自らの考えで迷いなく俊敏に積極的に動き、さらに他の人にも働きかける、影響を及ぼす、これは「能動的」な人だけが持っている部分です。
少し語弊があるかもしれませんが、「自発的」は、所詮は自分のことだけを考えている性格であり、行動なのです。
自分の思ったように進む、言われる前にとりあえず動いているだけ、なのです。
もし自発的な人が対象と(意識)している人がいるのなら、直属の上司や意中にある人の特定の視線だけでしょう。
決して輪の中心にいるわけではありませんし、チームを引っ張って行くというものではないのです。
そして自発的は、人によっては、
「何であいつ、ひとりで真面目ぶってんの?」「ちょっと浮いているよね」
と思う人もいることでしょう。
が、その陰口を叩いた人さえも引き寄せ、「あいつは凄い」「あの人には適わない」と思わせる行動を取るのが「能動的」な人なのです。
目映いばかりの輝きを放つ存在であり、あんな人になりたい、と思わせることができる能動的な人。
あなたもこの記事を読めば、その能動的な人になれるのです。
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能動的な人の特徴を見てみよう
いきなり能動的な人になろうと思ってもそうはいきません。
能動的な人の特徴(考え)を理解し、ステップを一段一段上がっていくようにしなければなりません。
あくまでも性質的な部分ですので、これは学ぶ、覚えるというより、心に染み込ませるという要素が必要となります。
少なくとも、「能動的な人を演じている」だと疲れてしまいますし、思い出すように能動的な行動を取るというのもおかしな話でしょう。
ですからこれから述べる能動的な人の特徴を、学ぶ、覚えるのではなく、心に染み込ませていってください。
能動的な人は、どんな時にどんな行動を取り、どんな考えを常に持っているのかを――。
1. いろいろなことに積極的
能動的な人は、いろいろなことに積極的です。
「とりあえずやってみよう」
そういう活動的な考えのもと、すぐに行動します。
すぐに、です。
それによってもちろん知識も実力も付きます。
趣味の範囲も広がります。
ひいては、「それ、そんなに面白いの?」「私も興味があるんだけど」と人を引き寄せます。
さらに言えば、「人が嫌がるようなこと」さえも、決して無理にではなく、かつ、「誰かに誉められよう」という計算高い部分があるわけでもなく、手を付けます。
そういった部分は言うまでもなく、周りに変化をもたらします。
「あの人、凄いな」と。
それはすぐには難しくとも、やがて絶対に伝わる、と断言できる長所です。
2. 他人の目をあまり気にしない
「あまり」というか、完全な能動的人間は、他人の目を全く気にしません。
思いのまま行動します。
そのさっぱりとした部分が好感度へと繋がっているのです。
自発的な人が持っていてもおかしくない狡猾な部分がないのです。