直接的にキッカケをもたらされることがなくても、他人と自分を比較することでムカつきは起こっているんです。
確かに問題や原因は自分にあるけど、やはりそこには他人の存在があるんです。
自分で自分にムカつく
理想が高い
自分で自分にムカついている人は“理想が高い”ことが原因だったりするようですね。
理想が高いということは、自分に対する許容範囲が狭いということです。
だから、自分にムカついてしまうということですよね。
例えば日々美容に力を入れている人の場合、体重〇〇kg以下じゃないと許せない。
間食をしてしまった自分が許せない…と、どんどん自分に厳しいノルマを課し、出来ない自分にムカついてしまうのです。
他人から見れば痩せてると見える人でも、自分のノルマに囚われてしまい、病的になっていってしまう人もいるのです。
自分はダメだと思っている
また、自分に自信が持てず“自分はダメだ”と思い込んでいる人も、自分に対しムカついてしまうようです。
他人より太っている自分、他人より出来ない自分、他人より器用じゃない自分…
と、他人より劣っている点を見つけては、自分はダメだと決めつけ、ダメな自分がムカついてしまう。
また、他人より器用で可愛い人間じゃなかった自分や、不幸な自分など…生まれながらの境遇にもムカついたりしてしまうのでしょう。
他人と比べて全てパーフェクトな人間など、この世にはいないのに…自分の良さを見いだせずにいるんです。
自分に似ている人にイライラ
他人に自分の嫌な所を見出している
他人と比べて劣っている点を見つけてムカついてしまう人がいる一方で、自分の鏡のような人を見つけてムカついてしまう人もいるのです。
この場合は、その自分に似ている人にムカついているのだと思いますが、原因は自分にあるということに気付かなかったりします。
その人は何も悪くないのに、自分の嫌なところと同じ嫌なところを見つけて、その人に対してイライラしてしまうのです。
結局は自分が嫌いだということですよね。
人は誰か許せない人がいるとき、それが自分の許せない点をもっている人である場合があると言われています。
自分で自分のことは見えないけど、他人は客観的に見ることが出来ます。
それが、自分の醜い姿だったりしたら、許せずにムカついてしまうのです。
ムカついた時の対策
ムカつく事柄が起きないのが一番だけど、それでもムカついてしまったとき…
感情のままに怒りをあらわにしてしまうのは、大人げないですよね。
実際、ムカついてとっさに怒ってしまったとき、あとで冷静になると恥ずかしくなったりしませんか?
「やっちゃったな~」「あんなことで怒るなんて大人げなかったよな~」なんて、自己嫌悪に陥ったりします。
また、感情のままに怒っても、スッキリと問題解決することって少なかったりしますよね?
冷静さを無くすと、正確な判断も出来ません。
勢い余って自分では思いもよらない結果になってしまうこともあります。
ムカついてしまったときでも、冷静さを取り戻せるように…
ここからは、ムカついた時の対策についてお伝えしていきます!
1.10秒間ガマンしてみる
まず、ムカついた時の対策として有効なのが、10秒間我慢してみるということ。
とても単純なことですが、一気に怒り心頭している時は、10秒の我慢も出来ません。
たった10秒でも我慢してみると、案外冷静さを取り戻せたりもするものです。