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能動的な人の11の特徴(続き9)

これは蛇足ですが、能動的な人が苦手な人もいますし(嫌いではなく)、引っ張られない人もいるのですが、

そういった人たちも、その人(能動的な人)に「おかしみ」みたいなものを必ず感じていると言い切れます。

つまり好感は持っている、ということです。

深く関係を持つ持たないは別にして、悪い人ではないなと。

例えば帰宅途中の電車の中、「スキューバーダイビングスクール」の紹介の中吊りをたまたま一緒に見たとします。

「面白そう」
「そうだね」

とそんな何気ない会話を交わしたとします。

本当に何気ない会話です。

そして翌朝、その能動的な人が、

「スキューバーダイビングスクール、申し込んで来ちゃった!」

と言ったのならば、おかしみを感じませんか?

一緒に通おうとは思わないまでも、その呆れるほどの行動の素早さに頬が緩みませんか?

本当に能動的な人ってこういう人なんです。

やはり好みがあり、深くつき合える、つき合えない、そんな人はいると思いますが、決して敵という敵ができない、そんな性格なんです。

能動的な人になりたいなら気を付けるべきこと

「出世したい」「輝きたい」「カリスマ性が欲しい」「輪の中心にいるような存在になりたい」「ポジティブに生きたい」「ストレスを解消したい」

そして、生きているって楽しいな、と実感したい――そう思った人はきっと能動的な人に憧れを抱いたことでしょう。

学ぶではなく覚えるではなく、心に能動的な行動や考えを染み込ませることができれば、思考も変わり、

ひいては行動、一日の使い方、未来の自分が能動的に変わっていきます

そして補足ですが、頭の片隅においていてほしい部分があります。

これは心に染み込ませるのではなく、覚えておいてほしい部分です。

それは、「にわか能動的な人」「自発的と能動的の中間にいる人」、こんな人にならないために必要な、そんな部分です。

1. 偉そうな態度に見られないよう、自分を客観視する

能動的な人は自由に好き勝手にやっているわけじゃないです。

無理に誰かを誘うようなことはしませんし、自己中心的な考えに染まっているわけでもないです。

きちんと自分を客観視しています。

それも自分だけに目を向けているわけではなく、自分を含む周りの人をきちんと見ています。

リーダー気質、と何度も書きましたが、まさにこの要素です。

決して独裁的な態度、対応はしません。

2. 失敗したらしっかり反省する

失敗を恐れない、いつもポジティブ、と書いたので、もしかしたら、「決して反省しない人なのでは?」と思った人も多いと思います。

言葉は悪いですが、ちょっとお馬鹿さんなのではないかと。

いえいえ、能動的な人はちゃんと反省し、次に活かします。

細かく言えば、反省はするけれど後悔はしないのです。

次へ次へ、あるいは今度こそ成功してやる、と前向きに考えるのです。

気持ちの切り替え、それがとても巧みなのです。

3. 真剣に慎重にいろいろなことに取り組む