空気が読めない、自己中心的な、そんな人ではないのです。
もし男性ならば「オラオラ系」ではないですし、女性ならば、「ワガママお嬢様系」でもありません。
力強く引っ張る、はあくまでも乱暴な言動や行動じゃないです。
気持ちの問題であり、そしてその気持ちは能動的な人が持つ魅力ある気質から放たれる磁石のようなものなのです。
引き寄せられるのです。
例えば、「今、自分のいる場所は正しいのだろうか」「私は今のままでいいのだろうか」
と心がしょぼくれることは時にはあることだと思います。
そんな時、まさにタイミング良く力強く引っ張ってくれるのが能動的な人なのです。
そしておそらくそんな落ち込んだ気分の時に真っ先に連絡したくなるのも能動的な人でしょう。
あの人なら何とかしてくれると。
私を笑顔にしてくれると。
きっと変えてくれるはずだと。
能動的な人は輪の中心にいる――これは輪の中に入っていって中心に佇んでいるのではなく、
周りの人が寄ってくることにより、「輪」が出来上がっているのです。
3. 失敗しても落ち込まないので接し易い
失敗、あるいは挫折、そういった深刻さを表面にあからさまに出す人は接しづらいものでしょう。
これは人によっては、「この世の終わり」みたいになってしまう人もいるので、
そういった場合は、更に近寄るのを躊躇してしまう、声をかけるのを躊躇ってしまうと思われます。
ですが特徴の項目でもお書きした通り、失敗を恐れない、例え失敗したとしてもポジティブに考えるのが能動的な人です。
これはつき合っていく部分ではとても大切なことです。
どんな関係においても、暗くふさぎ込みがちな性格ならば対応に困ってしまいますし、気疲れしてしまいますし、そんな関係では維持が難しいでしょう。
能動的な人は激しく落ち込むことはありません。
それが「強がり」ならば、ある程度感受性が強い人、内面を読み取ることが上手い人ならば、
「やっぱり接しづらい」
と考えてしまうことでしょうが、決して強がりではなく、心の奥から偽りのない「前向きさ」を見せてくれるのです。
おそらくこういった部分は尊敬にも値する部分であり、学ばなくてはいけない部分でしょう。
つまり、接しやすいこともさることながら、一緒にいると数多くの学ぶべき要素がある、それが能動的な人なのです。
4. 良いエネルギーを分けてもらえる
先にちらりと「オーラ」の話に触れましたが、本当に能動的な人にはそれがあり、不思議な力を分けてくれるのです。
学校では教えてくれない大切なことを身をもって見せてくれるのです。
それは柔軟な考えから導かれるアイディアです。
行動することにより生まれる達成感です。
ストレスを溜めない方法です。
もし失敗したら成功するまで頑張ればいいという躍動感です。
生きる意味は楽しさの中にあるという確信です。
マニュアル発想ではない自由さです。
気持ちの切り替えの上手さです。
雑多な悩みは身体に悪いというポジティブさです。