りだと思います。
バランスが良すぎるが故に模写しづらいということもあります。
絵に描きづらいことが、イケメンであり美女の特徴でもあると言えます。
要するに、「絵にも描けない美しさ」、まさにその通りということです。
ブサイクな人の特徴
ここではあくまでも執拗に意識して顔面偏差値のみで解説しているので、ブサイクな人の特徴は、上記で挙げた、イケメン、美人の特徴の逆のパーツであり、バランスが悪い状態となります。
絵に描きやすいという特徴もあります。
ですがそうは言っても、正確なブサイクな人の特徴を挙げるのは難しいです。
それはやはり、執拗に意識しているにも限らず、どうしても「感情」が入ってしまうからです。
具体的に言えば、「目が気になる人」「鼻腔が気になる人」「歯並びが気になる人」「肌質が気になる人」と各自、ブサイクだと思う部分が違い、あるいは「許せる部分」「許せない部分」が心底にある場合があるからです。
そこで、「いい男じゃないけど、ブサイクでもないんじゃないの?」というような誤差が生まれることもあります。
そして加えて言うのなら、たとえブサイクという同じ結果においても、AさんとBさんが考えるブサイクの感じ方が同じとは限りませんし、それを比べることはできません。
あるいは点数を付けたところで、その数字が誰もが共通ではないので、正確さがありません。
しかし、正確ではないにしろ、パーツやバランスが基準になることは多く、それが崩れていなければブサイクとはとりあえず言われることはないと思います。
逆に、パーツやバランスが良くなければ、「イケメン、美人!」と呼ばれることはないかもしれません。
シビアな答えですが、「顔面偏差値」だけを基準にするとそういうことになります。
それを自ずとみなさんが知っているからこそ、男女問わず美容整形をする人がいるのかもしれません。
ブサイクな人には自分に原因あり!?
顔面偏差値だけでブサイク、あるいは真ん中のラインを判断するのはとても困難ということは上記で説明した通りです。